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注意
当ブログは成人男性向けPC用ゲーム(いわゆるエロゲー)のストーリーについてを取り扱っております。
18歳未満の方の閲覧はお控えくださるようお願い致します。
記事はゲームの主要なストーリーについてを記載してありますので、重大なネタバレ要素を多量に含みます。
作品の記事について、未プレイの方及びプレイ予定の方の閲覧は自己責任でお願い致します。
特典内容やゲームについての細かい質問等があればコメントにどうぞ。
淫妖蟲 蝕 ~凌触島退魔録~ (TinkerBell)
2006/8/25
©TinkerBell/Cyberworks
キャラ設定等はHPに詳しいのでそちらで確認を。(ストーリーテキスト:1731字)
<まえがき>
バッドエンド及びノーマルエンドは省略しています。
<ストーリー>
あの秋の事件から季節は過ぎ夏。うだるような暑さながら冷房代にも事欠く退魔屋本舗黒猫支店に、本店から仕事が回されてくる。ある島で観光客が立て続けに行方知れずになっているという事件の調査解決。海水浴場と聞き狂喜乱舞するヤマトだったが、その肩に夜は肉球を乗せる。女人禁足地での仕事も同時に入ったのだと。ヤマトの顔からは全ての感情が失われていた。
深琴と武、そして水依は、観光地として浜を開放しながらどこか陰気なその島、大上島へと降り立つ。かつては生贄を捧げる因習が存在し、それを神隠しとして扱っていたことを語る島長。夜を待ち密かに島を巡り始めた深琴たちは、その居心地を悪さを現実感とする、触手体と遭遇する。その窮地に突如現れ深琴たちを救い、昼間に出会った武に島を去れという意味深な忠告を残していた、黒髪の美少女。その夜の出来事は深琴たちに、この島における妖魔の存在を確信させた。
その翌日武は山中で朽ちた神社を発見する。神域にもかかわらずそこには瘴気が満ちていた。過去に夢魔から受けた残滓が今も身体に残る武にとってそこは踏み込み難い。そしてその夜後遺症の発作を起こした武を、深琴は慰めるのだった。
そのあくる朝、武は深琴たちと共に改めて、過去の生贄の思念が渦巻く神社を訪れる。そこで密かに行われていたのは、攫った観光客の少女を苗床とした、禍々しい儀式だった。正気でない様子の島民たちと触手体を打ち倒した深琴たちだが、そんな修羅場に似つかわしくない、あどけない相貌の少年が現れる。その矮躯からは想像だにできない、強大な妖気を纏いながら。
このままでは全滅を免れないと判断した武は、捕らわれた自身と水依を結界で守りつつ、生贄の少女を担いだ深琴を神社から脱出させる。無力感に打ちひしがれる深琴は翌朝、少女が攫われた海辺や魔結界を失ったことで無人となった神社を巡るが、何も手がかりは得られない。そんな深琴の前にあの黒髪の少女が現れた。妹を思う深琴の言葉に何か感情を動かされたようにその少女、月白桜花は自身も姉が捕らえられていると語りだす。400年前、かんなぎであった母を殺しその力を奪い、自身と姉の菊花に不老不死の呪いをかけたという冥王鬼。それを語る目に静かな憎悪をたたえ、桜花は深琴に協力を願い出る。
引き潮から穴をのぞかせた、島の内部を走る地下洞穴へと踏み入る二人。その冥王鬼の巣では、武と菊花が蚕食されながらもどうにか結界を維持していた。最悪の事態は免れたことに安堵しながら、深琴と桜花は冥王鬼と対峙する。桜花の式神は深琴の雷光剣に比べ、一瞬の爆発力には劣る。道中全ての敵を桜花一人が払ってきたことで深琴は万全の状態だった。冥王鬼が繰り出す下級妖魔の大群に消耗しながら、深琴が突っ切る為の一線を切り開く桜花。そして深琴の一閃は冥王鬼の防壁を切り裂き、その肉体を両断した。
崩れ落ちる地下洞穴を後にした深琴たちだったが、地上に出た瞬間、身体を貫かれた菊花が吹き飛ばされる。振り返ったそこには、仮初めではない本性を現した冥王鬼が直立していた。怒り狂いながら執拗に深琴を狙う冥王鬼。咄嗟に武が張った結界もものの数撃で砕かれようとしていたその時、予想だにしなかった二つの影が現れる。深琴たちを背に立ちはだかり、冥王鬼を押し戻すヤマトと夜。
春秋学園での夢魔との戦いを経て、ヤマトはその身体の内に封じられた鬼の力を僅かながらに制御できるようになっていた。鬼の力を渇望し罪のない人々を喰らい続けてきた冥王鬼は、その鬼の力によって滅ぼされる。冥王鬼から解放され昇華していく光の中には、月白姉妹の母の魂もあった。その魂は最後の力を使い、不死から解放されることで時の流れに消える定めにあった娘たちを生きながらえさせる。400年前に止まった菊花と桜花の時間は、今ようやく再びその時を刻み始めた。
冥王鬼が滅んだことで、その記憶は失われていたが、操られていた島民たちも正気を取り戻し、大上島には平和が戻った。その平穏な渚で遅い休暇に浸るヤマトは今、助けた菊花から迫られている。退魔屋本舗黒猫支店の暑い夏は、そうして終わろうとしていた。
<プレイ時間>
水依水害バッドエンド(初回プレイ)51分、仲間バッドエンド30分、武妖蟲バッドエンド35分、武妖蟲バッドエンド(2)7分、武妖蟲バッドエンド(3)18分、深琴快楽バッドエンド1時間14分、深琴快楽バッドエンド(2)15分、仲間バッドエンド(2)43分、深琴水難バッドエンド1時間1分、深琴水難バッドエンド(2)21分、深琴水難バッドエンド(3)15分、深琴cyoukyouバッドエンド1時間3分、深琴cyoukyouバッドエンド(2)29分、ノーマルエンド14分
水依乳姦バッドエンド(初めから)29分、水依乳姦バッドエンド(2)5分、武堕淫バッドエンド36分、武堕淫バッドエンド(2)32分、武水難バッドエンド29分、武水難バッドエンド(2)11分、水依家畜バッドエンド19分、水依家畜バッドエンド(2)13分
桜花バッドエンド(桜花の場合から)42分、桜花・菊花バッドエンド1時間32分、ノーマルエンド(2)5分
ハッピーエンド33分。計13時間42分。
<グラフィッカー情報・敬称略>
るんるん、ネコキチ、みちさと
<あとがき・2/28>
・エロ+CG
昔の淫妖のエロというとこの辺りで転換期があったように思います。あおじるゲーでいうと、蠱惑までが暗く陰のあるぺたっとした感じの塗りで、はなまる2が現在の塗りの源流のように思います。それに伴って原画の男汁とか汗の描き方も変わりましたね。原画及び塗りといったCG方面は、昔も今もどちらも好きです。
ケツの見えるまんぐり返しとか、八の字開脚など自分の好きな構図が多いのが蝕のいいところ。この粘度の高そうなドロっとした大量すぎる汗は今見ても結構好きです。この頃からティンカーベルって、喉と背をのけぞらせた大絶頂してたんですね。大変にスケベでエロい。
・シナリオ
冥王鬼ってここだったんですね。一度しかプレイしたことがなかったこともあり、ストーリーの大筋さえ覚えがなかったので物凄く新鮮にプレイできました。個人的には蝕は、メインキャラ間での感情の揺れ幅や設定の掘り下げといったものが無印や悦に比べると薄いので、あまり印象は強くありません。ストーリーも妖魔退治一点ということもあって。新キャラの月白姉妹も、メイン3ヒロインほど好きというわけでは。普通。桜花は結構好きかも。
蝕まではとにかく水依と武が好きで好きで、深琴はキャラとしては好きでしたがエロをそれほど使わなかったので二人に比べると一段下、それ以外は特にという感じでした。
・BGM
feeling this。無印に続いてこれまた名曲。この頃のティンカーベルは曲も素晴らしかったですね。この時期はクロックアップもそうでしたが、凌辱エロゲに素晴らしい曲が多かった頃でした。
基本CG数80(内エロCG数45)、回想数84。
エロ1CG辺りの尺は4分(水依授乳・乳姦其の五CG)から38分(武→深琴レズ手コキ+フィスト・快楽其の一~五CG)。平均19分半。
永続ループBGVなし、永続ループBGエロSEなし、尻モザあり、淫語修正1文字無音修正あり。
特殊システム(立ち絵回想モード)
<淫妖蟲蝕出典の設定>
(正規ルートのみの設定。ただしルートに依らない、人物の固有・核心の設定であれば記載)
(正規ルート、バッドエンドルート両記載)
(正規ルート、バッドエンドルート両記載)
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2006/8/25
©TinkerBell/Cyberworks
キャラ設定等はHPに詳しいのでそちらで確認を。(ストーリーテキスト:1731字)
<まえがき>
バッドエンド及びノーマルエンドは省略しています。
<ストーリー>
あの秋の事件から季節は過ぎ夏。うだるような暑さながら冷房代にも事欠く退魔屋本舗黒猫支店に、本店から仕事が回されてくる。ある島で観光客が立て続けに行方知れずになっているという事件の調査解決。海水浴場と聞き狂喜乱舞するヤマトだったが、その肩に夜は肉球を乗せる。女人禁足地での仕事も同時に入ったのだと。ヤマトの顔からは全ての感情が失われていた。
深琴と武、そして水依は、観光地として浜を開放しながらどこか陰気なその島、大上島へと降り立つ。かつては生贄を捧げる因習が存在し、それを神隠しとして扱っていたことを語る島長。夜を待ち密かに島を巡り始めた深琴たちは、その居心地を悪さを現実感とする、触手体と遭遇する。その窮地に突如現れ深琴たちを救い、昼間に出会った武に島を去れという意味深な忠告を残していた、黒髪の美少女。その夜の出来事は深琴たちに、この島における妖魔の存在を確信させた。
その翌日武は山中で朽ちた神社を発見する。神域にもかかわらずそこには瘴気が満ちていた。過去に夢魔から受けた残滓が今も身体に残る武にとってそこは踏み込み難い。そしてその夜後遺症の発作を起こした武を、深琴は慰めるのだった。
そのあくる朝、武は深琴たちと共に改めて、過去の生贄の思念が渦巻く神社を訪れる。そこで密かに行われていたのは、攫った観光客の少女を苗床とした、禍々しい儀式だった。正気でない様子の島民たちと触手体を打ち倒した深琴たちだが、そんな修羅場に似つかわしくない、あどけない相貌の少年が現れる。その矮躯からは想像だにできない、強大な妖気を纏いながら。
このままでは全滅を免れないと判断した武は、捕らわれた自身と水依を結界で守りつつ、生贄の少女を担いだ深琴を神社から脱出させる。無力感に打ちひしがれる深琴は翌朝、少女が攫われた海辺や魔結界を失ったことで無人となった神社を巡るが、何も手がかりは得られない。そんな深琴の前にあの黒髪の少女が現れた。妹を思う深琴の言葉に何か感情を動かされたようにその少女、月白桜花は自身も姉が捕らえられていると語りだす。400年前、かんなぎであった母を殺しその力を奪い、自身と姉の菊花に不老不死の呪いをかけたという冥王鬼。それを語る目に静かな憎悪をたたえ、桜花は深琴に協力を願い出る。
引き潮から穴をのぞかせた、島の内部を走る地下洞穴へと踏み入る二人。その冥王鬼の巣では、武と菊花が蚕食されながらもどうにか結界を維持していた。最悪の事態は免れたことに安堵しながら、深琴と桜花は冥王鬼と対峙する。桜花の式神は深琴の雷光剣に比べ、一瞬の爆発力には劣る。道中全ての敵を桜花一人が払ってきたことで深琴は万全の状態だった。冥王鬼が繰り出す下級妖魔の大群に消耗しながら、深琴が突っ切る為の一線を切り開く桜花。そして深琴の一閃は冥王鬼の防壁を切り裂き、その肉体を両断した。
崩れ落ちる地下洞穴を後にした深琴たちだったが、地上に出た瞬間、身体を貫かれた菊花が吹き飛ばされる。振り返ったそこには、仮初めではない本性を現した冥王鬼が直立していた。怒り狂いながら執拗に深琴を狙う冥王鬼。咄嗟に武が張った結界もものの数撃で砕かれようとしていたその時、予想だにしなかった二つの影が現れる。深琴たちを背に立ちはだかり、冥王鬼を押し戻すヤマトと夜。
春秋学園での夢魔との戦いを経て、ヤマトはその身体の内に封じられた鬼の力を僅かながらに制御できるようになっていた。鬼の力を渇望し罪のない人々を喰らい続けてきた冥王鬼は、その鬼の力によって滅ぼされる。冥王鬼から解放され昇華していく光の中には、月白姉妹の母の魂もあった。その魂は最後の力を使い、不死から解放されることで時の流れに消える定めにあった娘たちを生きながらえさせる。400年前に止まった菊花と桜花の時間は、今ようやく再びその時を刻み始めた。
冥王鬼が滅んだことで、その記憶は失われていたが、操られていた島民たちも正気を取り戻し、大上島には平和が戻った。その平穏な渚で遅い休暇に浸るヤマトは今、助けた菊花から迫られている。退魔屋本舗黒猫支店の暑い夏は、そうして終わろうとしていた。
<プレイ時間>
水依水害バッドエンド(初回プレイ)51分、仲間バッドエンド30分、武妖蟲バッドエンド35分、武妖蟲バッドエンド(2)7分、武妖蟲バッドエンド(3)18分、深琴快楽バッドエンド1時間14分、深琴快楽バッドエンド(2)15分、仲間バッドエンド(2)43分、深琴水難バッドエンド1時間1分、深琴水難バッドエンド(2)21分、深琴水難バッドエンド(3)15分、深琴cyoukyouバッドエンド1時間3分、深琴cyoukyouバッドエンド(2)29分、ノーマルエンド14分
水依乳姦バッドエンド(初めから)29分、水依乳姦バッドエンド(2)5分、武堕淫バッドエンド36分、武堕淫バッドエンド(2)32分、武水難バッドエンド29分、武水難バッドエンド(2)11分、水依家畜バッドエンド19分、水依家畜バッドエンド(2)13分
桜花バッドエンド(桜花の場合から)42分、桜花・菊花バッドエンド1時間32分、ノーマルエンド(2)5分
ハッピーエンド33分。計13時間42分。
<グラフィッカー情報・敬称略>
るんるん、ネコキチ、みちさと
<あとがき・2/28>
・エロ+CG
昔の淫妖のエロというとこの辺りで転換期があったように思います。あおじるゲーでいうと、蠱惑までが暗く陰のあるぺたっとした感じの塗りで、はなまる2が現在の塗りの源流のように思います。それに伴って原画の男汁とか汗の描き方も変わりましたね。原画及び塗りといったCG方面は、昔も今もどちらも好きです。
ケツの見えるまんぐり返しとか、八の字開脚など自分の好きな構図が多いのが蝕のいいところ。この粘度の高そうなドロっとした大量すぎる汗は今見ても結構好きです。この頃からティンカーベルって、喉と背をのけぞらせた大絶頂してたんですね。大変にスケベでエロい。
・シナリオ
冥王鬼ってここだったんですね。一度しかプレイしたことがなかったこともあり、ストーリーの大筋さえ覚えがなかったので物凄く新鮮にプレイできました。個人的には蝕は、メインキャラ間での感情の揺れ幅や設定の掘り下げといったものが無印や悦に比べると薄いので、あまり印象は強くありません。ストーリーも妖魔退治一点ということもあって。新キャラの月白姉妹も、メイン3ヒロインほど好きというわけでは。普通。桜花は結構好きかも。
蝕まではとにかく水依と武が好きで好きで、深琴はキャラとしては好きでしたがエロをそれほど使わなかったので二人に比べると一段下、それ以外は特にという感じでした。
・BGM
feeling this。無印に続いてこれまた名曲。この頃のティンカーベルは曲も素晴らしかったですね。この時期はクロックアップもそうでしたが、凌辱エロゲに素晴らしい曲が多かった頃でした。
基本CG数80(内エロCG数45)、回想数84。
エロ1CG辺りの尺は4分(水依授乳・乳姦其の五CG)から38分(武→深琴レズ手コキ+フィスト・快楽其の一~五CG)。平均19分半。
永続ループBGVなし、永続ループBGエロSEなし、尻モザあり、淫語修正1文字無音修正あり。
特殊システム(立ち絵回想モード)
<淫妖蟲蝕出典の設定>
人物 |
橘木ヤマト | 半身である鬼の力、「倭」を意識的に制御し、短時間ながら使いこなせるようになった。その間の身体の支配権はヤマトにある。 |
白鳥武 | ナイトメアの凌辱を受けたことで後遺症が残り、発作という形で発情を起こしてしまう。 精神力で抗えるものではなく、夜に施された封印で発作を抑えている。妖気や瘴気にあてられると封印は弱まる。 毎晩自身を慰めていることで、その疼きを発作の為だけではない本性にもあると恥じている。それを打ち明けられず、「受け入れてくれた人」とも別れてしまった。 |
月白菊花 | 双子の姉。深琴たちと違い一卵性双生児。400年を生きる不死者で、その不死の呪いをかけた冥王鬼は母の仇。 性格は明るく快活で、深琴たちにも丁寧に礼を述べるなど礼儀正しいが、口に遠慮は含ませないタイプ。長く生きてはいるが達観している素振りはなく、非常に人間臭い。 冥王鬼を討ったヤマトに対して好意はあるようだが、この時点では明確な恋慕という描写ではない。 桜花からは深琴と同じく、一点突破タイプの能力をもつとされた。冥王鬼と本格的に戦闘を交えることがなかった為、どういった戦い方をするのか、その詳細な描写はない。ただ符術を中心とはするよう。 |
月白桜花 | 双子の妹。深琴たちと違い一卵性双生児。400年を生きる不死者で、その不死の呪いをかけた冥王鬼は母の仇。 桜花と違い物静かで、表情が動くことはほとんどない。ただ無感情なわけではなく、話すことも特に苦手というわけではない。姉のように言動において行動的ではないというだけ。 共に肩を並べて戦うことになった深琴に対して、特に友情を感じているような描写がある。猫が好き。 霊獣である白狼を下僕とした強力な式神を使う。一度の召喚ごとに眼前を切り払う性質から、大群相手の戦いを得意とする。 |
夜 | 冥王鬼に鵺であると言及された。かつては漆黒の雷獣と呼ばれ、妖魔からも畏れられた存在。 |
冥王鬼 | 蝕ボス。骨少年。本体は数百年を生きる妖魔。宿主は不明。 不老不死として力を蓄えたところを食らう意図で、月白姉妹を放逐する。その目的の延長線で今回、力ある退魔師の深琴たちを島におびき寄せた。 元は蟲屍喰(むしくい)という下級妖魔。生まれながらの鬼ではなく、人間の魂を喰らい続けることで鬼に到ろうとした。それでもその象徴たる鬼の角は、一つしか生まれていない。そもそも鬼でない妖魔が外的要因から鬼になれるものなのか、それ自体が不明。 その悪辣ぶりと人間を食らい妖力を増大させる能力を、看過できるものではなくなったと見なした鬼族によって封印される。偶然から神主の家系である島長が封印石に触れたことで復活した。 他にも月白姉妹の件や村人の一時的な若返りなど、支配した生物の成長を操作する能力がある。 制御された鬼化状態を起こせるようになったヤマトに、爪の一撃で葬り去られた。 |
術 |
火炎鳳(かえんほう) | 火の符術。風の属性である武には相性が悪いが、符があれば使えないことはない。 | 言霊印 「火神(ほのかみ)よ。この符に集いて、敵を屠れ。南陣焦土・火炎鳳」 |
偽裂光(ぎれっこう) | 目に見えない隠匿された結界や陣、妖魔の姿を暴く。 | 言霊印 「闇裂く光よ。偽りを剥ぎ、我が前に真の姿を現し給え。偽裂光」 |
緊禁縄縛(きんきんじょうばく) | 武が使った緊縛の符。個体だけでなく群の動きも止めることができる有効範囲の広さを持つ。 ただし術の範囲を広げればそれだけ緊縛の効果時間も下がる。 | |
浄結界(じょうけっかい) | 術者から妖魔の存在を弾く強力な結界。生半可な妖魔では幾ら数を頼みにしようとも突破は不可能。 | 言霊印 「我が魂は現世にあれど、我が身は神世のものなり。いかなる穢れも我に触れるべからず。浄結界」 |
縄縛結界(じょうばくけっかい) | 武が使った、結界を伴う強力な緊縛術。妖魔本体の張った魔結界の内側から発動しながらなお拘束できるほど。 | 言霊印 「天地は律に従うべし。北天・東天・南天・西天、地に交わりて陣と為せ。禁域・縄縛結界」 |
式神 | 桜花が使役する白狼。 非常に強力で下級妖魔程度であれば群一つを一瞬で鏖殺できる。その強力さを証明するように、顕現を維持できる時間は非常に短く、またその都度要求される霊力も莫大。 普段は札に収められている。 | |
走査(名称なし) | 触手群の核を掴む為に水依が使った術。妖気や力の流れを煙のように視る。 | 言霊印 「水よ風よ、奔放なる大気の流れよ、我が願いを聞き届けたまえ。我が求めに応じ、道を示したまえ。穢れの核は、何処?」 |
竜巻(名称なし) | 武が使った風の術。小さな竜巻を起こし妖魔の動きを阻害する。 | 言霊印 「風神(かざかみ)よ。この符に集いて、舞い踊れ」 |
電撃(名称なし) | 深琴の能力としての雷撃。 | 言霊印 「輝きは陽の如し。光成れ」 |
反転呪(はんてんじゅ) | 武が水依に渡した霊符。呪詛返しの札で、妖気から身を守ることができる。一切の術を受け付けない代償としてその間、術者自身も術は使えない。 正転呪という言霊で解除される。 | |
妖記封印(ようきふういん) | 対象の記憶を霊符に移す封印術。妖魔の生贄となった少女に深琴が用いた。 | 言霊印 「現世の夢は、封じの内に。妖の気は、封じの内に。あなたの記憶はこの符の中に。妖記封印」 |
用語 |
核(さね) | 上級妖魔の手足となる下級妖魔・触手体において、本体と繋がり群の文字通り核となる個体の呼称。 核がいる限り、触手体は本体から妖力の供給を受け続ける。その個体を滅ぼせば群としての統合は失われる。 |
蟲憑(むしつき) | 妖魔と交わり、精気を集める傀儡となった人間の呼称。かつての武。 強烈な後遺症を残すことがほとんどで、多くの場合、ふとしたきっかけから理性を完全に喪失するほどの色狂い症状を引き起こす。その性衝動は蟲憑の呪いと呼ばれる。 封印といった対処療法はあっても、完全に克服する術は現状見つかっていない。 |
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