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注意
当ブログは成人男性向けPC用ゲーム(いわゆるエロゲー)のストーリーについてを取り扱っております。
18歳未満の方の閲覧はお控えくださるようお願い致します。
記事はゲームの主要なストーリーについてを記載してありますので、重大なネタバレ要素を多量に含みます。
作品の記事について、未プレイの方及びプレイ予定の方の閲覧は自己責任でお願い致します。
特典内容やゲームについての細かい質問等があればコメントにどうぞ。
姉ちゃんのススメ ~お姉ちゃんのイタズラ性生活~ (アトリエかぐや BARE&BUNNY)
2019/2/28
©アトリエかぐや BARE&BUNNY
キャラ設定等はHPに詳しいのでそちらで確認を。(ストーリーテキスト:6047字)
<ストーリー>
クラスメイトとの賭けに負け、罰ゲームとして学園でも一二を争う人気の松永時雨に告白することになった夏野晋次。相手にされることはないだろうと気楽に構えていた晋次だったが、その結果は思っていたものとは少し違った。付き合うことはできないが友人からであればと答えた時雨。それは社交辞令ではなかったらしく、以来彼女は何かと晋次に親しく接するようになる。だがそれを面白く思わない人間がいた。晋次の姉で弟に悪い虫がつくことを許さない藍衣と、隣に住む姉弟の幼馴染で大学生の神谷青葉がそうだった。
弟離れどころかブラコンがいきすぎ夜な夜な童貞確認をしていたような藍衣も、近所のガキ大将がそのまま大人になったような今どきのギャルである青葉も、新たに現れた女を警戒し、晋次を男らしく鍛える為だとして迫り始める。そして家では藍衣に加え継母の詩子から温かいながらも過大な関心と愛情を向けられていた。
そんな風に一つのきっかけを始まりにして晋次の日常は、にわかに女っ気を増し始めたのだった。
<時雨HAPPYEND?>
時雨と友人として接するようになってから、晋次はたびたび質問をされるようになる。それは晋次の身体のサイズだとか、アニメに興味はないかだとか、女性の色気にかんしてだとか、とりとめがなく真意を測りかねるものばかりだった。そんな付き合いの中で晋次は唐突に、セックスをしてほしいと時雨から頼まれる。聞けば、色気を出す為に調べた結果、それが必要だと確信したのだという。そして実は入学の時に見た晋次に一目惚れをしていたとも。そのことを打ち明けるどころか話しかける勇気さえなく、とある出来事に打ち込み始めてからは、その距離は離れていくばかり。だが晋次が告白してきてくれたこの状況に、もう堪えがきかないという。心ならずもしてしまった告白だったがその間の付き合い、そして時雨の話を聞いた今、晋次はいつの間にか彼女に惹かれていた自分に気づかされる。
二人は恋人となり、そんな中で迎えた夏休み、晋次は時雨からあるイベントに誘われる。その同人イベントこそ、時雨が晋次の告白を断った理由だった。時雨は多くのファンを抱える高名なコスプレイヤーで、色恋沙汰を表立たせるのは都合が悪い。恋人との時間を減らさない為の方便として、晋次は相方のコスプレイヤーに仕立て上げられてしまうのだった。
そうして秘密を共有する恋人を得た時雨は、コスプレセックスに熱を上げていくようになっていく。それと同時にネットを騒がせるようになっていた露出狂のコスプレ痴女の噂が、どれも近場の話だったこともあって、晋次に嫌な予感を抱かせる。それはやはり時雨当人で、恋人関係を公にできないフラストレーションから露出行為に走ってしまったのだという。
一歩間違えれば他の男の手垢がついていたかもしれない、むしろそう望んでいたような節さえある告白をされ、躾と称して激しく責め立てた晋次だったが、時雨の性癖は悪くなる一方だった。今もイベントでねっとりとした雄の視線に身体を晒し発情した時雨の相手を会場のトイレでしており、健全な恋人関係には戻りようもない。だが今やそれなりにこの関係を楽しんでいる自分がいる、そんな気が晋次にはするのだった。
<詩子END>
父の再婚相手として数年前に家に入って以来、今も藍衣とはぎくしゃくし続けている詩子。その原因である晋次だが、だからこそ詩子とは母と息子の良い関係であろうとした。だがそのおっとりとした振る舞いは余りに無防備に過ぎる。意識せずに醸し出される人妻の色気にあてられてたじろいでしまうこともしばしばだった。彼女が求める親子のスキンシップが過剰になりがちなのも、藍衣の件に加えて、父の海外赴任が長引き帰国の便りが一向にない寂しさもあるのだろう。
そんなある日の深夜、父との電話に暗く沈む詩子を見かけた晋次はその翌日、彼女が自身の部屋で自慰に耽る光景を目にする。そしてその熱に浮かされたままの半ば正体を失った詩子に押し倒され、晋次はついに義母と身体の繋がりを持ってしまう。だが目を覚ました彼女はそのことを事実とは覚えていない様子で夢のように思っているようだった。(※1)
それ以来、以前にも増して艶のある、加えて意味ありげな眼差しを晋次に向けるようになった詩子。そしてそんな風に見つめられ、初体験以来詩子以外には反応しなくなってしまった下半身を持て余す晋次は居ても立っても居られず、あの夜からあった事実の全てを打ち明けてしまう。それを知った詩子は、晋次の身体が元に戻るまでの償いを、だがどこか嬉しげに申し出る。
それからというもの、晋次が性欲を持て余しどうしようもなくなった時は唯一の相手として、詩子がその解消を買って出るようになった。以来自身をママと呼ばせ一層甘えさせるようになった、詩子のその表情には慈愛と情欲の色がこれまで以上に満ちて、その母性に包まれていると晋次もまた言い尽くしようのない幸福と股間の疼きに満たされる。性向が以前に戻る兆しはなく、むしろマザコンをこじらせていく一方に感じていたが、それこそが今や母も息子のいずれも望む親子関係の形であって、晋次にはもう焦りも不安もない。
<詩子妊娠END>
(※1)
詩子に嘘をつき続けることは、晋次にはできなかった。少なくとも息子としては母親に誠実であろうと全てを打ち明けた晋次。だがそれを知った詩子は突如服を脱ぎ捨て蕩けた顔を晋次に向ける。脳裏に見た願望を良き母親でありたいという仮面で抑えつけていた詩子。だがそれが夢でなく現実の出来事と知って、女の顔が剥き出しとなった瞬間だった。満たされない思いはすでに限界で、このままでは望まない不倫に走ってしまうという脅しを含んだ言葉を前にしては、伸し掛かる身体をどうしても振り払えない。
以来詩子は息子とのセックスを貪欲に求めるようになった。避妊もなしに繰り返される行為に焦燥を募らせる晋次は、父を帰国させることを決意する。三日間だけとはいえどうにか父を連れ帰りその間に目にした、失われていなかった家族の絆に安堵する晋次。だが父の出発した直後、詩子は思いがけない言葉を投げかけてきた。それは団らんの中にも晋次がしこりのように胸の内に感じていたものと同じ問いかけだった。
引くか進むか一度きりの選択を示され、その夜彼女の部屋を訪ねてしまう晋次。過ちが起きても今なら説明はつくという言葉に晋次は激しく嫉妬すると同時に、自分が本当に求めているものを知ってしまう。夫のことも愛してはいても、心だけでなく身も本当に望んでいる相手は息子だけ。その言葉に男性器をいきり立たせた晋次は、自分こそが詩子のつがいだと主張するように、父の精液を掻き出しながら一晩中、母と激しく交尾し続ける。
詩子の妊娠が明らかになったのはその数週間後だった。藍衣など周囲はその報せに喜びを見せているが、それに合わせながらも晋次は詩子を孕ませたのはどちらなのかという不安に気を揉んでいた。その答えは数カ月後、腹が目立ち始めた詩子と出かけた温泉旅行で知ることになる。父との行為にはアフターピルを用いたという罪深い告白に、衝撃を受けながらも激しく勃起する晋次。家を離れたそこにはひとつがいの雄と雌しかいない。
息子と母で、男と女で、夫と妻で。二人の秘められた関係はこれからも密やかに続いていくのだろう。
<青葉END>
腐れ縁のガキ大将そのままに成長した、だが見てくれはその振る舞いと真逆に育ったものだからタチが悪い。その意地の悪さは頭が上がらない存在である藍衣に抑えつけられていたが、時雨が加わったことによって深刻さを増していた。異性に言い寄られる晋次がそれほどに目障りなのか、性的なちょっかいをかけてくるようになった青葉。ギャルゆえかの気まぐれに映る行動とはいえ、藍衣とはまた違ったもう一人の姉のように思ってきた青葉の変貌に、晋次は戸惑うばかりだった。
だがその理由がやっかみだけではないように、その節々に見える素振りから、晋次は思えてきた。何より長く付き合ってきて、青葉がそう悪い人間だとは晋次も思っていない。
そんな中、晋次はふとしたきっかけから、青葉の同級生のギャル仲間たちに気に入られ目をつけられる。執念深く童貞を狙うギャル仲間たちから晋次を庇い、ある時は連れ立って逃げ回る青葉。そうした中で二人がただならぬ仲であることを見せつけたというのに、ギャルたちの晋次に対する終着は増すばかりだった。これはもう恋人であることを知らしめるしかない。そう言って青葉は、女の目を欺くほど真に迫る為にはセックスが必要だと結論づける。その一度きりの純潔を自分の都合だけで失わせていいのかと葛藤しながらも、青葉の熱意に押された晋次は頷いてしまった。(※2)
それでも諦め切れないギャル仲間たちに駄目押しとして、何故か乗り気な彼女の両親、神谷夫妻をも巻き込んで偽の婚約式を見せつける青葉。一方でどこまでいっても二人の間にあくまで一時的な関係という前置きが横たわることに、晋次はどこか満たされない思いを感じるようになっていた。だが結婚まではと尚も食らいつくギャル仲間たちを前にして、少なくともこれからも青葉と恋人らしく一緒にいられることには、安堵している晋次がいた。
それから幾らか時が流れ、二人は今日結婚の日を迎える。ギャル仲間たちへの最後の手段としての、入籍と役所への届け出のはずだったがどう手を回されたのか、その狂言がいつの間にか現実のものとして話が進んでいた。だがこうなったことに驚きこそあれ厭う気持ちはない。こうして純白のドレスに身を包んだ青葉の隣に立った今、それが自身の望みだったことがよくわかる。戸惑いが先行した胸の内にまだしっかりとした整理はついていないが、今ここに到って初めて青葉から聞かされた、好きだというその想いを表した言葉に、自分が彼女に昔から抱いてきたその感情もまた馴染んでいくような、そんな気がした。
<青葉妊娠END>
(※2)
童貞と処女を交わらせても仮初めの関係。そのことに晋次はどこか満たされないものを感じていた。そんな中である日、青葉の母から勧められその部屋に入った晋次はそこで、そこかしこに隠された自身のブロマイドを目にする。明らかに隠し撮りされたそれらに幾らか引いてしまう晋次だったが、その当事者の青葉への拒否感が湧いてくることはなかった。どうしても素直になることができず秘め続けるしかなかった恋を明らかにされすっかり縮こまった青葉を前にして晋次は、その思いを写真などではなく自分自身に向けてほしいと告げる。そうして二人は恋人となった。
念願叶った青葉だったが、その行動は急だった。恋人の時間に浸るというよりは一日でも早く確固とした絆が欲しいようで、以来晋次は立て続けにセックスをせがまれる。そして青葉の両親の公認と後援の元、温泉旅行へと送り出される二人。学生の身には早すぎると理性ではわかりながらも青葉の熱意に押し切られてしまった晋次はその結果、見事に命中させてしまった。
妊活旅行の本分を全うしてから数ヶ月。今や神谷家の支援の元、青葉と入籍した晋次は彼女と同じ大学生になっていた。身重の身体ながら安定期に入ったことで夫婦の営みを再開し、育児が落ち着いた後に再び温泉などで取る予定の夫婦の時間に早くも思いを寄せる青葉。あるいは早くも二人目を仕込んで貰おうという腹づもりか、そんな彼女を微笑ましく思うと同時に、自身の身体が付き合えるか不安を覚える晋次なのだった。
<藍衣END>
異性に言い寄られても意志を通せる強い男になる為の特訓だとして、女の肌に慣れさせようとする藍衣。それは自宅であったり、晋次の学園であったり、藍衣が祖母から受け継ぎ繁盛させている喫茶店ナツノにおいても。場所を問わずに特訓は行われ、またこれまでも本人の同意もなしに童貞を管理していた藍衣だったが流石に道徳観に障るのだろう、本番行為に及ぶことだけは自制していた。
そうした中でも本来の仲を保って、ナツノではオーナーとアルバイトとして、家では姉と弟であり続けた藍衣と晋次。だがそんな関係にも抑えがたい衝動が増す中で綻びが現れる。ある日店にまで押しかけてきた病み気味の女子大生を前にして、彼女を諦めさせる演技として熱烈な恋人的キスをした二人だったが、そのことが藍衣を追い込んでしまった。最後の一線は越えないという約束も今や歯止めの役割を果たすには力不足となり、熱病に浮かされたように晋次の部屋に入り込んできた藍衣。そうして二人は姉弟での近親相姦に至ってしまう。(※3)
やはり姉と弟が結ばれることは許されない。晋次はそう結論に達する。そうして姉弟の関係に戻った藍衣と晋次。そんな矢先、常連客の実業家から海水浴場での大きなイベントに出店しないかと持ちかけられる。だが出店に出す新しいコーヒーのレシピでどうしても納得のいくものができない。考えあぐねた結果、藍衣はそういった猫がいるように、自らの体内でコーヒー豆を熟成させることを考えつく。その上で胎内に晋次の精液を注ぐことも必要だと。常識的に考えればありえない話だがそれだけ藍衣は追い込まれ、またこの数日で姉の肌を忘れられずにいた晋次も真っ当な意志を揺らがせるようになっていた。
そんな二人の手で作られたコーヒーは滋養と美容に効果を感じるなどと評判になりイベントも大成功に終わったことで、店の新たなメニューの一つとなった。明確に意図してのことではないが、結果としてそれは二人が姉弟で性行為を続ける口実となっている。そうして今日も閉店後の店内で仕事という名のセックスに励む姉弟なのだった。
<藍衣妊娠END>
(※3)
姉と関係したことで晋次は改めて自身に問いかける。そうやって出た答えは思い悩んだ時間とは逆に明快で確かなものだった。その想いを伝え、二人は恋人となる。
心の澱を取り除き新たな関係を築いたことで前にも増してその仲を深めた二人。だが藍衣が顔を曇らせる場面も時折あった。展示されたウェディングドレスを見つめるその意味は明白で、そしてそれが叶うことはない。それでも藍衣は二人の間に確かな愛の証が欲しいと願う。その思いを託された晋次は青葉たちとの会話を通して、自身も藍衣と同じ気持ちであることに気づかされた。そうして藍衣と晋次は子供を作る為に姉の卵子に弟の精子を掛け合わせる。
それから程なくして藍衣は妊娠した。もちろんその選択はあらゆる覚悟をしてのものだったが、少なくとも事実を打ち明けた詩子と神谷家の人々には拍子抜けするほど肯定的に受け入れられた。
藍衣が目当ての客も多かったナツノだが、身重になった彼女に代わってマスターの代理を務めるようになった晋次も少しずつ受け入れられていた。そして家に帰れば新妻のように温かく迎えてくれる藍衣がいる。姉弟で望んだ幸福も未来も、確かな形としてそこにあった。
<プレイ時間>
時雨HAPPYEND?(初回ルート)5時間19分、詩子END3時間57分、詩子妊娠END1時間50分、青葉END5時間51分、青葉妊娠END3時間36分、藍衣END5時間35分、藍衣妊娠END3時間12分、ハーレムエンド2時間44分。計32時間4分。
<グラフィッカー情報・敬称略>
猫森にゃんた、ステルスモアイ、エチゴヤ、風雅、スダヲカユ、横山浩
<あとがき・2019/5/12>
前作ラブホリックの舞凍に続けてママ枠あり。ただ、完全にサブキャラだった舞凍よりは倍以上のボリュームがあるとはいえ、それでもハーレムエンドに入らないことから準ヒロインという扱い。チョコチップ氏の描くママって凄いいいんですけど、ベアアンドバニーのブランドカラーは姉なのでメインには中々上がってこないですね。ママゲーを一度でいいから作ってほしい。
ただ今回はギャルキャラの青葉と、いかにもな若奥様な感じのママキャラの詩子が、これまでのベアアンドバニーにはなかったキャラデザインで、そこがよかったですね。
基本CG数80(内胸露出以上のエロCG数76)…エロ割合95%、回想数57。
永続ループBGVフェラのみあり(台詞ボイス永続ループ機能あり)、永続ループBGエロSEあり、エロイベント連戦時付着精液残留あり、尻モザなし、淫語P音修正あり、立ち絵鑑賞モードなし。
2019/2/28
©アトリエかぐや BARE&BUNNY
キャラ設定等はHPに詳しいのでそちらで確認を。(ストーリーテキスト:6047字)
<ストーリー>
クラスメイトとの賭けに負け、罰ゲームとして学園でも一二を争う人気の松永時雨に告白することになった夏野晋次。相手にされることはないだろうと気楽に構えていた晋次だったが、その結果は思っていたものとは少し違った。付き合うことはできないが友人からであればと答えた時雨。それは社交辞令ではなかったらしく、以来彼女は何かと晋次に親しく接するようになる。だがそれを面白く思わない人間がいた。晋次の姉で弟に悪い虫がつくことを許さない藍衣と、隣に住む姉弟の幼馴染で大学生の神谷青葉がそうだった。
弟離れどころかブラコンがいきすぎ夜な夜な童貞確認をしていたような藍衣も、近所のガキ大将がそのまま大人になったような今どきのギャルである青葉も、新たに現れた女を警戒し、晋次を男らしく鍛える為だとして迫り始める。そして家では藍衣に加え継母の詩子から温かいながらも過大な関心と愛情を向けられていた。
そんな風に一つのきっかけを始まりにして晋次の日常は、にわかに女っ気を増し始めたのだった。
<時雨HAPPYEND?>
時雨と友人として接するようになってから、晋次はたびたび質問をされるようになる。それは晋次の身体のサイズだとか、アニメに興味はないかだとか、女性の色気にかんしてだとか、とりとめがなく真意を測りかねるものばかりだった。そんな付き合いの中で晋次は唐突に、セックスをしてほしいと時雨から頼まれる。聞けば、色気を出す為に調べた結果、それが必要だと確信したのだという。そして実は入学の時に見た晋次に一目惚れをしていたとも。そのことを打ち明けるどころか話しかける勇気さえなく、とある出来事に打ち込み始めてからは、その距離は離れていくばかり。だが晋次が告白してきてくれたこの状況に、もう堪えがきかないという。心ならずもしてしまった告白だったがその間の付き合い、そして時雨の話を聞いた今、晋次はいつの間にか彼女に惹かれていた自分に気づかされる。
二人は恋人となり、そんな中で迎えた夏休み、晋次は時雨からあるイベントに誘われる。その同人イベントこそ、時雨が晋次の告白を断った理由だった。時雨は多くのファンを抱える高名なコスプレイヤーで、色恋沙汰を表立たせるのは都合が悪い。恋人との時間を減らさない為の方便として、晋次は相方のコスプレイヤーに仕立て上げられてしまうのだった。
そうして秘密を共有する恋人を得た時雨は、コスプレセックスに熱を上げていくようになっていく。それと同時にネットを騒がせるようになっていた露出狂のコスプレ痴女の噂が、どれも近場の話だったこともあって、晋次に嫌な予感を抱かせる。それはやはり時雨当人で、恋人関係を公にできないフラストレーションから露出行為に走ってしまったのだという。
一歩間違えれば他の男の手垢がついていたかもしれない、むしろそう望んでいたような節さえある告白をされ、躾と称して激しく責め立てた晋次だったが、時雨の性癖は悪くなる一方だった。今もイベントでねっとりとした雄の視線に身体を晒し発情した時雨の相手を会場のトイレでしており、健全な恋人関係には戻りようもない。だが今やそれなりにこの関係を楽しんでいる自分がいる、そんな気が晋次にはするのだった。
<詩子END>
父の再婚相手として数年前に家に入って以来、今も藍衣とはぎくしゃくし続けている詩子。その原因である晋次だが、だからこそ詩子とは母と息子の良い関係であろうとした。だがそのおっとりとした振る舞いは余りに無防備に過ぎる。意識せずに醸し出される人妻の色気にあてられてたじろいでしまうこともしばしばだった。彼女が求める親子のスキンシップが過剰になりがちなのも、藍衣の件に加えて、父の海外赴任が長引き帰国の便りが一向にない寂しさもあるのだろう。
そんなある日の深夜、父との電話に暗く沈む詩子を見かけた晋次はその翌日、彼女が自身の部屋で自慰に耽る光景を目にする。そしてその熱に浮かされたままの半ば正体を失った詩子に押し倒され、晋次はついに義母と身体の繋がりを持ってしまう。だが目を覚ました彼女はそのことを事実とは覚えていない様子で夢のように思っているようだった。(※1)
それ以来、以前にも増して艶のある、加えて意味ありげな眼差しを晋次に向けるようになった詩子。そしてそんな風に見つめられ、初体験以来詩子以外には反応しなくなってしまった下半身を持て余す晋次は居ても立っても居られず、あの夜からあった事実の全てを打ち明けてしまう。それを知った詩子は、晋次の身体が元に戻るまでの償いを、だがどこか嬉しげに申し出る。
それからというもの、晋次が性欲を持て余しどうしようもなくなった時は唯一の相手として、詩子がその解消を買って出るようになった。以来自身をママと呼ばせ一層甘えさせるようになった、詩子のその表情には慈愛と情欲の色がこれまで以上に満ちて、その母性に包まれていると晋次もまた言い尽くしようのない幸福と股間の疼きに満たされる。性向が以前に戻る兆しはなく、むしろマザコンをこじらせていく一方に感じていたが、それこそが今や母も息子のいずれも望む親子関係の形であって、晋次にはもう焦りも不安もない。
<詩子妊娠END>
(※1)
詩子に嘘をつき続けることは、晋次にはできなかった。少なくとも息子としては母親に誠実であろうと全てを打ち明けた晋次。だがそれを知った詩子は突如服を脱ぎ捨て蕩けた顔を晋次に向ける。脳裏に見た願望を良き母親でありたいという仮面で抑えつけていた詩子。だがそれが夢でなく現実の出来事と知って、女の顔が剥き出しとなった瞬間だった。満たされない思いはすでに限界で、このままでは望まない不倫に走ってしまうという脅しを含んだ言葉を前にしては、伸し掛かる身体をどうしても振り払えない。
以来詩子は息子とのセックスを貪欲に求めるようになった。避妊もなしに繰り返される行為に焦燥を募らせる晋次は、父を帰国させることを決意する。三日間だけとはいえどうにか父を連れ帰りその間に目にした、失われていなかった家族の絆に安堵する晋次。だが父の出発した直後、詩子は思いがけない言葉を投げかけてきた。それは団らんの中にも晋次がしこりのように胸の内に感じていたものと同じ問いかけだった。
引くか進むか一度きりの選択を示され、その夜彼女の部屋を訪ねてしまう晋次。過ちが起きても今なら説明はつくという言葉に晋次は激しく嫉妬すると同時に、自分が本当に求めているものを知ってしまう。夫のことも愛してはいても、心だけでなく身も本当に望んでいる相手は息子だけ。その言葉に男性器をいきり立たせた晋次は、自分こそが詩子のつがいだと主張するように、父の精液を掻き出しながら一晩中、母と激しく交尾し続ける。
詩子の妊娠が明らかになったのはその数週間後だった。藍衣など周囲はその報せに喜びを見せているが、それに合わせながらも晋次は詩子を孕ませたのはどちらなのかという不安に気を揉んでいた。その答えは数カ月後、腹が目立ち始めた詩子と出かけた温泉旅行で知ることになる。父との行為にはアフターピルを用いたという罪深い告白に、衝撃を受けながらも激しく勃起する晋次。家を離れたそこにはひとつがいの雄と雌しかいない。
息子と母で、男と女で、夫と妻で。二人の秘められた関係はこれからも密やかに続いていくのだろう。
<青葉END>
腐れ縁のガキ大将そのままに成長した、だが見てくれはその振る舞いと真逆に育ったものだからタチが悪い。その意地の悪さは頭が上がらない存在である藍衣に抑えつけられていたが、時雨が加わったことによって深刻さを増していた。異性に言い寄られる晋次がそれほどに目障りなのか、性的なちょっかいをかけてくるようになった青葉。ギャルゆえかの気まぐれに映る行動とはいえ、藍衣とはまた違ったもう一人の姉のように思ってきた青葉の変貌に、晋次は戸惑うばかりだった。
だがその理由がやっかみだけではないように、その節々に見える素振りから、晋次は思えてきた。何より長く付き合ってきて、青葉がそう悪い人間だとは晋次も思っていない。
そんな中、晋次はふとしたきっかけから、青葉の同級生のギャル仲間たちに気に入られ目をつけられる。執念深く童貞を狙うギャル仲間たちから晋次を庇い、ある時は連れ立って逃げ回る青葉。そうした中で二人がただならぬ仲であることを見せつけたというのに、ギャルたちの晋次に対する終着は増すばかりだった。これはもう恋人であることを知らしめるしかない。そう言って青葉は、女の目を欺くほど真に迫る為にはセックスが必要だと結論づける。その一度きりの純潔を自分の都合だけで失わせていいのかと葛藤しながらも、青葉の熱意に押された晋次は頷いてしまった。(※2)
それでも諦め切れないギャル仲間たちに駄目押しとして、何故か乗り気な彼女の両親、神谷夫妻をも巻き込んで偽の婚約式を見せつける青葉。一方でどこまでいっても二人の間にあくまで一時的な関係という前置きが横たわることに、晋次はどこか満たされない思いを感じるようになっていた。だが結婚まではと尚も食らいつくギャル仲間たちを前にして、少なくともこれからも青葉と恋人らしく一緒にいられることには、安堵している晋次がいた。
それから幾らか時が流れ、二人は今日結婚の日を迎える。ギャル仲間たちへの最後の手段としての、入籍と役所への届け出のはずだったがどう手を回されたのか、その狂言がいつの間にか現実のものとして話が進んでいた。だがこうなったことに驚きこそあれ厭う気持ちはない。こうして純白のドレスに身を包んだ青葉の隣に立った今、それが自身の望みだったことがよくわかる。戸惑いが先行した胸の内にまだしっかりとした整理はついていないが、今ここに到って初めて青葉から聞かされた、好きだというその想いを表した言葉に、自分が彼女に昔から抱いてきたその感情もまた馴染んでいくような、そんな気がした。
<青葉妊娠END>
(※2)
童貞と処女を交わらせても仮初めの関係。そのことに晋次はどこか満たされないものを感じていた。そんな中である日、青葉の母から勧められその部屋に入った晋次はそこで、そこかしこに隠された自身のブロマイドを目にする。明らかに隠し撮りされたそれらに幾らか引いてしまう晋次だったが、その当事者の青葉への拒否感が湧いてくることはなかった。どうしても素直になることができず秘め続けるしかなかった恋を明らかにされすっかり縮こまった青葉を前にして晋次は、その思いを写真などではなく自分自身に向けてほしいと告げる。そうして二人は恋人となった。
念願叶った青葉だったが、その行動は急だった。恋人の時間に浸るというよりは一日でも早く確固とした絆が欲しいようで、以来晋次は立て続けにセックスをせがまれる。そして青葉の両親の公認と後援の元、温泉旅行へと送り出される二人。学生の身には早すぎると理性ではわかりながらも青葉の熱意に押し切られてしまった晋次はその結果、見事に命中させてしまった。
妊活旅行の本分を全うしてから数ヶ月。今や神谷家の支援の元、青葉と入籍した晋次は彼女と同じ大学生になっていた。身重の身体ながら安定期に入ったことで夫婦の営みを再開し、育児が落ち着いた後に再び温泉などで取る予定の夫婦の時間に早くも思いを寄せる青葉。あるいは早くも二人目を仕込んで貰おうという腹づもりか、そんな彼女を微笑ましく思うと同時に、自身の身体が付き合えるか不安を覚える晋次なのだった。
<藍衣END>
異性に言い寄られても意志を通せる強い男になる為の特訓だとして、女の肌に慣れさせようとする藍衣。それは自宅であったり、晋次の学園であったり、藍衣が祖母から受け継ぎ繁盛させている喫茶店ナツノにおいても。場所を問わずに特訓は行われ、またこれまでも本人の同意もなしに童貞を管理していた藍衣だったが流石に道徳観に障るのだろう、本番行為に及ぶことだけは自制していた。
そうした中でも本来の仲を保って、ナツノではオーナーとアルバイトとして、家では姉と弟であり続けた藍衣と晋次。だがそんな関係にも抑えがたい衝動が増す中で綻びが現れる。ある日店にまで押しかけてきた病み気味の女子大生を前にして、彼女を諦めさせる演技として熱烈な恋人的キスをした二人だったが、そのことが藍衣を追い込んでしまった。最後の一線は越えないという約束も今や歯止めの役割を果たすには力不足となり、熱病に浮かされたように晋次の部屋に入り込んできた藍衣。そうして二人は姉弟での近親相姦に至ってしまう。(※3)
やはり姉と弟が結ばれることは許されない。晋次はそう結論に達する。そうして姉弟の関係に戻った藍衣と晋次。そんな矢先、常連客の実業家から海水浴場での大きなイベントに出店しないかと持ちかけられる。だが出店に出す新しいコーヒーのレシピでどうしても納得のいくものができない。考えあぐねた結果、藍衣はそういった猫がいるように、自らの体内でコーヒー豆を熟成させることを考えつく。その上で胎内に晋次の精液を注ぐことも必要だと。常識的に考えればありえない話だがそれだけ藍衣は追い込まれ、またこの数日で姉の肌を忘れられずにいた晋次も真っ当な意志を揺らがせるようになっていた。
そんな二人の手で作られたコーヒーは滋養と美容に効果を感じるなどと評判になりイベントも大成功に終わったことで、店の新たなメニューの一つとなった。明確に意図してのことではないが、結果としてそれは二人が姉弟で性行為を続ける口実となっている。そうして今日も閉店後の店内で仕事という名のセックスに励む姉弟なのだった。
<藍衣妊娠END>
(※3)
姉と関係したことで晋次は改めて自身に問いかける。そうやって出た答えは思い悩んだ時間とは逆に明快で確かなものだった。その想いを伝え、二人は恋人となる。
心の澱を取り除き新たな関係を築いたことで前にも増してその仲を深めた二人。だが藍衣が顔を曇らせる場面も時折あった。展示されたウェディングドレスを見つめるその意味は明白で、そしてそれが叶うことはない。それでも藍衣は二人の間に確かな愛の証が欲しいと願う。その思いを託された晋次は青葉たちとの会話を通して、自身も藍衣と同じ気持ちであることに気づかされた。そうして藍衣と晋次は子供を作る為に姉の卵子に弟の精子を掛け合わせる。
それから程なくして藍衣は妊娠した。もちろんその選択はあらゆる覚悟をしてのものだったが、少なくとも事実を打ち明けた詩子と神谷家の人々には拍子抜けするほど肯定的に受け入れられた。
藍衣が目当ての客も多かったナツノだが、身重になった彼女に代わってマスターの代理を務めるようになった晋次も少しずつ受け入れられていた。そして家に帰れば新妻のように温かく迎えてくれる藍衣がいる。姉弟で望んだ幸福も未来も、確かな形としてそこにあった。
<プレイ時間>
時雨HAPPYEND?(初回ルート)5時間19分、詩子END3時間57分、詩子妊娠END1時間50分、青葉END5時間51分、青葉妊娠END3時間36分、藍衣END5時間35分、藍衣妊娠END3時間12分、ハーレムエンド2時間44分。計32時間4分。
<グラフィッカー情報・敬称略>
猫森にゃんた、ステルスモアイ、エチゴヤ、風雅、スダヲカユ、横山浩
<あとがき・2019/5/12>
前作ラブホリックの舞凍に続けてママ枠あり。ただ、完全にサブキャラだった舞凍よりは倍以上のボリュームがあるとはいえ、それでもハーレムエンドに入らないことから準ヒロインという扱い。チョコチップ氏の描くママって凄いいいんですけど、ベアアンドバニーのブランドカラーは姉なのでメインには中々上がってこないですね。ママゲーを一度でいいから作ってほしい。
ただ今回はギャルキャラの青葉と、いかにもな若奥様な感じのママキャラの詩子が、これまでのベアアンドバニーにはなかったキャラデザインで、そこがよかったですね。
基本CG数80(内胸露出以上のエロCG数76)…エロ割合95%、回想数57。
永続ループBGVフェラのみあり(台詞ボイス永続ループ機能あり)、永続ループBGエロSEあり、エロイベント連戦時付着精液残留あり、尻モザなし、淫語P音修正あり、立ち絵鑑賞モードなし。
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