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注意
当ブログは成人男性向けPC用ゲーム(いわゆるエロゲー)のストーリーについてを取り扱っております。
18歳未満の方の閲覧はお控えくださるようお願い致します。
記事はゲームの主要なストーリーについてを記載してありますので、重大なネタバレ要素を多量に含みます。
作品の記事について、未プレイの方及びプレイ予定の方の閲覧は自己責任でお願い致します。
特典内容やゲームについての細かい質問等があればコメントにどうぞ。
美少女万華鏡-呪われし伝説の少女- (ωstar)
2011/12/29
©ωstar
キャラ設定等はHPに詳しいのでそちらで確認を。(テキスト:1886字)
<序章>
駆け出しのホラー文学作家の深見夏彦は、怪奇が起こるという「人形の間」で有名な信州の温泉宿を訪れていた。なんとか予約が取れた深見は件の部屋に滞在するが、そこで蓮華と名乗る人形めいた雰囲気の美少女と出会う。そこを自らの部屋だという蓮華に、宿で起きるという怪奇について取材を申し込んだ深見。
それを聞いた蓮華は、自らが手に持っていた万華鏡を深見に差し出し、夢と幻の世界を垣間見ることができる不思議な万華鏡であると告げる。そして深見は、男と女の美しくも儚い絵巻物へと魅せられていく。
<呪われし伝説の少女>
私立マリアンヌ女学園の音楽教師である斧神滋比古(おのがみしげひこ)は、見目良く仕事にも熱心と評判な好青年だったがその裏で、重度の少女偏愛という誰にも明かせない性癖を持っていた。愛でるだけで決して手は出さない滋比古であったが、その教え子の一人、篝ノ霧枝だけには堪え様のない感情を抱いてしまう。霧枝はそんな男の劣情を見透かしたかのように、生徒の中でただ一人、滋比古を蔑んだ目で見ていた。
そんなある日三者面談の為に、滋比古は霧枝とその保護者を教室で待っていたが、結局姿を現さなかった。翌日それを咎め家庭訪問に向かうが、深い森の中で迷ってしまい霧枝の自宅に辿りつけないまま、滋比古は帰宅してしまう。その不可思議を問う滋比古に、自身に近づかないよう強く言い含める霧枝。だが滋比古の口から出た霧枝を知りたいという言葉に彼女は驚き、そして訪問を許可する。
昨日と同じように森へ入った滋比古は、突如森が胎動しているかのような錯覚に陥る。時を置いて目を開くと、そこには古城のような洋館がそびえていた。世間から乖離したような城の大広間で、霧枝に親がいないことを告げられた滋比古。そして面談などではなく身体が目的だったのだろうと見抜かれ、強く動揺した。そんな滋比古を霧枝は手淫で弄び、その首から吸血する。
意識を失った滋比古は、翌日自室で目を覚ました。学園で霧枝に問いただそうとするが、音楽室で彼女が吸血をしていたところに鉢合わせてしまう。騒ぎ出す女学生らを、魔眼を使い記憶を操作する霧枝だが、滋比古にはなぜかその影響がない。そのまま帰路につく霧枝に追いすがる滋比古は、自らの血だけを吸ってほしいと、生贄になることを申し出た。
一週間にも渡って血を吸われ続けた滋比古だが、霧枝の心情になんの変化もないことに憤り、彼女を襲ってしまう。怒り、血を吸い尽くして滋比古を殺そうとする霧枝。だが今際で礼を述べる滋比古に戸惑いを感じ、彼を生かす。寝室で目を覚ました滋比古に、300年を怠惰に生きて変化を求めていたのかもしれないと告白した霧枝は、その変化を与えた彼を生かすと言う。
そして血液と同じように体液も力にできることを知った霧枝は、滋比古を屋敷に留めることを決める。その後は吸血に加え滋比古と交わるようになった霧枝だが、吸血しすぎたことを詫びたり、女生徒と交流する場面で嫉妬を見せるなど、少しずつその心境にも変化が現れ始めた。300年前、かつての故郷フランスで望まない吸血鬼にされ、その慰み物になることを拒みパリを逃げ出したことを打ち明けるまでに、滋比古に心を開いていく。
長い間、霧枝に血を吸われ続けた滋比古は身体を持ち崩し、授業にも全く身が入らないようになっていった。いつしか学園にも行かなくなり、霧枝の屋敷に入り浸るようになる。学園長に呼び出され解雇を通告された滋比古は、身体の自由が利かずその帰路、乗用車にはねられてしまう。
病室に現れた霧枝。滋比古は死の淵で、自らが良家の子息として生まれたが両親を亡くし、引き取られた祖父の家で愛情を与えられなかったことで大人に興味をなくしたこと。そして霧枝に出会い、恋をしたこと。初めての霧枝を傷つけてしまったが、短い間でも愛せたことを告白し、最期に自身の血を全て吸って欲しいと告げる。
霧枝は滋比古に、忘却の魔眼が効かなかったのはそれほど自身が強く思われていたことと、300年間自分をそこまで思った人間はいないことを告げ、自らの血を分け与える。そうして二人は永遠の伴侶となった。
<エピローグ>
目を覚ました深見は、そこが人形の間であることに気づく。美しい物語を見た気がするのだが、深くは思い出せない。仲居に蓮華のことを尋ねるが、そういった子供は宿にはいないという答えが返るだけ。
しかし庭で深見は蓮華と再会した。蓮華は万華鏡の世界から戻ってきた深見に、自分と同じ「視る力」があるのだとを告げる。驚く深見に、時が巡ればまた会えると言い残し、一陣の風と共に姿を消した蓮華。
<プレイ時間>
4時間30分。
<グラフィッカー情報・敬称略>
夏華瑠璃、MARSHAN、だらぶち
<印象に残ったシーン>
<あとがき・11/28>
上記はシークレットタイトル画像です。そこそこの頻度で出ます。体感は10%未満くらい。
配色は2のシークレットの方が美しいですが、構図はこっちのが好きだなあ…。
(関連記事:美少女万華鏡 第2話 -忘れな草と永遠の少女-)
(関連記事:美少女万華鏡 第2.5話 -かつて少女だった君へ-)
(関連記事:美少女万華鏡 第3話 -神が造りたもうた少女たち-)
(関連記事:美少女万華鏡 第4話 -罪と罰の少女-)
2011/12/29
©ωstar
キャラ設定等はHPに詳しいのでそちらで確認を。(テキスト:1886字)
<序章>
駆け出しのホラー文学作家の深見夏彦は、怪奇が起こるという「人形の間」で有名な信州の温泉宿を訪れていた。なんとか予約が取れた深見は件の部屋に滞在するが、そこで蓮華と名乗る人形めいた雰囲気の美少女と出会う。そこを自らの部屋だという蓮華に、宿で起きるという怪奇について取材を申し込んだ深見。
それを聞いた蓮華は、自らが手に持っていた万華鏡を深見に差し出し、夢と幻の世界を垣間見ることができる不思議な万華鏡であると告げる。そして深見は、男と女の美しくも儚い絵巻物へと魅せられていく。
<呪われし伝説の少女>
私立マリアンヌ女学園の音楽教師である斧神滋比古(おのがみしげひこ)は、見目良く仕事にも熱心と評判な好青年だったがその裏で、重度の少女偏愛という誰にも明かせない性癖を持っていた。愛でるだけで決して手は出さない滋比古であったが、その教え子の一人、篝ノ霧枝だけには堪え様のない感情を抱いてしまう。霧枝はそんな男の劣情を見透かしたかのように、生徒の中でただ一人、滋比古を蔑んだ目で見ていた。
そんなある日三者面談の為に、滋比古は霧枝とその保護者を教室で待っていたが、結局姿を現さなかった。翌日それを咎め家庭訪問に向かうが、深い森の中で迷ってしまい霧枝の自宅に辿りつけないまま、滋比古は帰宅してしまう。その不可思議を問う滋比古に、自身に近づかないよう強く言い含める霧枝。だが滋比古の口から出た霧枝を知りたいという言葉に彼女は驚き、そして訪問を許可する。
昨日と同じように森へ入った滋比古は、突如森が胎動しているかのような錯覚に陥る。時を置いて目を開くと、そこには古城のような洋館がそびえていた。世間から乖離したような城の大広間で、霧枝に親がいないことを告げられた滋比古。そして面談などではなく身体が目的だったのだろうと見抜かれ、強く動揺した。そんな滋比古を霧枝は手淫で弄び、その首から吸血する。
意識を失った滋比古は、翌日自室で目を覚ました。学園で霧枝に問いただそうとするが、音楽室で彼女が吸血をしていたところに鉢合わせてしまう。騒ぎ出す女学生らを、魔眼を使い記憶を操作する霧枝だが、滋比古にはなぜかその影響がない。そのまま帰路につく霧枝に追いすがる滋比古は、自らの血だけを吸ってほしいと、生贄になることを申し出た。
一週間にも渡って血を吸われ続けた滋比古だが、霧枝の心情になんの変化もないことに憤り、彼女を襲ってしまう。怒り、血を吸い尽くして滋比古を殺そうとする霧枝。だが今際で礼を述べる滋比古に戸惑いを感じ、彼を生かす。寝室で目を覚ました滋比古に、300年を怠惰に生きて変化を求めていたのかもしれないと告白した霧枝は、その変化を与えた彼を生かすと言う。
そして血液と同じように体液も力にできることを知った霧枝は、滋比古を屋敷に留めることを決める。その後は吸血に加え滋比古と交わるようになった霧枝だが、吸血しすぎたことを詫びたり、女生徒と交流する場面で嫉妬を見せるなど、少しずつその心境にも変化が現れ始めた。300年前、かつての故郷フランスで望まない吸血鬼にされ、その慰み物になることを拒みパリを逃げ出したことを打ち明けるまでに、滋比古に心を開いていく。
長い間、霧枝に血を吸われ続けた滋比古は身体を持ち崩し、授業にも全く身が入らないようになっていった。いつしか学園にも行かなくなり、霧枝の屋敷に入り浸るようになる。学園長に呼び出され解雇を通告された滋比古は、身体の自由が利かずその帰路、乗用車にはねられてしまう。
病室に現れた霧枝。滋比古は死の淵で、自らが良家の子息として生まれたが両親を亡くし、引き取られた祖父の家で愛情を与えられなかったことで大人に興味をなくしたこと。そして霧枝に出会い、恋をしたこと。初めての霧枝を傷つけてしまったが、短い間でも愛せたことを告白し、最期に自身の血を全て吸って欲しいと告げる。
霧枝は滋比古に、忘却の魔眼が効かなかったのはそれほど自身が強く思われていたことと、300年間自分をそこまで思った人間はいないことを告げ、自らの血を分け与える。そうして二人は永遠の伴侶となった。
<エピローグ>
目を覚ました深見は、そこが人形の間であることに気づく。美しい物語を見た気がするのだが、深くは思い出せない。仲居に蓮華のことを尋ねるが、そういった子供は宿にはいないという答えが返るだけ。
しかし庭で深見は蓮華と再会した。蓮華は万華鏡の世界から戻ってきた深見に、自分と同じ「視る力」があるのだとを告げる。驚く深見に、時が巡ればまた会えると言い残し、一陣の風と共に姿を消した蓮華。
<プレイ時間>
4時間30分。
<グラフィッカー情報・敬称略>
夏華瑠璃、MARSHAN、だらぶち
<印象に残ったシーン>
<あとがき・11/28>
上記はシークレットタイトル画像です。そこそこの頻度で出ます。体感は10%未満くらい。
配色は2のシークレットの方が美しいですが、構図はこっちのが好きだなあ…。
(関連記事:美少女万華鏡 第2話 -忘れな草と永遠の少女-)
(関連記事:美少女万華鏡 第2.5話 -かつて少女だった君へ-)
(関連記事:美少女万華鏡 第3話 -神が造りたもうた少女たち-)
(関連記事:美少女万華鏡 第4話 -罪と罰の少女-)
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