C￥Documents and Settings￥User￥My Document￥脳内彼女 プレイ済エロゲのストーリーを脳内に書き残しておく為のブロｇ彼女にドキュメントフォルダ開けられたら死ぬほど殴られた

<ストーリー>

<本編>

美桜がベルティーユを決闘で破ってからにわかに注目を集めることになった貴弘だが、大会に向けての是非は決められないでいた。
そんな中、普段は実直な親友の茜が環境の事情から来るような陰を、折に見る貴弘。それでも弱さを人に見せることのない彼女を前に、あえて口を閉ざすのだった。
そして敗れた相手にもかかわらず、美桜に対して意固地になることなく終生のライバルで親友とさえ呼ぶベルティーユ。そんな彼女の気風とジョストに対する姿勢に、貴弘は以前にもっていた印象を改める。そこに現れた、転入生でベルティーユとは浅からぬ因縁の、アリス・ヴァインベルク。その熾烈なやりとりは先の波乱を貴弘に感じさせる。
大会が近づく中、従姉で保護者の綾子に経過を尋ねられた貴弘。それに答えを返すことはできなかったが、これまで自身を見守り続けてくれていた彼女に、感謝を形にして返したいと感じた。小さな、だがそこにこもる思いは比さないバッグを贈られた綾子は、歳の離れた弟のように感じていた貴弘の成長を噛み締める。

<綾子ルート>

綾子の口から、未だ奥底に残る騎士としての可能性を信じる言葉をかけられた貴弘。これまで理想としていた正々堂々と正面から力で勝つ、それはかつての師であるユリアーヌスや自身の父に通じる槍。それだけが騎士の唯一の姿ではないことに気づかされる。そしてその決断は、貴弘を取り巻く周囲の、全ての人々が待ち望んだものだった。
そんな貴弘の前に新たな弟子のクライド・ハーディングを伴ってユリアーヌスが現れる。貴弘の新たな努力になんの感慨も抱かないかつての師と、あからさまな侮蔑の視線を向ける弟弟子。
綾子と貴弘が営む喫茶店の経営が苦しいことを知ったクライドは、決闘の見返りに叔母の伯爵夫人がタルトタイムに融資していた、その額面に対しての口利きを持ちかける。互いに脳裏に思い浮かべる人物がそれを望まないことを知りながら、槍を構えることをやめられない二人。
だが疲労から倒れてしまった貴弘。そして綾子はクライドやカイルの話から、貴弘が家計の足しにとアルバイトを始めていたことを知り、店のことは心配しないよう釘を刺した。そうした従弟をもはや弟とは見れなくなっていた綾子。その気持ちを伝えられた時貴弘は、近くて遠いはずだった初恋が叶っていたことを知る。

騎士科への転科試験にあたって、理事会がその対戦相手に指名したのはクライドだった。以前の手合わせから貴弘の才能を肌で感じ取り、騎士として素朴な敬意さえ抱くようになっていたクライドは気が進まないながらもユリアーヌスの手前、全力の戦いを誓う。
その弟弟子に1ラウンド目をわずかな力の差で奪われながらも、2ラウンド目を高速の二段突きで取り返した貴弘。最後のラウンドで緩急の差をつけてクライドを落馬せしめた。それを見届けたユリアーヌスは貴弘の騎士復帰を宣言しながらも、二人の戦いぶりに注文をつけ、自身が鍛えなおすことを弟子たちに言い渡すのだった。

貴弘がウィンフォードを卒業してプロの騎士となり幾つかの時が流れた。そして迎えた区切りの日。それまでも、これからも、貴弘は綾子を守る騎士であり続けることを神前で誓う。



<茜ルート>

それまでベグライターを務めていた女生徒が転校することになった茜を、親友として支えたいと思った貴弘。ジョストのパートナーであると建前をおき、何かを避けるようにしながらも、二人はその仲を深めていく。
そして迎えた本選初戦。相手は茜の敬慕するスィーリアその人だった。1ラウンド目を落とし、だがポイントを先行した2ラウンド2本目。交差の刹那、なぜか突如茜は姿勢を崩した。その隙をスィーリアが逃すはずもなく、茜の羽は宙に舞う。スィーリアの優勝で大会が幕を閉じ、気落ちした様子の茜を見たノエルはよきライバルとして叱咤する。一時は持ち直したかに見えた茜だが深い部分で尾を引いているのか、練習にさえ本来の実力を発揮できない日々が続く。
そんな中茜は、男子をベグライターに選んだことに驚き恋人と早合点した彼女の母から、二人で実家に顔を見せに来るよう電話で伝えられる。自身をもっとも応援してくれた祖母の体調がおもわしくないと聞いては、断るに断れない茜。
実家へと帰った茜は、神主であり剣道の有段者でもある父から剣に迷いがあると告げられる。そして祖母から祭の舞女を頼まれた茜。どんなことでも無難にこなしてしまう姉と無意識に自身を比べ、引け目のあった茜だが、貴弘と共に修練を通すことでどうにかその大役を果たすことができた。祭の夜に、互いに抱えあう気持ちの正体に気がついた二人はそれを明かし合う。



物事の多くを自身で背負い込みすぎる嫌いのあった茜。それは恋人となり全てを打ち明けられる存在となった貴弘によって払拭され、届かなかったものの、その剣の冴えを父にも認められる。壁を一つ乗り越えた茜と、その父に恋人を託された貴弘は帰郷を終え、ヘレンズヒルへと戻った二人はスィーリアに再戦を申し込んだ。
ポイントで上回った第1戦目の最後に、二人は誰もが予想だにしないだろう、スィーリア相手の羽落としを狙う。両者が駆け抜けたそこには兜から落ちた茜の羽と、そしてスィーリアの羽。

学院女王と引き分けとなった試合から数週間が過ぎ、二人は今日も恋人としての日常を過ごしていた。その長い時を共に寄り添う誓いを立てた二人を祝福するように、一組のつがいの白い鳥が青空に舞う。



<ベルティーユルート>

請われてベルティーユの練習にアドバイスをしていた貴弘だが目を放した一瞬に、小動物に動転した馬に巻き込まれ、ベグライターのアンが怪我を負ってしまう。怪我と経験からサポートし切れないアンとエマは、貴弘にそのベグライターになってもらうよう頼み込んだ。ノエルとスィーリア、そしてベルティーユ。三人のいずれかを決めきれない貴弘だが、最も深い友人である美桜にそれを決めてもらおうとスィーリアは提案する。以前野良犬から救われたことで貴弘を慕うようになり参戦してきたアリスを含めて、一風変わった料理対決の結果、勝利したベルティーユ。



いかにも貴族然とした風貌と破廉恥ともいえるような甲冑に身を包みながらも、ジョストに対して真摯で誠実なベルティーユに、大器の片鱗を見出す貴弘。その教えを素直に吸収していったベルティーユは予選を危なげなく突破する。本選でも破竹の勢いで2連勝を飾ったベルティーユだが、準々決勝で彼女の前に立ちふさがるアリス。
技量と速度では互角、力で上回るベルティーユはアリスを落馬させ1ラウンド目を獲得する。だがその小さな癖さえも全て把握するアリスは以降の試合を有利に運び、ベルティーユの羽を飛ばして勝利した。落ち込む彼女を慰めようと、偶然その日が誕生日と知った貴弘はアルチュセール家を訪れる。二人きりのパーティーでいつしか抱いていた気持ちを伝えた貴弘は、歓喜の涙と共にそれを受け入れられた。

恋人として周知された二人。だがアリスは貴弘に相応しいのは自身だとして、睦まじい二人の姿に内心で敗北を悟りながらも、ジョストでの再戦を望む。
世界的にも珍しい、槍を絡め取る巻き技を使うアリスを前にラウンドを落としたベルティーユ。だが続くラウンドで、肩と手中の動作で繰り出すロングレンジからの突きを警戒するアリスの考えを読み、通常の二段突きで勝負を五分に戻す。そして最後の交錯で、二人は正面から真っ向に突き合う。アンとエマと共に数え切れないほど愚直に繰り返したベルティーユの正面突きはアリスの羽を捉えた。

あれからもアリスとベルティーユの仲は相変わらずで。だがその裏にある二人の気持ちを考えれば、こんな騒がしい日々も悪くはないと。貴弘にはそう思えるのだった。



<ショートストーリー>

<美桜ストーリー>

体育祭でトゥルネイ、騎馬戦を貴弘とノエル、茜のチームで行うことになった美桜。練習に四苦八苦しながら当日を迎えるが、カイルとベルティーユという互いのライバルとの競い合いは白熱しすぎ、泥沼となった挙句に両ペア共に脱落してしまう。
全競技が終わり、大会はスィーリア率いる赤組が優勝、ノエルが率いる白組は僅差で惜敗となった。大会後のフォークダンスで手を取り合う貴弘と美桜。二人の学院生活はこれからも続き、来年の体育祭も変わらない思い出が積み重なっていくだろう。

<リサストーリー>

貴弘とリサがそれぞれ新たな学年に進んで幾つか過ぎた頃。成長を余り自覚できないリサは美桜の姿を見てアルバイトを考え、レストランの給仕の仕事を始めた。
仕事にも慣れたある日、リサは貴弘と待ち合わせの約束を交わす。だが仕事を抜け出せず、大幅に時間を過ぎて公園へと向かったリサ。それでも貴弘はリサを待ち続けていた。自身が初めて得たお金で貴弘に乗馬用グローブをプレゼントしたリサ。喜ぶ貴弘だがその手にはリサと同じような小箱が握られていた。その中からは小さなイヤリング。申し合わせたかのように互いに思い出を贈り合った二人。今日は二人が付き合い始めて1年の節目の日だった。
それまでも幾度となく交わした、その将来を互いにゆだねあう誓いの口づけを、二人は今も、そしてこれからも重ねあう。

<ノエルストーリー>

父の仕事の手伝いに学業、そしてジョスト。どこか最近疲れを滲ませるようになった姉を案じるミレイユは、商店街の福引で温泉宿の招待券を引き当てる。ノエルの気晴らしをミレイユから託された貴弘。宿で二人きりの時間を楽しみながらも、次訪れる時は皆で。そう二人は語らうのだった。

<スィーリアストーリー>

様々に世話になった玲奈に対する二人の感謝の気持ち。だが3人きりでは彼女も遠慮するだろうと考えたスィーリアは、エイントリー家の所有するプライベートビーチに貴弘たちを誘う。
ウィンフォードから離れた、束の間の休息を満喫する騎士とベグライターたち。そして貴弘とスィーリアは誰もいない夕暮れの浜辺を巡りながら、いつか二人きりでここを訪れることを約束する。それはそう遠い未来の話ではないだろう。


<プレイ時間>
綾子ルート(初回)6時間35分、綾子EXTRA20分、茜ルート5時間45分、ベルティーユルート6時間、美桜ショート1時間45分、リサショート1時間25分、ノエルショート1時間5分、スィーリアショート1時間15分。計25時間。プロローグ未プレイ。誠也の部屋様攻略参照。

<グラフィッカー情報・敬称略>
あさば(グラフィックチーフ)、御影ひろ、山本、f*cla、長月、こふきいも、しろぬこ、松永

<あとがき・11/10>
美桜は本編ラストの時点で3年生のはずなので、来年は卒業のはずですが、原作にそうあるのであえてそう書きました。
時に小説版のノエル恋物語は延期しまくってますね。これで三回目のはず。アニメの影響でしょうか。
エロゲ原作アニメはスクイズ、ヨスガ、桃華月憚しか見たことありませんが、ワルロマの方はどうなんでしょうか。クソ田舎だと見る手段が全くないので後からレンタルビデオになるんですが…。ジョストシーンに気合入ってるらしいので、そこだけは一度見てみたい。ノエル×スィーリア戦だけ…。アニメのおパンツはなんかあんまり興奮しないので微エロ要素は気にしませんが、ヨスガの玄姦は死ぬほどエロかったです。ストーリーはスィーリアルート準拠だろうから、ボテ腹EXTRAをあのクオリティでやってくれたら絶対見るよぅ。

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