C¥Documents and Settings¥User¥My Document¥脳内彼女 プレイ済エロゲのストーリーを脳内に書き残しておく為のブロg彼女にドキュメントフォルダ開けられたら死ぬほど殴られた
注意
当ブログは成人男性向けPC用ゲーム(いわゆるエロゲー)のストーリーについてを取り扱っております。
18歳未満の方の閲覧はお控えくださるようお願い致します。
記事はゲームの主要なストーリーについてを記載してありますので、重大なネタバレ要素を多量に含みます。
作品の記事について、未プレイの方及びプレイ予定の方の閲覧は自己責任でお願い致します。
特典内容やゲームについての細かい質問等があればコメントにどうぞ。
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天音ルートだと坂下さんが親ですね。あれもかなり胸クソなんですが…。親の視点だと子供を亡くして気が触れるというのはわからなくもない気もしないではないですが、子の視点からだと生還者へ復讐してほしいと思うだろうかと考えるわけです。それでもこんな状況に立ったらわからんというか、絶対立ちたくない。だからバスには乗らない!
後味が悪すぎますが、このルートもやはりできる内にカーチャントーチャンには孝行しとけよ!という気にさせるものです。マキナルートは子供の一人くらいティッシュに包んでゴミ箱にシュゥゥゥーッ!!レベルで論外ですが。
ところで民俗博士に聞きたいんですが、エロゲ初のツンデレって誰なんでしょうか?下級生の麗子しか思いつかない。あれはタカビーなどと言われてましたが。そして考えたらデレてないっすね、あれ。
06
27
21:44
み、民俗博士!?
買いかぶらないで欲しいものね!そ、それで何が聞きたいのかしら。そう、ツンデレについてね。上手く答えられると良いのだけれど。
言葉の発生は『君が望む永遠』の大空寺あゆに関するネット上の発言が起源と言われているから、ツンデレ一号になります。でも雄二が聞きたいのはそういう事ではないのよね?
80年代のレイプまがいのADV、ナンパゲームには生意気少女やスケ番がいて、押し倒すと「アーン カンジチャウ モット」となるわけだけれど、これも何か違う。
前後のギャップと恋愛要素、ドラマ性が重要だとすれば、『同級生』の田中美沙あたりじゃないかしら。『きゃんきゃんバニー』シリーズとか、その時期のナンパ物にはツンケンしたのが1人くらいいるので断言はできないけれど。
一般漫画『らんま1/2』みたいに80年代後半にはツンケンしたヒロインが定型の一つになっていたみたいだから、今後その辺りで新たな発見があるかもしれないわね。分かったらそこをどいて頂戴!
06
28
08:20
君が望む永遠だと!(対爆防御姿勢)
しかしやはり同級生か。ここだけの話、やったことはないんだが…。いつだったか、そう、本格的にゲームをやるようになる前だ。ゲームセンターで同級生2のゲームを見た記憶がある…。不思議と惹かれる絵でな。今思えば、あれが興味を持つ最初の切欠になったのかもしれんな…。
ところでみちるよ。教室にはまだ蜂がいるぞ?フム、遅かったか。
06
29
01:41
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2011/2/25
©frontwing
(注意)
ゲームのコンセプト上予備知識を得た上でプレイされた場合、娯楽性を大きく損ないます。
プレイ予定の方は閲覧を避けて頂くよう、強く推奨いたします。
キャラ設定等はHPに詳しいのでそちらで確認を。(テキスト:6284字)
<ストーリー>
これまでの人生がそうだったように、風見雄二には厄介ごとがついてまわる。職務質問から引ったくり現場の遭遇、その確保と。警察沙汰に巻き込まれながらも、後見人兼上司のジュリア・バルデラ(JB)の手回しもあり、雄二は目的地の三鳴崎市美浜学園にたどり着く。学園長の橘千鶴が言うには普通の、だがどこか閉鎖的で違和感漂う学園。そこで雄二は5人の少女と出会う。
メイド姿で礼儀正しい小嶺幸。面倒見のいい姉御肌の周防天音。子狸のようにつかみどころのない入巣蒔菜。自称ツンデレの松嶋みちる。人を寄せ付けないカッターナイフ女の榊由美子。そこに転入生の雄二を加え、美浜での非日常的な、彼らにとっては慣れ親しんだ日常が始まる。
6人きりで始まった学園生活は、一月ほどを経て取り巻く環境に落ち着きを取り戻す。煙たがられながらも由美子とも会話程度は許されるようになり、向こう見ずにまるで父に寄せるような信頼を示す蒔菜。天音は片乳を押し付けながら何かと擦り寄り、幸は変わらないながらもどこか危うい生真面目さで。そしてみちるは底抜けの、彼の言うところの「バカ」だった。まるで軍人然としたような硬質さで、だが突き放したことはしない雄二に、多かれ少なかれ彼女たちは感化されていく。
<由美子トゥルーエンド>
関東一円に影響力を持ち、美浜学園を資本傘下に置く東浜電鉄グループ。その社長の娘である由美子の護衛を、雄二はJBから命じられる。唐突に側に控えるようになった雄二と、それを仕向けた父親の道昭に対して怒りを露わにする由美子。そんなある日、写生に訪れた河川敷で複数の暴漢に襲われる。
別個に向かい来る男たちをいなしながら、その行動に不可解なものを感じる雄二。そつなく仕事をこなしていたはずが程なくして、冴えない口調のJBから解任の命令が入る。だが自身の考えと資金において、雄二を護衛として雇い直すことを決めた由美子は、父との間に横たわる確執を語り始める。
没落した名家の河本家と、成り上がりである榊家の縁談。跡取りを産めず第二子も望めない、立場の弱い病弱な妻は心を病んでしまう。祖父母や父親から省みられなかった由美子は、たった独りで病床の母の元へ通い続けた。男児であればといううわごとを漏らしながらも、徐々に回復の兆しが見え始めた母。だが週刊誌に書かれていた道昭の隠し子と離婚調停疑惑が、そんな光明をあっけなく断ってしまう。
母が重度の記憶障害に陥る中で由美子は、なぜか道昭の元へと呼び寄せられた。これまで一度たりともなかった、不気味なまでに慇懃な父の態度に困惑するが、その裏に私生児の死去があったことを知る。自暴自棄の中で口さがない同級生相手に刃傷沙汰を起こした由美子は、美浜学園という檻へと放り込まれたのだった。
由美子への襲撃はなおも続く。容赦なく攻めかかってきた男たちを相手に、手傷を負う雄二を見た由美子はその重みを背負いきれず、契約の破棄を願う。そしてJBからは彼らの頭の一つである「市ヶ谷」のトップに、建設族と繋がりの深い人物が就任したことで内圧がかかり始めたことが伝えられた。
これまでの襲撃が、娘の反抗心を折ろうと考える道昭の指示と知った雄二は、海外に連れ去られようとしていた由美子の手を取り、町を離れた。都会の雑踏に溶け込むように暮らす二人。だが果てのない逃亡は結ばれた二人を磨耗させていく。未来が閉じきる前に、二人は道昭と向き合うことを決めた。
三鳴崎に戻った雄二は株主総会での解任決議を可能にする、持株会社の過半数株式を握る官民が、自らの側についたことを確認する。その後ろ盾は、人事権にまで口を出す民間を快く思わない、だが表立っての政治力を認められていない市ヶ谷だった。
道昭は皮肉にも全てを失ったことで、自身を縛り付けていた亡き父の呪縛から逃れることができた。母を失いながらも父の過去を知った由美子。道昭から委譲された株を元に事業を興し、新たな関係を歩み始める。5年後、由美子と雄二の間には子供が産まれ、孫を可愛がる祖父がそこにいた。
<由美子バッドエンド>
道昭から逃げ続けることを選んだ二人。2年後、道昭は養子を後継者に立て、二人の捜索を打ち切った。JBによれば、市ヶ谷からの追及もある筋からの介入で沙汰止みとなったという。
それから二人の間には息子が産まれ、平穏な日々が続いていた。雄二はあの時道昭と向かい合わなかったことに一抹の悔いを残しながらも、いつか時が父娘を結びつけてくれるよう願う。
<蒔菜トゥルーエンド>
雄二は蒔菜から、父親になってほしいと真剣な表情を向けられ、7000万円もの大金を預けられる。政官に人材を輩出し、様々な利を得て肥大した入巣財閥。その後継の蒔菜だが母には疎まれ、唯一の味方であった父はすでに故人だった。入巣家の汚職に耐え切れず告発を試みた入婿の父は、蒔菜を誘拐され、身代金受け渡しの場で殺害された。腐乱していく父の隣に6日間放置され、一時期は廃人になりかけた蒔菜。JBによれば事件は入巣の内部犯行であり、今では実質の継嗣は種違いの妹だという。
蒔菜を守る一方で自立の道を探る雄二は、パンが好きだという彼女にそのアルバイトを勧める。その合間に、自身の知識と経験を分け与える行為に充足を感じていた。蒔菜が成長を見せる度に、自身を育てた師が遺した言葉を、雄二は思わずにはいられない。
そんな中、妹である沙里菜の乗った車が爆破され、祖父から連絡が入る。入巣の実権を握る女丈夫たちとは違い蒔菜に同情的ではあるものの、それでも前当主たる祖父は、実家に戻るよう忠告せざるを得ない。名目上の当主である蒔菜の復権を狙う宗家と、代行の沙里菜を推す分家。
蒔菜を虎穴に送るわけにはいかない雄二は、母親の清夏に温情を求める。抑制を促すとは言うものの泥縄になりかねないと釘を刺す清夏。それから数時間も経たずに、アルバイト先が放火された。報復の連鎖は蒔菜のささやかな願いさえ許さず、彼女のよすがを傷つける。
JBに呼び出された雄二は、市ヶ谷に並存する「会社」を訪れる。手渡される、赤坂及び市ヶ谷並びに霞ヶ関の承認印の添えられた、入巣蒔菜の暗殺指令書。それはこれ以上関わるなら不正の暴露を行うという娘の電話に、母の返した答えだった。逃亡を始めた二人だが、会社の追跡の中で銃創を負った蒔菜を、雄二はやむなくJBに預ける。病院に収容された蒔菜を眼前に、清夏はその臓器を重傷の沙里菜へ移植する考えをJBに漏らした。一方、単独行動をとる雄二は、最終的解決の為に清夏の元へと向かう。
親を亡くす蒔菜に思い至り、引き金を引けなかった雄二。護衛の放った銃弾を肩に被弾しながらも脱出に成功した雄二は蒔菜と合流し、海外へと渡った二人は小さなパン屋を始めた。右腕を失った雄二の跡を継いだ蒔菜は新たなI-9029として、その暮らしを守る為に今日も銃を手に取る。
<蒔菜バッドエンド>
清夏を射殺した雄二。だが遅まきながら突入してきた護衛の銃撃によって致命傷を負う。目を覚ました蒔菜の元へとたどり着くが、そこまでが限界だった。
その半年後、蒔菜は海外で小さなパン屋を開いていた。だが客はそのおぞましい臭気の為に寄り付かない。仕事の呼び出しを受けた蒔菜は、店の中の亡骸に出発の挨拶を投げかける。
<幸トゥルーエンド>
どんな頼みでも、それが例え冗談であっても額面通りに実行する幸。そこに雄二は自身と同じく、命令服従という異常性を感じ取る。幼い頃出会った親友が幸であったことを思い出した雄二は、JBからその過去を伝え聞いた。
金物職人の父は多忙で、次第に工場の経営にかかりきりとなっていく、心優しかったはずの両親。幸がどれほど努力しようと、疲れきった両親の言葉がおざなりになるのは無理からぬことだった。そんな孤独の中で雄二と出会った幸は、新たな心の支えを得た。だがその雄二も家の事情で街から姿を消す。両親が仕事を休んで迎えた誕生日に、衝動的な反発から家を飛び出した幸。そして悲劇が起きた。娘を捜し歩いたことで交通事故に遭い、父は即死、母は植物状態となった。それを目撃した幸はPTSDを発症し、自身の我侭が事故を起こしたという強迫観念にとりつかれる。
叔父夫婦に引き取られ日常を送り始めた幸だが、すでにその人格は壊れていた。試験をなくせという同級生の命令に、校舎に火を放った幸。言うことを聞くのがよい子、その一点のみが重要なことで、そこに善悪の余地はなかった。
美浜以前の過去を知った雄二は、自身の幼少期に支えとなってくれた彼女に恩を返したいと願い、幸に恋人になってくれるよう頼んだ。それは幸に小さな変化をもたらす。そして千鶴から伝えられた夏休み明けの試験に、偶然みちるが口にした言葉。口ごもる幸を遮り、雄二はそれを引き受ける。
悩んだ末に再び放火を決意した幸だが、雄二はそれを留めた。校舎の規模から出火程度では試験の中止は無理だという指摘に、幸は雄二に縋る。幸の意思の確認を取り、事前に設置した爆薬の信管を作動させた雄二。自らの誓いが招いた結果に幸は忘我し、ようやく矛盾の否定へとたどり着く。
だが両親への罪悪感が消えることはなく、悪夢に悩まされるようになった幸。叔父から連絡を受けた雄二は、母親と向き合わなければならないと幸を送り出す。実家の工場を訪れた二人は、あの誕生日の瞬間から時が止まったままの、両親が遺したものを見る。壁一面に記された娘の軌跡、そして両親から宛てられた手紙には疑いようのない愛があった。
時は流れ、母への面会を終えた二人はかつて遊んだ思い出の公園を訪れる。幸へプロポーズする雄二。それは幼い頃そこで語られた、幸せな未来へと続く。
<幸バッドエンド>
今はまだ母と向き合うことができなかった幸。それでも雄二が傍にいてくれれば、いつかそれも叶うだろう。幸は外で待つ雄二の元に駆ける。そして雄二はトラックに跳ね飛ばされる幸の姿を見た。
<みちるトゥルーエンド>
まるで何かが入れ替わったかのような態度の変化に不審を抱いた雄二は、みちるに別の人格が宿っていることを突き止める。イマジナリーフレンドであるもう一人の「ミチル」は、気持ちを上手く表せないみちるに代わり、折々で人格を支配してのフォローを行っていた。当の本人は途切れ途切れの記憶を恐れる。
自身とは違い聡明な、もう一人の存在に対しての劣等感。そこに可愛がっていた猫の死が加わり、みちるは倒れる。普段口にしていたラムネ菓子らしきもの。精神安定剤の過剰摂取だった。後日意識が戻ったみちるから、雄二はその過去を知る。
心臓が弱かったことで人並みすら望めず、たった一人きりの親友が自殺したことで心身を持ち崩したみちる。海外へ渡り、交通事故で脳死となっていた少女の心臓を移植するが、時を同じくしてミチルが現れる。打って変わったように明晰なミチルを周囲は戸惑いこそあれ受け入れ、みちる本人をただの不調としか見ない。両親さえ彼女を忘れ去る孤独の中でみちるは、衝動的にカッターで心臓を突く。
父に制止され精神病院へと送られたみちるは、そこで偶然のうっかりが、そこにいた人々の笑顔を誘ったことに気づく。それは彼女が初めて得た自身の価値だった。
全てを聞いた雄二は彼女を捨て置けなかった。だが勧めた病院での検査を終え帰って来たのはミチルだけだった。大切なものを失うことに疲れ、ミチルに全てを任せて眠りについたみちる。そしてそれに従いながらも、よしとはしないミチル。
死を望むみちるに筋弛緩剤を打ち、その身体を棺に収め地中に埋めた雄二。暗闇の中で携帯から雄二の声を聞き、天音たちの送別の手紙を読み、そして身勝手な死に憤るミチルの声を聞いたみちる。生きたい。そう願い、光の元へ伸ばされた手を、外で3日間待っていた雄二は確かに掴んだ。
自身の輪郭を取り戻したみちる。だが雄二にはまだ心残りがあった。米国へと飛んだ二人。父は逝去していたが、それでも母と、時を越えて再会したミチル。万感の思いに口を開けずにいたミチルを慮ったみちるは手紙のやりとりを約束した。後日、日本から送られた手紙。そこに記されていたように母が天井裏を調べると、一枚の絵が現れた。幼い子供の、母を描いた絵。年老いた母の目は、溢れるそれを留めることができない。
<みちるバッドエンド>
病院で自殺を図ったみちる。かろうじて蘇生措置は間に合ったものの、その精神の混濁はもはや手がつけられなかった。両親にも見捨てられたみちるに雄二は寄り添い、美浜での緩慢な日々はいつまでも続く。
<天音トゥルーエンド>
天音を彼女という枠に受け入れた雄二。料亭の子らしく料理の腕は抜群、細かいところにも気が利き、かつ性的に従順な天音の存在は、知らず知らずの内、雄二の中で大きくなっていく。だが夏祭りの日、かつての同級生らしき二人組の会話から、姉である風見一姫も巻き込まれた6年前の事故からただ一人生還した生徒が天音であったことを知る。そして天音はその凄惨な過去を語り始めた。
部活の夏合宿からの帰り道、バスが崖下へと滑落し14人の生徒と教師が遭難した。携帯は圏外、切り立った崖は素人が踏破できるものではなく、後背には鬱蒼とした森が広がっていた。部長の坂下が救助を待つことを決断する中、天才と名高い一姫に気に入られ行動を共にする天音。だが手荷物程度の物資しかなく食料も乏しいその状況では、いかに天才といえど事態の打開は困難だった。ビタミンの欠乏は彼女らの免疫を極度に低下させ、その後に訪れる飢餓は人間としての理性を奪っていく。
極限の飢餓からほんのわずかでも逃れる為に、彼女らはあらゆる手段を取った。だがかろうじて食用になり得る雑草さえ食い尽くし、近い内の全滅はもはや避けようがなくなった。そして残された最後の、「食料」の存在。その決定的な出来事が起きた時、一姫は天音を連れ出した。囮となり組み伏せられる一姫を背に、森を駆け抜けた天音は気がつけば、人いきれを感じる農地に立っていた。
一姫への贖罪を求めていた天音。慰めが益体もないことを感じ取った雄二は、天音の一生を貰い受けることを決めた。過去に決着を図る為に訪れた事故現場。そこで二人は坂下部長の父親に襲われる。娘を亡くし家業をつまずかせ、妻にも出て行かれた坂下は、その理不尽な怒りをはけ口にぶつける。出会い頭の散弾で肩を負傷した雄二。
天音と共に立ち向かうことを決めた雄二は、彼女が囮となっている間に、銃身より更に踏み込んで間合いを詰める。目を抉り制圧した坂下は会社へと引き渡され、JBによれば「事故死」した。
それから5年の時が流れた頃、美浜学園で教鞭を取りながら会社の予備員として過ごす雄二と天音の間には、娘が産まれていた。その後の数十年を夫婦として寄り添った二人。家族に看取られながら癌で雄二が逝って5年。
自身の最期を予期した天音は孫と共に、あの現場に訪れていた。もはや足腰は立たず近場で孫の鈴音と、雄二との思い出を語る天音。静かに穏やかに薄れゆく視界。天音はついに迎えがやってきたことを悟る。
夢か幻か。その刹那、少女は変わらず愛しいその手を取った。
<天音バッドエンド>
天音を逃がし、なんとか坂下との相打ちを狙う雄二。だがそこに一姫の遺した包丁を携えた天音が戻ってきた。散弾を浴びながらの気迫は狂人さえも怯ませ、足を滑らせた坂下は昏倒する。坂下を射殺した雄二は、天音の亡骸を腕に抱きながら山を降りた。これで四たび、愛した女を守れなかった。
<プレイ時間>
共通(最終分岐・セーブタイトル「レーゾン・デートル」由美子ルート開始まで)8時間35分、由美子ルート5時間10分、蒔菜ルート8時間、幸ルート6時間10分、みちるルート4時間30分、天音ルート6時間25分。計38時間50分。
<印象に残ったシーン>
<グラフィッカー情報・敬称略>
迷人(グラフィックチーフ)、星一、くろず、ななかまい、mina、紫桜露草、えてか、もちやま、わっちー(10mile)、柊舞斗(10mile)、黒田正人、姿月景(minori)、はとへりこ(minori)、ぺーてるあーく(minori)、BoCuden(minori)、UEM(minori)、ゆうろ(minori)、小田桐孝一(MAGNUM)、タケシマサトシ(MAGNUM)
<あとがき・6/26>
プレイ40時間って果実こんなに長かったか…。一ヶ月くらいかかりました。でもやっぱり果実が一番面白かった。ツンデレになった理由が書かれてるのは珍しいと思います。世の中には生まれながらのツンデレが多すぎる。
このゲームは全てのルートに親が深く関わってくるんですが、マキナルートが実親にも拘らず胸クソすぎる…。天音ルートより酷い。
逆にみちると幸ルートはまじでやばいです。ヒューマンカーチャンドラマはまじでやめてほしいですね…。今から実家行ってきます。
「ババア!寿司買ってきたぞ!買ってきてねえよ、拾ったんだよ!別にババアの為じゃないから勘違いすんなよ!」
(関連記事:グリザイアの迷宮)
(関連記事:グリザイアの楽園)
ツンデレになってるのよさ∑(゚Д゚)
すごい中毒性ですな。
言われてみると確かにカーチャン出てきますね。天音はカーチャンっぽいし。気がつかなかったという事は混ぜ方が自然なのか。尖ってる部分が多くて要約してても楽しかったのではないかと。長編お疲れ様です。
06
27
07:14
天音ルートだと坂下さんが親ですね。あれもかなり胸クソなんですが…。親の視点だと子供を亡くして気が触れるというのはわからなくもない気もしないではないですが、子の視点からだと生還者へ復讐してほしいと思うだろうかと考えるわけです。それでもこんな状況に立ったらわからんというか、絶対立ちたくない。だからバスには乗らない!
後味が悪すぎますが、このルートもやはりできる内にカーチャントーチャンには孝行しとけよ!という気にさせるものです。マキナルートは子供の一人くらいティッシュに包んでゴミ箱にシュゥゥゥーッ!!レベルで論外ですが。
ところで民俗博士に聞きたいんですが、エロゲ初のツンデレって誰なんでしょうか?下級生の麗子しか思いつかない。あれはタカビーなどと言われてましたが。そして考えたらデレてないっすね、あれ。
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21:44
み、民俗博士!?
買いかぶらないで欲しいものね!そ、それで何が聞きたいのかしら。そう、ツンデレについてね。上手く答えられると良いのだけれど。
言葉の発生は『君が望む永遠』の大空寺あゆに関するネット上の発言が起源と言われているから、ツンデレ一号になります。でも雄二が聞きたいのはそういう事ではないのよね?
80年代のレイプまがいのADV、ナンパゲームには生意気少女やスケ番がいて、押し倒すと「アーン カンジチャウ モット」となるわけだけれど、これも何か違う。
前後のギャップと恋愛要素、ドラマ性が重要だとすれば、『同級生』の田中美沙あたりじゃないかしら。『きゃんきゃんバニー』シリーズとか、その時期のナンパ物にはツンケンしたのが1人くらいいるので断言はできないけれど。
一般漫画『らんま1/2』みたいに80年代後半にはツンケンしたヒロインが定型の一つになっていたみたいだから、今後その辺りで新たな発見があるかもしれないわね。分かったらそこをどいて頂戴!
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08:20
君が望む永遠だと!(対爆防御姿勢)
しかしやはり同級生か。ここだけの話、やったことはないんだが…。いつだったか、そう、本格的にゲームをやるようになる前だ。ゲームセンターで同級生2のゲームを見た記憶がある…。不思議と惹かれる絵でな。今思えば、あれが興味を持つ最初の切欠になったのかもしれんな…。
ところでみちるよ。教室にはまだ蜂がいるぞ?フム、遅かったか。
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01:41
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holnisse
ツンデレになってるのよさ∑(゚Д゚)
すごい中毒性ですな。
言われてみると確かにカーチャン出てきますね。天音はカーチャンっぽいし。気がつかなかったという事は混ぜ方が自然なのか。尖ってる部分が多くて要約してても楽しかったのではないかと。長編お疲れ様です。
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