C¥Documents and Settings¥User¥My Document¥脳内彼女 プレイ済エロゲのストーリーを脳内に書き残しておく為のブロg彼女にドキュメントフォルダ開けられたら死ぬほど殴られた
注意
当ブログは成人男性向けPC用ゲーム(いわゆるエロゲー)のストーリーについてを取り扱っております。
18歳未満の方の閲覧はお控えくださるようお願い致します。
記事はゲームの主要なストーリーについてを記載してありますので、重大なネタバレ要素を多量に含みます。
作品の記事について、未プレイの方及びプレイ予定の方の閲覧は自己責任でお願い致します。
特典内容やゲームについての細かい質問等があればコメントにどうぞ。
リアルエロゲシチュエーション! H×3 (自宅すたじお)
2018/1/26
©自宅すたじお
キャラ設定等はHPに詳しいのでそちらで確認を。(ストーリーテキスト:5019字)
<みる・なずなストーリー>
日々彩愛と環奈、ゆりたち三人からアプローチを受け続け心身共に消耗しきった忍は、精神的な作用からか勃たなくなってしまった。そんな忍を見かね、ゆりの母親である里神なずなとその親友で忍の担任である八重桜みるの二人は、その保護者という立場から一肌脱ぐことを決める。忍を癒やし女性への自信をつけさせる為になずなは何でもするという。両親から留守を託された母親代わりの女性であるなずなに、その包容力と共にいつしか言葉にしづらい感情を自覚するようになっていく忍。そして自宅に入り浸って教師らしからぬ姿を散々に見せつけられてきたはずが、自身の為に何くれとなく世話を焼いてくれるようになった、みるにも。
その上で忍は、この先も支えてくれる相手をどちらか一方に決めなくてはならなかった。
<みるエンド>
そうして忍はみるを選ぶ。その時にはその選択が恋から来るものなのかは、忍にもまだぼんやりとしていてわからなかった。たがそれ以来、学園祭に向けて忙しなさを増す中においてもみると身体を重ねることで、時には初心者同士のぎこちないデートじみたその時間を過ごす中で、忍は自身の気持ちを自覚していく。そうして忍はその想いをみるに打ち明けた。
それから幾らか時が過ぎ、学園を卒業した忍は社会人としてそれなりの自信をもって、その告白をする。みるはあれからもちんまりとした教師としてまるで変わりない。だが教え子と教師だった二人の関係はその婚約の日を境に、また一つ変わっていく。正式に結婚式を挙げるにはまだ早いが、ウェディングドレスを使って愛を深める二人の、その心は変わることがないだろう。
<なずなエンド>
一緒にいて誰よりも癒される、母親代わりのなずな。いつしか彼女に対して女性を感じ取っていることを、忍はもう誤魔化しきれない。だが未亡人とはいえ家庭ある彼女にその想いを打ち明けることは憚られた。その性行為が、ゆりたち異性への自信を取り戻す為の行いとなずなが言っていることもある。だがそんな中でなずなから問いかけられた、ゆりたちの誰が好きなのかという問いに、忍は自身を抑えることができなかった。そうして忍はなずなにその恋心を明かす。
親子ほどにも歳の離れた二人の関係は、その日から恋人のそれとなった。これまで息子を預けていた恩義からか、忍の両親の了解も取れているらしい。念願叶ってなずなを恋人にしたとはいえ、時に母親扱いが抜けない忍。彼女の隣に相応しく並び立つには、まだもう少しの時間が必要なようだった。
<恋・花沙音ストーリー>
忍が環奈への憧れから脱ヲタを決意して一年。今では、その相談に乗ってもらっていたクラスメイトである咲楽花沙音のことが忍の心を大きく占めるようになっていた。花沙音の風紀委員会と、以前からの付き合いである松永・アメリア・恋の生徒会を手伝うことが増えた忍。そんな中で忍は二人に迫られそれぞれと身体の関係を持ってしまう。恋からの好意は前々から何となく察していたが、花沙音がこの一年で自身と同じ心境の変化に到っていたことは予想外だった。だが喜んでばかりではいられない。花沙音と恋の好意にいつまでも甘んじていることはできず、忍はどちらかを選び取らなければならない。
<花沙音エンド>
そうして想いを伝えあって恋人となり、また同じ風紀委員となった忍と花沙音。だが生徒の模範となるべき立場でありながら恋人となった二人は囃し立てられ、時には冷たい視線にも晒された。その上、彩愛やゆりがめげずに忍へアタックし続けることで、花沙音の苛立ちは募る一方だった。それを爆発させ、風紀委員を辞めると往来のど真ん中で啖呵を切った花沙音は忍の腕を掴んで学園を飛び出してしまう。
セックスに熱を上げ、そして戻ってきた冷静な頭で考えた時、花沙音にあったのはやはり後悔だった。責任を持ってやってきた、自分でも好きな風紀委員をやはり辞めたくはない。だが衆目の中であれだけのことをしでかした以上、その撤回は難しいように思われた。だが翌日学園に行ってみると騒ぎの余波はあったものの、環奈と恋のフォローによって、花沙音が生徒や教師たちから咎められるようなことはなかった。
環奈と恋の二人に深く感謝して、それからも花沙音と忍は学生の恋人の模範になるよう努めながら、風紀委員を続けている。今こうして学園祭を見回り仕事に励んでいる花沙音の横顔は、やはり生き生きとしていて眩しい。その笑顔と共にこれからも歩んでいこうと思う忍だった。
<恋エンド>
強がる花沙音の涙を振り切って恋を選んだ忍。そうして恋の恋人となった忍は生徒会にも正式に所属し、新しい日常を送り始めた。だがその立場と学園祭を間近に控えた忙しなさから、思うように学内でイチャつけないことが恋は不満なようだった。そんな中で恋は学園祭でベストカップルコンテストを生徒会主催で行うことを思い立つ。合法的にイチャつける上に、優勝すれば学園公認カップルの座は揺るぎない。
コスプレを参加条件に据えたコンテストは盛況の内に幕を閉じ、そしてオタクの知識を生かした恋はその優勝に見事輝く。そうして二人はようやくその関係を周囲に示すことができた。恋は最上級生で、学園で二人がいられる時間は間もなく終わる。だがそれは新たな始まりでもある。
そうして今、学園を卒業した恋は忍の家で同居しながら、新たな学生生活を送っている。一つの思い出が形として残ったように、それをこれからも二人で積み重ねていくのだろう。いつまでもずっと。
<メインルート>
学園祭まで二週間を切ってなお、忍は彩愛たちとの関係について踏ん切りをつけられていなかった。みるからも甲斐性として本番行為に及べなどと教師らしからぬ発破をかけられる、焦燥に駆られる日々。ある少女と出会ったのはそんな時だった。幼い頃、里神家とは逆隣にあった鳥居家。何年かぶりに街に戻ってきた鳥居卯衣と、忍は唐突な再会を果たす。
父の急な仕事事情で両親と合流できず、長門家に居候することになった卯衣。その内心を察したなずなの言葉によって、卯衣もまた忍を巡る女の戦いに参戦するようになった。そんな中でも卯衣たちは友情を深め、またそれに触発された忍は一年前に退部していた二次元同好会への仮復帰を決める。卯衣の存在によって、忍たちを取り巻くものはにわかに変化を帯び始めるのだった。
<環奈エンド>
卯衣が来て、改めて彼女たち四人と向き合った忍。そうしてやはり思うのは、環奈が好きだということだった。一年前から続く自身の想いを再確認した忍はそれを環奈へと伝え、二人は恋人となった。だがそんな矢先、里神家が半焼してしまう失火が起きる。ゆりとなずなは無事だったものの、家の修繕まで二人を長門の家に住まわせるには、卯衣とみるの存在もあって幾らか手狭だった。そんな中で忍は一人暮らしの環奈と同居すればいいというみるの甘言に飛びついてしまう。
恋人になったばかりの男女の同棲。それは忍にも環奈にも、これ以上なく甘美な時間だった。そんな生活の中で、この一年でオタク趣味への偏見をすっかりなくしていた環奈は忍のかつての趣味に興味を見い出し始める。忍も飽いてオタク趣味を封じたわけではない。環奈とするエロゲやコスプレは以前と変わりなく、そして以前にも増して心躍った。
そうやって一足先に、そう遠くないだろう将来の夢に浸った二人は、里神家の再建が済んだことで普段の日常に戻る。だがそれでも週に幾日かは二人きりで過ごす、その時間は恋人関係として逸脱したものでもないだろう。季節も変わり冬。年末イベントで二次元同好会として彩愛が中心となって制作した同人ゲームは、彼女の願望をありありと投影したハーレムゲーで、それに苦笑しながらも環奈は忍に対する情熱をますます燃やすのだった。
<彩愛エンド>
忍がいない間も入れ違いになった二次元同好会を続け、一途に想い続けアタックし続けてくれた彩愛。そんな彼女をいつしか好きになっていた自分を、忍は認めざるを得ない。そしてその想いを伝え、二人は恋人となって学園祭を迎える。忍はクラスの出し物に、彩愛は前々から決まっていた二次元同好会の出し物に追われながらも、一番身近な学園で初めての恋人デートに浸る二人。卯衣たちも自分たちが諦めることはないと一言置いて、二人を祝福してくれている。
そんな中で両親が旅行で不在になることから、一人暮らしを避けるという名目で彩愛が忍の家に数日間泊まることになった。家や外出先で甘い恋人の時間を過ごし、時に若さに任せたようなセックスに耽りながらも、その三日間で改めて互いへの愛情を一層深く確認し合う忍と彩愛。そうして二人は互いがその隣同士に寄り添う、その将来の姿を脳裏に明確に描き始める。
それから数年後。学園を卒業した忍は今では社会人に、そして彩愛はゲームクリエイター専門学校に進学し、二人の睦まじい日々は続いている。忙しない日常の合間を縫って愛情を確かめ合うセックスに耽る、休日の一日を満喫する忍と彩愛。互いへのその想いは若さに満ち溢れていたあの頃と比べて、今も何ら変わっていない。そしてこれからも二人のその物語、そのストーリーは変わることなく、続いていくのだろう。
<ゆりエンド>
思春期の影響で一時は疎遠になっていたものの、そのすれ違いがあったからこそ再び近しくなった今、幼馴染への想いを忍に自覚させていた。物心ついた頃にはすでに側にいた、家族よりも大切なゆり。自分の中のその事実を認めて、学園祭という区切りを迎えて忍はゆりに告白する。
収まるところにようやく収まった幼馴染の二人。その絆は恋というよりは、熟年に差し掛かった男女の愛に近い。ただ、思春期の変化から永らく忍を陰から見つめ続けていたゆりは、悶々とした想いを溜めに溜めていた。アブノーマルなプレイに望んで踏み出し、忍に尽くすことを自身の何にも勝る喜びとするゆり。そうして二人はセックスの撮影をたびたび行うようになった。二人の子供を作る行為を記録に残し、愛の証を形にできることをゆりは喜んでいる。
それ以来、忍とゆりのピンク色の日々は変わらず続いている。同じ家に住むみるからは教師という立場もあって学園など場所を問わずに行われる撮影についてたびたび苦言を呈されているが、興味津々な卯衣や娘を全面的に応援しつつ忍をつまみ食いするなずなの存在もあって、二人の愛の営みが阻まれるようなことにはなっていない。もちろん快楽だけに溺れているわけではなくその行為は愛あってこそで、また生まれてきた子供に将来その誕生の瞬間を見せてやりたいというゆりの思いがあるが、いまいちみるには理解されないようだった。
今日もみるの説教から逃げる為に駆け出す二人。日々は忙しないが、繋がれた手から伝わる温もりに幸福を感じる。だからこれまでがそうだったようにこれからも、二人は一緒に寄り添い続けるのだろう。
<卯衣エンド>
卯衣が来て気づいたこと。それは幼い頃に暴れる犬から彼女を助けた時に抱いた自身の古い感情だった。まるで妹のように儚くか弱いその姿に感じたものが恐らく初恋だったのだろう。その気持ちは彼女との再会から鼓動を取り戻したかのように、日増しに大きくなっている。そうして忍はみるとなずなの問いに、卯衣の名前を返した。
学園祭の日を恋人として迎えた忍と卯衣。忙しさから同じ時間を過ごせない焦れもあったものの、周囲の気遣いがあって初めてのデートとして学園祭を回ったことで二人は恋人の階段を一歩上がる。妹のように愛らしいだけでなく、元々その気があった上に彩愛の影響でオタク趣味に馴染み始めた卯衣と過ごすのは、忍にとって何よりも心躍る時間だった。
だがそんな中で電話を取った卯衣が暗い顔を見せるようになる。それが両親からのもので、帰宅を促されていると知った時、忍はどうしても卯衣と離れ離れになりたくないと強く思った。彩愛に背を押された忍は卯衣の父に電話をかけ、恋人となったことを告げた上でその決意を伝える。
卯衣が後ろで聞いていたことにも気づかず、プロポーズじみた決意を忍が叫んでから。卯衣は引き続き、長門の家に留まることができるようになっていた。休日にすることといえば何よりも、愛を確かめ合うこと。そうして今日も二人はこれまで離れ離れだった数年間の時間を埋めるように、これからもその時間を積み重ねていく。
<プレイ時間>
みるエンド(初回プレイ)4時間16分、花沙音エンド4時間35分、恋エンド2時間32分、なずなエンド2時間3分、
環奈エンド(メインルート初回プレイ)8時間31分、彩愛エンド4時間54分、ゆりエンド5時間43分、卯衣エンド4時間27分。計37時間1分。
<グラフィッカー情報・敬称略>
カズオ、ROMA、BB、ant、じぐまる、ふじみとわ、外道、どどめ色マヨネーズ、Grapholic、ふゆら
<あとがき・2018/3/8>
・CG+エロ+ストーリー
デカパイ偽妹が素朴な純情オタクスケベ娘でとてもいい。けどボリューム的にもメインシナリオかと思ったら、そこは旧ヒロインの三人と同じか少ないくらいだったのは少し残念でしたね。ファンディスクだから仕方ないとも思いますが。
ただCGは前回の無印に比べても更によくなってました。まず今回はほとんどのエロCGに汗だく感が出ててとてもよかった。それに乳輪の塗りがとてもいいですね…。どの原画家さんも可愛い系なのに濃い色のデカ乳輪で素晴らしいと思います。
どスケベギャル風味オタクの彩愛は前回に続き単独でも充分にキャラが立ちまくってますが、卯衣とゆりは同じ幼馴染ということで、もっともっと絡みがあってもよかったと思いますね。前作の時も書きましたが、ハーレムエンドが本当に欲しいゲームです。他のキャラを選んだ時、ゆりの立ち絵が特に無理をして笑ってるように見えて可哀想で辛いの。ハーレムシチュエーション自体は自然にありそうなコンセプトのゲームなんですがね。
これでリアルエロゲシチュエーションは終わるのでしょうが、自宅すたじおは抜けて使える、とても好きなメーカーとなったので次の新作を早くやりたいですね。
基本CG数70(内胸露出以上のエロCG数60)…エロ割合86%、回想数59。
エロ1CGあたりの尺は7分(彩愛女騎士催眠イラマチオ)から38分(ゆり・夜の公園で撮影)。平均21分。
永続ループBGVあり(台詞ボイス永続ループ機能なし)、永続ループBGエロSEあり、エロイベント連戦時付着精液残留あり、尻モザなし、淫語P音修正なし、立ち絵鑑賞モードなし。
(関連記事:リアルエロゲシチュエーション!)
2018/1/26
©自宅すたじお
キャラ設定等はHPに詳しいのでそちらで確認を。(ストーリーテキスト:5019字)
<みる・なずなストーリー>
日々彩愛と環奈、ゆりたち三人からアプローチを受け続け心身共に消耗しきった忍は、精神的な作用からか勃たなくなってしまった。そんな忍を見かね、ゆりの母親である里神なずなとその親友で忍の担任である八重桜みるの二人は、その保護者という立場から一肌脱ぐことを決める。忍を癒やし女性への自信をつけさせる為になずなは何でもするという。両親から留守を託された母親代わりの女性であるなずなに、その包容力と共にいつしか言葉にしづらい感情を自覚するようになっていく忍。そして自宅に入り浸って教師らしからぬ姿を散々に見せつけられてきたはずが、自身の為に何くれとなく世話を焼いてくれるようになった、みるにも。
その上で忍は、この先も支えてくれる相手をどちらか一方に決めなくてはならなかった。
<みるエンド>
そうして忍はみるを選ぶ。その時にはその選択が恋から来るものなのかは、忍にもまだぼんやりとしていてわからなかった。たがそれ以来、学園祭に向けて忙しなさを増す中においてもみると身体を重ねることで、時には初心者同士のぎこちないデートじみたその時間を過ごす中で、忍は自身の気持ちを自覚していく。そうして忍はその想いをみるに打ち明けた。
それから幾らか時が過ぎ、学園を卒業した忍は社会人としてそれなりの自信をもって、その告白をする。みるはあれからもちんまりとした教師としてまるで変わりない。だが教え子と教師だった二人の関係はその婚約の日を境に、また一つ変わっていく。正式に結婚式を挙げるにはまだ早いが、ウェディングドレスを使って愛を深める二人の、その心は変わることがないだろう。
<なずなエンド>
一緒にいて誰よりも癒される、母親代わりのなずな。いつしか彼女に対して女性を感じ取っていることを、忍はもう誤魔化しきれない。だが未亡人とはいえ家庭ある彼女にその想いを打ち明けることは憚られた。その性行為が、ゆりたち異性への自信を取り戻す為の行いとなずなが言っていることもある。だがそんな中でなずなから問いかけられた、ゆりたちの誰が好きなのかという問いに、忍は自身を抑えることができなかった。そうして忍はなずなにその恋心を明かす。
親子ほどにも歳の離れた二人の関係は、その日から恋人のそれとなった。これまで息子を預けていた恩義からか、忍の両親の了解も取れているらしい。念願叶ってなずなを恋人にしたとはいえ、時に母親扱いが抜けない忍。彼女の隣に相応しく並び立つには、まだもう少しの時間が必要なようだった。
<恋・花沙音ストーリー>
忍が環奈への憧れから脱ヲタを決意して一年。今では、その相談に乗ってもらっていたクラスメイトである咲楽花沙音のことが忍の心を大きく占めるようになっていた。花沙音の風紀委員会と、以前からの付き合いである松永・アメリア・恋の生徒会を手伝うことが増えた忍。そんな中で忍は二人に迫られそれぞれと身体の関係を持ってしまう。恋からの好意は前々から何となく察していたが、花沙音がこの一年で自身と同じ心境の変化に到っていたことは予想外だった。だが喜んでばかりではいられない。花沙音と恋の好意にいつまでも甘んじていることはできず、忍はどちらかを選び取らなければならない。
<花沙音エンド>
そうして想いを伝えあって恋人となり、また同じ風紀委員となった忍と花沙音。だが生徒の模範となるべき立場でありながら恋人となった二人は囃し立てられ、時には冷たい視線にも晒された。その上、彩愛やゆりがめげずに忍へアタックし続けることで、花沙音の苛立ちは募る一方だった。それを爆発させ、風紀委員を辞めると往来のど真ん中で啖呵を切った花沙音は忍の腕を掴んで学園を飛び出してしまう。
セックスに熱を上げ、そして戻ってきた冷静な頭で考えた時、花沙音にあったのはやはり後悔だった。責任を持ってやってきた、自分でも好きな風紀委員をやはり辞めたくはない。だが衆目の中であれだけのことをしでかした以上、その撤回は難しいように思われた。だが翌日学園に行ってみると騒ぎの余波はあったものの、環奈と恋のフォローによって、花沙音が生徒や教師たちから咎められるようなことはなかった。
環奈と恋の二人に深く感謝して、それからも花沙音と忍は学生の恋人の模範になるよう努めながら、風紀委員を続けている。今こうして学園祭を見回り仕事に励んでいる花沙音の横顔は、やはり生き生きとしていて眩しい。その笑顔と共にこれからも歩んでいこうと思う忍だった。
<恋エンド>
強がる花沙音の涙を振り切って恋を選んだ忍。そうして恋の恋人となった忍は生徒会にも正式に所属し、新しい日常を送り始めた。だがその立場と学園祭を間近に控えた忙しなさから、思うように学内でイチャつけないことが恋は不満なようだった。そんな中で恋は学園祭でベストカップルコンテストを生徒会主催で行うことを思い立つ。合法的にイチャつける上に、優勝すれば学園公認カップルの座は揺るぎない。
コスプレを参加条件に据えたコンテストは盛況の内に幕を閉じ、そしてオタクの知識を生かした恋はその優勝に見事輝く。そうして二人はようやくその関係を周囲に示すことができた。恋は最上級生で、学園で二人がいられる時間は間もなく終わる。だがそれは新たな始まりでもある。
そうして今、学園を卒業した恋は忍の家で同居しながら、新たな学生生活を送っている。一つの思い出が形として残ったように、それをこれからも二人で積み重ねていくのだろう。いつまでもずっと。
<メインルート>
学園祭まで二週間を切ってなお、忍は彩愛たちとの関係について踏ん切りをつけられていなかった。みるからも甲斐性として本番行為に及べなどと教師らしからぬ発破をかけられる、焦燥に駆られる日々。ある少女と出会ったのはそんな時だった。幼い頃、里神家とは逆隣にあった鳥居家。何年かぶりに街に戻ってきた鳥居卯衣と、忍は唐突な再会を果たす。
父の急な仕事事情で両親と合流できず、長門家に居候することになった卯衣。その内心を察したなずなの言葉によって、卯衣もまた忍を巡る女の戦いに参戦するようになった。そんな中でも卯衣たちは友情を深め、またそれに触発された忍は一年前に退部していた二次元同好会への仮復帰を決める。卯衣の存在によって、忍たちを取り巻くものはにわかに変化を帯び始めるのだった。
<環奈エンド>
卯衣が来て、改めて彼女たち四人と向き合った忍。そうしてやはり思うのは、環奈が好きだということだった。一年前から続く自身の想いを再確認した忍はそれを環奈へと伝え、二人は恋人となった。だがそんな矢先、里神家が半焼してしまう失火が起きる。ゆりとなずなは無事だったものの、家の修繕まで二人を長門の家に住まわせるには、卯衣とみるの存在もあって幾らか手狭だった。そんな中で忍は一人暮らしの環奈と同居すればいいというみるの甘言に飛びついてしまう。
恋人になったばかりの男女の同棲。それは忍にも環奈にも、これ以上なく甘美な時間だった。そんな生活の中で、この一年でオタク趣味への偏見をすっかりなくしていた環奈は忍のかつての趣味に興味を見い出し始める。忍も飽いてオタク趣味を封じたわけではない。環奈とするエロゲやコスプレは以前と変わりなく、そして以前にも増して心躍った。
そうやって一足先に、そう遠くないだろう将来の夢に浸った二人は、里神家の再建が済んだことで普段の日常に戻る。だがそれでも週に幾日かは二人きりで過ごす、その時間は恋人関係として逸脱したものでもないだろう。季節も変わり冬。年末イベントで二次元同好会として彩愛が中心となって制作した同人ゲームは、彼女の願望をありありと投影したハーレムゲーで、それに苦笑しながらも環奈は忍に対する情熱をますます燃やすのだった。
<彩愛エンド>
忍がいない間も入れ違いになった二次元同好会を続け、一途に想い続けアタックし続けてくれた彩愛。そんな彼女をいつしか好きになっていた自分を、忍は認めざるを得ない。そしてその想いを伝え、二人は恋人となって学園祭を迎える。忍はクラスの出し物に、彩愛は前々から決まっていた二次元同好会の出し物に追われながらも、一番身近な学園で初めての恋人デートに浸る二人。卯衣たちも自分たちが諦めることはないと一言置いて、二人を祝福してくれている。
そんな中で両親が旅行で不在になることから、一人暮らしを避けるという名目で彩愛が忍の家に数日間泊まることになった。家や外出先で甘い恋人の時間を過ごし、時に若さに任せたようなセックスに耽りながらも、その三日間で改めて互いへの愛情を一層深く確認し合う忍と彩愛。そうして二人は互いがその隣同士に寄り添う、その将来の姿を脳裏に明確に描き始める。
それから数年後。学園を卒業した忍は今では社会人に、そして彩愛はゲームクリエイター専門学校に進学し、二人の睦まじい日々は続いている。忙しない日常の合間を縫って愛情を確かめ合うセックスに耽る、休日の一日を満喫する忍と彩愛。互いへのその想いは若さに満ち溢れていたあの頃と比べて、今も何ら変わっていない。そしてこれからも二人のその物語、そのストーリーは変わることなく、続いていくのだろう。
<ゆりエンド>
思春期の影響で一時は疎遠になっていたものの、そのすれ違いがあったからこそ再び近しくなった今、幼馴染への想いを忍に自覚させていた。物心ついた頃にはすでに側にいた、家族よりも大切なゆり。自分の中のその事実を認めて、学園祭という区切りを迎えて忍はゆりに告白する。
収まるところにようやく収まった幼馴染の二人。その絆は恋というよりは、熟年に差し掛かった男女の愛に近い。ただ、思春期の変化から永らく忍を陰から見つめ続けていたゆりは、悶々とした想いを溜めに溜めていた。アブノーマルなプレイに望んで踏み出し、忍に尽くすことを自身の何にも勝る喜びとするゆり。そうして二人はセックスの撮影をたびたび行うようになった。二人の子供を作る行為を記録に残し、愛の証を形にできることをゆりは喜んでいる。
それ以来、忍とゆりのピンク色の日々は変わらず続いている。同じ家に住むみるからは教師という立場もあって学園など場所を問わずに行われる撮影についてたびたび苦言を呈されているが、興味津々な卯衣や娘を全面的に応援しつつ忍をつまみ食いするなずなの存在もあって、二人の愛の営みが阻まれるようなことにはなっていない。もちろん快楽だけに溺れているわけではなくその行為は愛あってこそで、また生まれてきた子供に将来その誕生の瞬間を見せてやりたいというゆりの思いがあるが、いまいちみるには理解されないようだった。
今日もみるの説教から逃げる為に駆け出す二人。日々は忙しないが、繋がれた手から伝わる温もりに幸福を感じる。だからこれまでがそうだったようにこれからも、二人は一緒に寄り添い続けるのだろう。
<卯衣エンド>
卯衣が来て気づいたこと。それは幼い頃に暴れる犬から彼女を助けた時に抱いた自身の古い感情だった。まるで妹のように儚くか弱いその姿に感じたものが恐らく初恋だったのだろう。その気持ちは彼女との再会から鼓動を取り戻したかのように、日増しに大きくなっている。そうして忍はみるとなずなの問いに、卯衣の名前を返した。
学園祭の日を恋人として迎えた忍と卯衣。忙しさから同じ時間を過ごせない焦れもあったものの、周囲の気遣いがあって初めてのデートとして学園祭を回ったことで二人は恋人の階段を一歩上がる。妹のように愛らしいだけでなく、元々その気があった上に彩愛の影響でオタク趣味に馴染み始めた卯衣と過ごすのは、忍にとって何よりも心躍る時間だった。
だがそんな中で電話を取った卯衣が暗い顔を見せるようになる。それが両親からのもので、帰宅を促されていると知った時、忍はどうしても卯衣と離れ離れになりたくないと強く思った。彩愛に背を押された忍は卯衣の父に電話をかけ、恋人となったことを告げた上でその決意を伝える。
卯衣が後ろで聞いていたことにも気づかず、プロポーズじみた決意を忍が叫んでから。卯衣は引き続き、長門の家に留まることができるようになっていた。休日にすることといえば何よりも、愛を確かめ合うこと。そうして今日も二人はこれまで離れ離れだった数年間の時間を埋めるように、これからもその時間を積み重ねていく。
<プレイ時間>
みるエンド(初回プレイ)4時間16分、花沙音エンド4時間35分、恋エンド2時間32分、なずなエンド2時間3分、
環奈エンド(メインルート初回プレイ)8時間31分、彩愛エンド4時間54分、ゆりエンド5時間43分、卯衣エンド4時間27分。計37時間1分。
<グラフィッカー情報・敬称略>
カズオ、ROMA、BB、ant、じぐまる、ふじみとわ、外道、どどめ色マヨネーズ、Grapholic、ふゆら
<あとがき・2018/3/8>
・CG+エロ+ストーリー
デカパイ偽妹が素朴な純情オタクスケベ娘でとてもいい。けどボリューム的にもメインシナリオかと思ったら、そこは旧ヒロインの三人と同じか少ないくらいだったのは少し残念でしたね。ファンディスクだから仕方ないとも思いますが。
ただCGは前回の無印に比べても更によくなってました。まず今回はほとんどのエロCGに汗だく感が出ててとてもよかった。それに乳輪の塗りがとてもいいですね…。どの原画家さんも可愛い系なのに濃い色のデカ乳輪で素晴らしいと思います。
どスケベギャル風味オタクの彩愛は前回に続き単独でも充分にキャラが立ちまくってますが、卯衣とゆりは同じ幼馴染ということで、もっともっと絡みがあってもよかったと思いますね。前作の時も書きましたが、ハーレムエンドが本当に欲しいゲームです。他のキャラを選んだ時、ゆりの立ち絵が特に無理をして笑ってるように見えて可哀想で辛いの。ハーレムシチュエーション自体は自然にありそうなコンセプトのゲームなんですがね。
これでリアルエロゲシチュエーションは終わるのでしょうが、自宅すたじおは抜けて使える、とても好きなメーカーとなったので次の新作を早くやりたいですね。
基本CG数70(内胸露出以上のエロCG数60)…エロ割合86%、回想数59。
エロ1CGあたりの尺は7分(彩愛女騎士催眠イラマチオ)から38分(ゆり・夜の公園で撮影)。平均21分。
永続ループBGVあり(台詞ボイス永続ループ機能なし)、永続ループBGエロSEあり、エロイベント連戦時付着精液残留あり、尻モザなし、淫語P音修正なし、立ち絵鑑賞モードなし。
(関連記事:リアルエロゲシチュエーション!)
この記事のトラックバックURL
http://rex11i.blog.2nt.com/tb.php/411-d180a0d6