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注意
当ブログは成人男性向けPC用ゲーム(いわゆるエロゲー)のストーリーについてを取り扱っております。
18歳未満の方の閲覧はお控えくださるようお願い致します。
記事はゲームの主要なストーリーについてを記載してありますので、重大なネタバレ要素を多量に含みます。
作品の記事について、未プレイの方及びプレイ予定の方の閲覧は自己責任でお願い致します。
特典内容やゲームについての細かい質問等があればコメントにどうぞ。
ぷちぱら文庫・euphoria -another room- (パラダイム)
2011/10/28
(注意)
予備知識を得た上で購読された場合、娯楽性を大きく損ないます。
購読予定の方は、閲覧を避けられることを強く推奨いたします。
(テキスト:1471字)
<序章>
電気椅子に縛り付けられゲームから脱落した安藤都子の姿を見て、高遠恵輔は激しい情動に襲われる。それを見た合歓は3つのお願いと、その1つ目に叶を鍵穴に選ぶよう促す。そして14枚の扉を開く脱出ゲームの幕が開けた。
<一日目>
お願いを受け入れなかった恵輔は逆に合歓を指名する。行為のさなかに一度は屈服したかに見えた合歓だがその終わりには、こともなげに自身を続けて選択するよう恵輔を挑発する。逃げではないと頭に留めながら、二度目の鍵穴に凛音を選択する恵輔。
ボーナスゲームで合歓と梨香がVIPルームに入ったその夜、恵輔はディスプレイルームの天井に、緑色に淡く光る文字を見た。
<二日目>
菜月の助けもあり天井から文字の刻まれたパネルを回収した恵輔は、時を置かずに始まった鍵穴選択に菜月と梨香を選ぶ。VIPルームに菜月と凛音が入り一同が寝静まった後、パネルのある奈月のベッドに向かう恵輔だが、すでにその動きは合歓に悟られていた。
やむを得ずパネルの解読に合歓を立ち合わせた恵輔は、地下施設内にアナザールートという存在が隠されていることを知る。
<三日目>
鍵穴に合歓と凛音を選んだ恵輔は続けて開錠部屋の捜索に当たり、合歓はパネルが示す道具を持ち出すべくVIPルームに入った。そんな中で鍵穴に選ばれないことを気に病む叶はその心情を訴えるが、それは恵輔にとって受け入れがたいことだった。
叶だけをゲームから遠ざける理由が、帰るべき日常を維持したいという自身の身勝手な願望から来るものと理解しながらも恵輔は、このゲームを一刻も早く中断させること、ただそれだけを考えた。
<四日目>
決まった順に菜月と梨香を、もはや機械的に淡々と鍵穴に選ぶ恵輔。だが四日目にして、面子の中でもっとも精神的に脆い梨香に異常が見られ始めた。照明が落ちても戻ってこない二人を見回りにでた恵輔は、叶とその下腹部に腕をねじ込もうとしていた梨香の姿を目にする。激昂した恵輔は梨香を叩きのめし、散々に脅しつけた上でシャワールームに縛り付ける。
そして合歓がVIPルームから持ち帰った望遠レンズを使い、ディスプレイルームに隠されたギミックを探し出した恵輔たち。だがディスプレイ下にある窪みに嵌めるのだろう、人数分のパネルには一枚足りず、アナザールート開放は翌日に持ち越された。
<五日目>
下半身への違和感に目を覚ました恵輔。覚醒していく頭は、自身に跨る叶の姿を捉える。これほどまでに彼女を追い込んだ自身の行動の結果に、怒りさえ通り過ぎて涙を流すしかなかった。そして事態はそんな感傷さえ許さない。
最後の鍵穴に梨香を選んだ恵輔は最後のパネルを得、そして「声」はアナザールートの開放を告げる。6つの部屋に窪みが現れ、その鍵となる6つのパネルと、6つの問い。それに答えた者だけが、窪みに合わさったパネルと入れ替わりに現れた穴へ入る権利を得た。
そして菜月に正解を譲られた恵輔はその暗闇の中へと身を投じる。
<終章>
気がつけば恵輔はまだ暗闇の中にいた。そこへ不意に感じられた叶の気配。暗闇の中、二人は手を繋いで歩き出し、そしてその先に白い光を見る。急な勾配の坂を越えた恵輔は日常への帰還の予感と共に、その光の中へと飛び込んだ。
白い光の奔流から視力を取り戻した恵輔は、目の前の光景に言葉を失った。
意識を失って倒れる梨香。呆然と立ちつくす菜月。最後に別れた時とまるで変わらない様子の凛音と合歓。そしてそこには白い部屋があった。
不意に響く「アナザールートネクストステージ」という言葉。「声」はそして、新たなゲームの始まりを告げる。
<印象に残ったシーン>
「…ふふ、そういう自分の弱さに自覚的なところ、好きよ」
何も言わず、何も答えずに、俺は合歓に背中を向けて、電気椅子の部屋を去った。
「…好きよ」
部屋を出る直前、戯れのように背中に投げられたちいさな合歓の囁きは、聞こえなかったフリをした。(二日目・101P)
<あとがき・4/19>
これは…なんとも言えないラスト。最後の2ページはページ表記が消えてることから、恵輔君またかよ!の意識操作エンドかなあとも思うし、14枚あった扉が最後5枚残ったことからここからゲーム本編開始ともとれる。後者はキャラの置かれた状況がちょっと違いますが。
後本編でもディスプレイ下の窪みについては触れられてましたね。あちらでは恵ちゃんと先生の会話で、脱出ゲーム用途に施設を改装した際にコンソールを撤去したせいだろうと結論づけられてましたが。
まあなんにしても梨香チャンの扱いが酷すぎて笑ってしまった。正直4日目終わった時点で、本編の救出・叶のBルート来るか?と思って内心期待してましたが…。実行されてればあれが一番半端なかったデスネ。
(関連記事:euphoriaゲーム版)
2011/10/28
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(テキスト:1471字)
<序章>
電気椅子に縛り付けられゲームから脱落した安藤都子の姿を見て、高遠恵輔は激しい情動に襲われる。それを見た合歓は3つのお願いと、その1つ目に叶を鍵穴に選ぶよう促す。そして14枚の扉を開く脱出ゲームの幕が開けた。
<一日目>
お願いを受け入れなかった恵輔は逆に合歓を指名する。行為のさなかに一度は屈服したかに見えた合歓だがその終わりには、こともなげに自身を続けて選択するよう恵輔を挑発する。逃げではないと頭に留めながら、二度目の鍵穴に凛音を選択する恵輔。
ボーナスゲームで合歓と梨香がVIPルームに入ったその夜、恵輔はディスプレイルームの天井に、緑色に淡く光る文字を見た。
<二日目>
菜月の助けもあり天井から文字の刻まれたパネルを回収した恵輔は、時を置かずに始まった鍵穴選択に菜月と梨香を選ぶ。VIPルームに菜月と凛音が入り一同が寝静まった後、パネルのある奈月のベッドに向かう恵輔だが、すでにその動きは合歓に悟られていた。
やむを得ずパネルの解読に合歓を立ち合わせた恵輔は、地下施設内にアナザールートという存在が隠されていることを知る。
<三日目>
鍵穴に合歓と凛音を選んだ恵輔は続けて開錠部屋の捜索に当たり、合歓はパネルが示す道具を持ち出すべくVIPルームに入った。そんな中で鍵穴に選ばれないことを気に病む叶はその心情を訴えるが、それは恵輔にとって受け入れがたいことだった。
叶だけをゲームから遠ざける理由が、帰るべき日常を維持したいという自身の身勝手な願望から来るものと理解しながらも恵輔は、このゲームを一刻も早く中断させること、ただそれだけを考えた。
<四日目>
決まった順に菜月と梨香を、もはや機械的に淡々と鍵穴に選ぶ恵輔。だが四日目にして、面子の中でもっとも精神的に脆い梨香に異常が見られ始めた。照明が落ちても戻ってこない二人を見回りにでた恵輔は、叶とその下腹部に腕をねじ込もうとしていた梨香の姿を目にする。激昂した恵輔は梨香を叩きのめし、散々に脅しつけた上でシャワールームに縛り付ける。
そして合歓がVIPルームから持ち帰った望遠レンズを使い、ディスプレイルームに隠されたギミックを探し出した恵輔たち。だがディスプレイ下にある窪みに嵌めるのだろう、人数分のパネルには一枚足りず、アナザールート開放は翌日に持ち越された。
<五日目>
下半身への違和感に目を覚ました恵輔。覚醒していく頭は、自身に跨る叶の姿を捉える。これほどまでに彼女を追い込んだ自身の行動の結果に、怒りさえ通り過ぎて涙を流すしかなかった。そして事態はそんな感傷さえ許さない。
最後の鍵穴に梨香を選んだ恵輔は最後のパネルを得、そして「声」はアナザールートの開放を告げる。6つの部屋に窪みが現れ、その鍵となる6つのパネルと、6つの問い。それに答えた者だけが、窪みに合わさったパネルと入れ替わりに現れた穴へ入る権利を得た。
そして菜月に正解を譲られた恵輔はその暗闇の中へと身を投じる。
<終章>
気がつけば恵輔はまだ暗闇の中にいた。そこへ不意に感じられた叶の気配。暗闇の中、二人は手を繋いで歩き出し、そしてその先に白い光を見る。急な勾配の坂を越えた恵輔は日常への帰還の予感と共に、その光の中へと飛び込んだ。
白い光の奔流から視力を取り戻した恵輔は、目の前の光景に言葉を失った。
意識を失って倒れる梨香。呆然と立ちつくす菜月。最後に別れた時とまるで変わらない様子の凛音と合歓。そしてそこには白い部屋があった。
不意に響く「アナザールートネクストステージ」という言葉。「声」はそして、新たなゲームの始まりを告げる。
<印象に残ったシーン>
「…ふふ、そういう自分の弱さに自覚的なところ、好きよ」
何も言わず、何も答えずに、俺は合歓に背中を向けて、電気椅子の部屋を去った。
「…好きよ」
部屋を出る直前、戯れのように背中に投げられたちいさな合歓の囁きは、聞こえなかったフリをした。(二日目・101P)
<あとがき・4/19>
これは…なんとも言えないラスト。最後の2ページはページ表記が消えてることから、恵輔君またかよ!の意識操作エンドかなあとも思うし、14枚あった扉が最後5枚残ったことからここからゲーム本編開始ともとれる。後者はキャラの置かれた状況がちょっと違いますが。
後本編でもディスプレイ下の窪みについては触れられてましたね。あちらでは恵ちゃんと先生の会話で、脱出ゲーム用途に施設を改装した際にコンソールを撤去したせいだろうと結論づけられてましたが。
まあなんにしても梨香チャンの扱いが酷すぎて笑ってしまった。正直4日目終わった時点で、本編の救出・叶のBルート来るか?と思って内心期待してましたが…。実行されてればあれが一番半端なかったデスネ。
(関連記事:euphoriaゲーム版)
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