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注意
当ブログは成人男性向けPC用ゲーム(いわゆるエロゲー)のストーリーについてを取り扱っております。
18歳未満の方の閲覧はお控えくださるようお願い致します。
記事はゲームの主要なストーリーについてを記載してありますので、重大なネタバレ要素を多量に含みます。
作品の記事について、未プレイの方及びプレイ予定の方の閲覧は自己責任でお願い致します。
特典内容やゲームについての細かい質問等があればコメントにどうぞ。
プリズム リコレクション (クロシェット)
2013/2/22
©clochette
キャラ設定等はHPに詳しいのでそちらで確認を。(テキスト:3073字)
<共通>
住み慣れた東京から、妹のこのかが待つ故郷の図南市に引っ越すこととなった久我山昌信。その初日に同じ九条ヶ丘学園に通う連城紗耶香という少女に街を案内されることとなった昌信は、彼女が学園で☆☆☆(ほしみっつ)部というナビゲート業を運営していることを知る。
学園に編入した昌信は紗耶香とクラスを同じくし、クラスメイトのアイナ・アシュウィンという女生徒と面識を持つ。そして☆☆☆の部室でもある、学園理事長・九条初音の研究所へと移った昌信はそこで、初音の部下にして一年生の初咲雛乃と出会った。アイナが即決で入部を決めこのかもそれに倣う形となり、昌信と初音の弟で友人となった和泉を加えて六人の大所帯となった☆☆☆部。
<個別>
久我山このか(妹・下級生)
エピソード記憶を三日間しか保持できないという先天性の障害を持つこのか。そんな娘に対して、図南市開発局に物理学者として勤める両親の篤郎と静は、都市型量子コンピュータを用いた記憶補助システムを構築していることを明かす。
そしてこのかはある日唐突に、学園で初音に引き取られた記憶を思い出す。これまでに決して起こり得なかったその出来事に昌信は驚くが、その原因を調べる中でこのかは幼い兄の遊園地での事故という記憶を呼び起こす。それに不安を感じ感情を吐露するこのか。そんな妹に対して昌信は、このかの女性を強く意識し始める。
そんな中で、父の篤郎が開発局に拘束され、学園の庇護を求めて母の静が初音の元を訪れる。その際の映像を見たアイナは、そこに立つ男が故国クーヴェルラントの陸軍諜報部に所属するライヒマン大佐であることを驚きをもって伝えた。アンドロイドにその技術を応用すれば、機械の軍隊をまさに実現できる記憶補助システム「AMS」。日本のいち地方組織にすぎない図南市開発局は、先進技術を軍事技術として他国へ売り渡そうとしていた。そしてその局長は雛乃の父親でもあった。
だが学園に踏み込んできたライヒマンはアイナの護衛であるヴェロニカに取り押さえられ、局長である藤倉永康は雛乃の言葉によって説得され、事件は一日で解決をみる。陰謀が公にならなかったこともあり、事件は政治的によりよい方向に工作され、「AMS」はその本来の政策へと立ち戻ることとなった。そして昌信は部の面々にこのかとの仲を伝えることを決める。
両親の尽力によって記憶の欠損を克服する一歩を踏み出したこのか。それまでつけていた記録の為の手書きスキルを活かし、このかは漫画家の道を志す。そしてそんな妹を、その横でこれからも支えていくことを兄は誓った。
アイナ・アシュウィン(クラスメイト)
クーヴェルラント公国からの留学生であり軍人であるアイナ。同じ軍人のヴェロニカに護衛される身でありながら尖ったところのない彼女は、☆☆☆部の面々にとって気勢の旗振り役となる。
部の活動を通して同じ時間を過ごすことの多くなる昌信とアイナ。互いに意識しあう二人はそう時を置かず、恋人の関係となる。そしてアイナが実際にはクーヴェルラント人ではなく、その隣国アレストニア公国の皇族であることを昌信は知った。
現公主はアイナの従兄弟にあたる存在であり、本来の継嗣が不可解な死を遂げたことと、継承順位を飛び越え元首がすげ替えられたことを鑑みれば、今やクーヴェルラント軍中将となった父エリクとその娘のアイナは危険極まりない存在だった。それを知った上で昌信はアイナの傍にいることを選ぶ。
しかし事態は急転しアイナの元に、ヴェロニカの父リヒャルトが殺害されその犯人がエリクであるという不確かな情報が入った。日本まで落ち延びてきたエリクはリヒャルトが自身の盾となってしまったことを明かした上で、昌信にアイナの身を託して事態の収拾を図る。アイナの身柄を押さえようとする、アレストニアに通じるライヒマン大佐だが、実は生き延び身を潜めていたリヒャルトによってその企みは阻止された。
平穏な日常に戻ってきた二人。時は少し流れ新年、二人は初詣の為に神社にいた。アイナの願いを聞き、全く同じ願いをかけていたことを知る昌信。二人はこの神社を何度でも訪れることになるだろう終生の誓いを交わす。
初咲雛乃(下級生)
図南市の郊外に位置する、寂れきった初咲温泉街。地盤調査によれば温泉資源は枯渇しかけており、更に大規模な地形変動の恐れさえあるとされる初咲地区民は、開発局から移転を迫られていた。それをどうにか救うべく奮闘する中で、昌信はこのかの親友となった雛乃に心を寄せ、彼女もまた親友の兄を憎からず思うようになっていく。
雛乃には学園教師である詩子という姉がおり、そして双子のもう一人の姉がいた。名前を佳乃といい、量子コンピュータの設計に携わっていた開発局の技術者だったが、彼女は二年前に忽然と姿を消した。雛乃がこの街に来た理由を知り、昌信は雛乃の力になりたいと強く思うようになる。そしてすれ違いを続けながらも、ようやく思いを遂げあう二人。
佳乃についての情報を集める中で☆☆☆部は、腹部を銃撃されながらも開発局から脱走してきた女性職員を保護する。開発局はアレストニア公国と合同で、自立思考アンドロイドに関する軍事研究をかねてから行っており、それを止めようとした佳乃は逆に身の危険に晒された。
駐在アレストニア兵から逃れる為に、開発局の最重要区画である量子コンピュータサーバールームに身を移した佳乃。だが全施設の徹底捜索が行われ、その目をくらます為に佳乃の賛同者である彼女が、不審者を装い開発局を離れたのだという。
機密を知った☆☆☆部の面々を処理すべく、学園を強襲するアレストニア兵。だがそこへ、開発局局長にして雛乃たちの父である藤倉永康が、試製兵器級アンドロイドを伴って現れる。かつて亡くなった妻を取り戻すべく、この研究に賭けた永康。だが佳乃を射殺したという偽の報告を受けた彼はアレストニアを深く憎むようになった。
その部隊長を殺害しようとする永康を止める姉妹と、そしてすんでのところで間に合った佳乃。永康は昌信に末娘を託し、駆けつけた警察車両に乗り込む。
開発局の秘匿データが公となり、初咲地区にダムを建設しようとしていた目論見は頓挫した。それどころか新たな源泉の存在が明るみとなり、初咲温泉街は復興の道を歩み始める。そして昌信は皆で出かけた天体観測の場で、雛乃とその将来を誓い合った。
連城紗耶香(クラスメイト)
部活を通して友人の関係を深め、正式な恋人となった昌信と紗耶香。このかの記憶の回復を受けて、昌信たちは紗耶香が撮り続けた写真の古い中に、かつての図南市での思い出を探す。それをきっかけに昌信は、幼い頃天文台で出会い写真を通して文通した少女が紗耶香であったことを知る。そのめぐり合わせは二人をますます強く結びつけた。
そして紗耶香の写真の中には本来写ってはいけないものも含まれていた。それを見た雛乃は開発局の裏の顔にたどり着く。父親の告発に動く初咲姉妹だが、病で亡くなった雛乃たちの母である志乃から預かった写真を持ち出した紗耶香はそれをとどめる。
局長である藤倉永康にその写真を手渡した紗耶香。亡き妻が撮った図南市と自身の姿、そして妻の姿を見た永康は、紗耶香から伝えられた志乃の言葉に涙を流す。佳乃の安否も確認され、娘たちの前で永康は全ての計画の公開と中止を明言した。
図南市の遍歴を辿る写真展を学園と部主催で行った紗耶香。図南が好きだという純粋な感情が表情にもありありと感じられた。昌信はそんな彼女の今ここだけの瞬間を、手に持ったカメラで切り取る。
<プレイ時間>
初回このかルート12時間55分、アイナルート6時間5分、雛乃ルート7時間、紗耶香ルート5時間50分。計31時間50分。
<グラフィッカー情報・敬称略>
佐倉涼太(グラフィックチーフ)、むふる、まーと、fu-sen、HILO、にの子、涼月(ういんどみる)、ある(ういんどみる)、浅野晃(コネクト・ウィザード)
<あとがき・3/3>
相当なボリュームがあったゲームでした。けれど似たようなボリュームのガンナイトガールが8000字超に対してプリコレは3000字超。まとめやすくて優しい…。
塗りが恋色マリアージュに似てると思ったんですが同じグラフィッカーの人いなかったです。濃さがちょっとこちらの方が濃いかなとは思いますが。
2013/2/22
©clochette
キャラ設定等はHPに詳しいのでそちらで確認を。(テキスト:3073字)
<共通>
住み慣れた東京から、妹のこのかが待つ故郷の図南市に引っ越すこととなった久我山昌信。その初日に同じ九条ヶ丘学園に通う連城紗耶香という少女に街を案内されることとなった昌信は、彼女が学園で☆☆☆(ほしみっつ)部というナビゲート業を運営していることを知る。
学園に編入した昌信は紗耶香とクラスを同じくし、クラスメイトのアイナ・アシュウィンという女生徒と面識を持つ。そして☆☆☆の部室でもある、学園理事長・九条初音の研究所へと移った昌信はそこで、初音の部下にして一年生の初咲雛乃と出会った。アイナが即決で入部を決めこのかもそれに倣う形となり、昌信と初音の弟で友人となった和泉を加えて六人の大所帯となった☆☆☆部。
<個別>
久我山このか(妹・下級生)
エピソード記憶を三日間しか保持できないという先天性の障害を持つこのか。そんな娘に対して、図南市開発局に物理学者として勤める両親の篤郎と静は、都市型量子コンピュータを用いた記憶補助システムを構築していることを明かす。
そしてこのかはある日唐突に、学園で初音に引き取られた記憶を思い出す。これまでに決して起こり得なかったその出来事に昌信は驚くが、その原因を調べる中でこのかは幼い兄の遊園地での事故という記憶を呼び起こす。それに不安を感じ感情を吐露するこのか。そんな妹に対して昌信は、このかの女性を強く意識し始める。
そんな中で、父の篤郎が開発局に拘束され、学園の庇護を求めて母の静が初音の元を訪れる。その際の映像を見たアイナは、そこに立つ男が故国クーヴェルラントの陸軍諜報部に所属するライヒマン大佐であることを驚きをもって伝えた。アンドロイドにその技術を応用すれば、機械の軍隊をまさに実現できる記憶補助システム「AMS」。日本のいち地方組織にすぎない図南市開発局は、先進技術を軍事技術として他国へ売り渡そうとしていた。そしてその局長は雛乃の父親でもあった。
だが学園に踏み込んできたライヒマンはアイナの護衛であるヴェロニカに取り押さえられ、局長である藤倉永康は雛乃の言葉によって説得され、事件は一日で解決をみる。陰謀が公にならなかったこともあり、事件は政治的によりよい方向に工作され、「AMS」はその本来の政策へと立ち戻ることとなった。そして昌信は部の面々にこのかとの仲を伝えることを決める。
両親の尽力によって記憶の欠損を克服する一歩を踏み出したこのか。それまでつけていた記録の為の手書きスキルを活かし、このかは漫画家の道を志す。そしてそんな妹を、その横でこれからも支えていくことを兄は誓った。
アイナ・アシュウィン(クラスメイト)
クーヴェルラント公国からの留学生であり軍人であるアイナ。同じ軍人のヴェロニカに護衛される身でありながら尖ったところのない彼女は、☆☆☆部の面々にとって気勢の旗振り役となる。
部の活動を通して同じ時間を過ごすことの多くなる昌信とアイナ。互いに意識しあう二人はそう時を置かず、恋人の関係となる。そしてアイナが実際にはクーヴェルラント人ではなく、その隣国アレストニア公国の皇族であることを昌信は知った。
現公主はアイナの従兄弟にあたる存在であり、本来の継嗣が不可解な死を遂げたことと、継承順位を飛び越え元首がすげ替えられたことを鑑みれば、今やクーヴェルラント軍中将となった父エリクとその娘のアイナは危険極まりない存在だった。それを知った上で昌信はアイナの傍にいることを選ぶ。
しかし事態は急転しアイナの元に、ヴェロニカの父リヒャルトが殺害されその犯人がエリクであるという不確かな情報が入った。日本まで落ち延びてきたエリクはリヒャルトが自身の盾となってしまったことを明かした上で、昌信にアイナの身を託して事態の収拾を図る。アイナの身柄を押さえようとする、アレストニアに通じるライヒマン大佐だが、実は生き延び身を潜めていたリヒャルトによってその企みは阻止された。
平穏な日常に戻ってきた二人。時は少し流れ新年、二人は初詣の為に神社にいた。アイナの願いを聞き、全く同じ願いをかけていたことを知る昌信。二人はこの神社を何度でも訪れることになるだろう終生の誓いを交わす。
初咲雛乃(下級生)
図南市の郊外に位置する、寂れきった初咲温泉街。地盤調査によれば温泉資源は枯渇しかけており、更に大規模な地形変動の恐れさえあるとされる初咲地区民は、開発局から移転を迫られていた。それをどうにか救うべく奮闘する中で、昌信はこのかの親友となった雛乃に心を寄せ、彼女もまた親友の兄を憎からず思うようになっていく。
雛乃には学園教師である詩子という姉がおり、そして双子のもう一人の姉がいた。名前を佳乃といい、量子コンピュータの設計に携わっていた開発局の技術者だったが、彼女は二年前に忽然と姿を消した。雛乃がこの街に来た理由を知り、昌信は雛乃の力になりたいと強く思うようになる。そしてすれ違いを続けながらも、ようやく思いを遂げあう二人。
佳乃についての情報を集める中で☆☆☆部は、腹部を銃撃されながらも開発局から脱走してきた女性職員を保護する。開発局はアレストニア公国と合同で、自立思考アンドロイドに関する軍事研究をかねてから行っており、それを止めようとした佳乃は逆に身の危険に晒された。
駐在アレストニア兵から逃れる為に、開発局の最重要区画である量子コンピュータサーバールームに身を移した佳乃。だが全施設の徹底捜索が行われ、その目をくらます為に佳乃の賛同者である彼女が、不審者を装い開発局を離れたのだという。
機密を知った☆☆☆部の面々を処理すべく、学園を強襲するアレストニア兵。だがそこへ、開発局局長にして雛乃たちの父である藤倉永康が、試製兵器級アンドロイドを伴って現れる。かつて亡くなった妻を取り戻すべく、この研究に賭けた永康。だが佳乃を射殺したという偽の報告を受けた彼はアレストニアを深く憎むようになった。
その部隊長を殺害しようとする永康を止める姉妹と、そしてすんでのところで間に合った佳乃。永康は昌信に末娘を託し、駆けつけた警察車両に乗り込む。
開発局の秘匿データが公となり、初咲地区にダムを建設しようとしていた目論見は頓挫した。それどころか新たな源泉の存在が明るみとなり、初咲温泉街は復興の道を歩み始める。そして昌信は皆で出かけた天体観測の場で、雛乃とその将来を誓い合った。
連城紗耶香(クラスメイト)
部活を通して友人の関係を深め、正式な恋人となった昌信と紗耶香。このかの記憶の回復を受けて、昌信たちは紗耶香が撮り続けた写真の古い中に、かつての図南市での思い出を探す。それをきっかけに昌信は、幼い頃天文台で出会い写真を通して文通した少女が紗耶香であったことを知る。そのめぐり合わせは二人をますます強く結びつけた。
そして紗耶香の写真の中には本来写ってはいけないものも含まれていた。それを見た雛乃は開発局の裏の顔にたどり着く。父親の告発に動く初咲姉妹だが、病で亡くなった雛乃たちの母である志乃から預かった写真を持ち出した紗耶香はそれをとどめる。
局長である藤倉永康にその写真を手渡した紗耶香。亡き妻が撮った図南市と自身の姿、そして妻の姿を見た永康は、紗耶香から伝えられた志乃の言葉に涙を流す。佳乃の安否も確認され、娘たちの前で永康は全ての計画の公開と中止を明言した。
図南市の遍歴を辿る写真展を学園と部主催で行った紗耶香。図南が好きだという純粋な感情が表情にもありありと感じられた。昌信はそんな彼女の今ここだけの瞬間を、手に持ったカメラで切り取る。
<プレイ時間>
初回このかルート12時間55分、アイナルート6時間5分、雛乃ルート7時間、紗耶香ルート5時間50分。計31時間50分。
<グラフィッカー情報・敬称略>
佐倉涼太(グラフィックチーフ)、むふる、まーと、fu-sen、HILO、にの子、涼月(ういんどみる)、ある(ういんどみる)、浅野晃(コネクト・ウィザード)
<あとがき・3/3>
相当なボリュームがあったゲームでした。けれど似たようなボリュームのガンナイトガールが8000字超に対してプリコレは3000字超。まとめやすくて優しい…。
塗りが恋色マリアージュに似てると思ったんですが同じグラフィッカーの人いなかったです。濃さがちょっとこちらの方が濃いかなとは思いますが。
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