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注意
当ブログは成人男性向けPC用ゲーム(いわゆるエロゲー)のストーリーについてを取り扱っております。
18歳未満の方の閲覧はお控えくださるようお願い致します。
記事はゲームの主要なストーリーについてを記載してありますので、重大なネタバレ要素を多量に含みます。
作品の記事について、未プレイの方及びプレイ予定の方の閲覧は自己責任でお願い致します。
特典内容やゲームについての細かい質問等があればコメントにどうぞ。
病院ソドム (Nexton)
2012/9/28
©NEXTON/Liquid/Portion
ゲーム内容についてはフィクションです。
実在の人物、団体、事件などには一切関係ありません。
キャラ設定等はHPに詳しいのでそちらで確認を。(テキスト:3002字)
<ストーリー>
うだつのあがらない青年の石田慎太はその日も仕事を見つけられず腐っていた。だがある日寝泊りしていたネットカフェで、簡単なバイトで日当一億円という、冗談としか思えない書き込みを目にする。
酒の入った勢いもあり、もちろん悪戯と思いながらもそのアドレスにメールを送った慎太。思いがけず受け取った返信が指示するままに、クリスマスイブの日に麻布総合病院を訪れる。
そこには、おかしなマスクを被り自動小銃を携えた男が慎太を待っていた。
麻布総合病院13階。そこは政財界要人の御用達病棟であり、セレブ病棟などと比喩されていた。おかしなマスクを被った男、ニコニコマンと名乗るその男は慎太を従えて、小銃を乱射し病棟を占拠してしまう。人質となったのは医師2名、看護士1名、患者1名、一般人1名の5人。そして別室の患者たち。
エレベータと非常階段を爆破したニコニコマンは、自ら警察に通報してみせる。病院を包囲した警察の前で、現金一億円と病院理事長であり与党の幹事長でもある大沢の身柄を要求し、本気であることを示す意味もあったのだろう、対戦車ロケット弾で報道ヘリを撃墜してしまう。
そして二つの要求が通るまでの間、動画投稿サイトの生放送チャンネルで、人質たちのあられもない姿が配信されることになった。
時間を置いても姿を現さない大沢。それに苛立ったのか、ニコニコマンに剣呑な空気が漂い始める。だがそこで人質の一人である少女が名を明かし、自らが大沢幹事長の娘であることを明かす。驚いた様子のニコニコマンは、ネットを通して大沢未来が父親に向かって語りかけることを許可した。素肌を曝され下半身を慎太に責められながらも助けを求める未来を前に、ようやく反応が現れる。
しかしそれは政府からのものだった。幹事長の代わりとして蓮田紀子法相を派遣すると提案する政府。意外にもこれをニコニコマンは受け入れる。だが蓮田の警護としてやってきた4人のSPを一瞬で打ち倒したニコニコマンは、彼女を患者たちに襲わせそれを録画させる。そしてその動画をオークションに掛け、それを脅迫材料に再び大沢を待つ。
それでもやはり一向に現れない大沢。
人質たちの緊張も限界に達し、精神に異常をきたす者も現れ始める。この馬鹿騒ぎも、間もなく終わりを迎えようとしていた。ニコニコマンは未来を撃つよう慎太に告げ、一曲歌い終わるまでに連絡を取るよう、放送を通して大沢に伝える。
彼が口ずさむのは、きよしこの夜。そして歌は終わる。
<エンド5・死亡>
未来を撃つことができなかった慎太はニコニコマンに銃口を向ける。だが彼は抵抗しなかった。
騒動に巻き込んだことを詫び病院から逃げ出すよう告げ、慎太に手紙を託す。だが慎太がそれを読むことはなかった。
ニコニコマンは自らの小銃で自決。緊張が限界を超えていた慎太は半狂乱になりながら海外逃亡を企てるものの、直後突入してきた特殊強襲部隊によってあえなく射殺されてしまう。
<エンド2・逮捕>
未来を射殺した慎太。それはニコニコマンにとっても終わりを意味した。別れを告げ一瞬の内に消え去るニコニコマン。だが階段もエレベータも破壊されており、慎太が逃げ出すことはできなかった。そうしてまごついている間に、特殊強襲部隊が突入し慎太は逮捕されてしまう。
主犯でないことから死刑は免れたものの、15年の実刑が確定した慎太。だが刑務所の生活も慣れてしまえばそう悪くはない。そんなことを思いながら、慎太は再びあの男が世間を騒がす日を待ち望むのだった。
<エンド8・逃亡>
未来を撃つことができず慎太はニコニコマンに彼女の助命を頼み込む。しばし考え込んだ後それを受け入れるニコニコマンだが、代わりに未来を犯すよう命令する。撃てないのならば、せめて心を殺せと。
乱交の様相を呈する病室。色狂いになったかのような未来だったが、唐突に嗚咽を漏らす。やはりそのようなことで壊れることなどできはしない。その様子にニコニコマンも慎太も周囲の人間も、インターネットの視聴者たちも一様に黙り込む。
そうしている間に、階下から爆発音が響き出す。ガレキを排除した特殊強襲部隊がガス弾をも投入し、人質など意に介さないといった銃撃戦となるが、ニコニコマンと慎太は辛くも脱出に成功する。
脱出した二人はビルの屋上にいた。どうにもならないことがあったとして、どう生きていくべきなのか、それは自分にもわからずそれを知る為に生きる。ニコニコマンはそう慎太に言い残して、そして一日だけの相棒たちはそれぞれの道に別れる。
<エンド1・逃亡犯>
未来を射殺した慎太。それはニコニコマンにとっても終わりを意味した。別れを告げ一瞬の内に消え去るニコニコマン。取り残される慎太だが、蓮田から聞いた隠し部屋からの脱出に成功する。一億円を手にしたが使い道も思い浮かばない慎太は、その足で繁華街に繰り出すのだった。
<エンド3・ある男の遺書>
未来を撃つことができなかった慎太はニコニコマンに銃口を向ける。しかし彼は抵抗しなかった。
騒動に巻き込んだことを詫び病院から逃げ出すよう告げ、慎太に手紙を託したニコニコマンは自らの小銃で自決する。蓮田から聞いた隠し部屋からの脱出に成功した慎太は、ニコニコマンから預かった手紙の封を開けた。中にはある夫婦と娘の幸せな写真があり、裏には未来という名前が刻まれていた。遺書も同封されており、妻と娘を失い狂った男がいたことが書かれていた。
こんな大事件が起きても世間はなにも変わらず、いつも通りの日常が続くのだろう。慎太は苦笑いを浮かべ、その遺書を破り捨てる。誰にも知られることのないその記憶は夜風に乗って消えていった。
<エンド6・最悪の結末>
13階に向かって特殊強襲部隊の正面突入が始まる。人質の保護策も何もない銃撃戦となり、手持ちの銃弾が底を尽きかけたニコニコマンは爆弾を起爆させた。
突入部隊、犯人2名、人質の全てが死亡するという最悪の結末。被疑者2名死亡のみで裁判は結審し、真実は何も明かされないまま事件は闇に葬られた。
<エンド4・変わらない世界>
未来を撃つことができなかった慎太はニコニコマンに銃口を向ける。しかし彼は抵抗しなかった。
慎太はニコニコマンを撃ち、蓮田から聞いた隠し部屋からの脱出に成功する。一億円を手にしたものの根本的には何も変わっておらず、慎太は日常へと戻っていく。
<エンド7・The truth which does not need to be known>
13階に向かって特殊強襲部隊の正面突入が始まる。人質の保護策も何もない銃撃戦となるが、二人は辛くも脱出に成功する。そして、とある屋上のビルでニコニコマンは、くだらない独り言と一言置いて静かに語り始めた。
かつてある製剤が使われたことによる、BGZ型薬害と呼ばれる大規模な事件が起きた。そんな中で、ある検察官の男は娘を失い、そして精神を病んだ妻をも失った。その男を含む検察は刑事事件として関係者を立件しようとしたものの、献金を受けた大物政治家たちによって、その動きは潰されてしまう。男は絶望し国外の外人部隊に身を投じたが、死に切れなかった。そして狂ってしまう。
ニコニコマンは語り終えた後慎太に、希望を持たないゆえに絶望しない人生もあり、絶望している内はまだ大丈夫だと言い残す。そしてニコニコマンは消え去る。聖夜の一夜の夢のように。
<プレイ時間>
初回ルート1時間半、回収1時間半。計3時間。
<グラフィッカー情報・敬称略>
山本どぶろく
<あとがき・10/10>
政治ネタがやばすぎる!
幹事長様とか○○政府とか、薬害とか海外逃亡先とかetcetc…。なんとか検索ワードにやばいのが引っかからないよう頑張るのに苦労しました。
ストーリー書きながら詳しく書きたくねー(泣)と思って書き上げました。なのでメーカー様も僕も責めないであげて下さい。
おや?こんな時間に誰か来たようだ。
2012/9/28
©NEXTON/Liquid/Portion
ゲーム内容についてはフィクションです。
実在の人物、団体、事件などには一切関係ありません。
キャラ設定等はHPに詳しいのでそちらで確認を。(テキスト:3002字)
<ストーリー>
うだつのあがらない青年の石田慎太はその日も仕事を見つけられず腐っていた。だがある日寝泊りしていたネットカフェで、簡単なバイトで日当一億円という、冗談としか思えない書き込みを目にする。
酒の入った勢いもあり、もちろん悪戯と思いながらもそのアドレスにメールを送った慎太。思いがけず受け取った返信が指示するままに、クリスマスイブの日に麻布総合病院を訪れる。
そこには、おかしなマスクを被り自動小銃を携えた男が慎太を待っていた。
麻布総合病院13階。そこは政財界要人の御用達病棟であり、セレブ病棟などと比喩されていた。おかしなマスクを被った男、ニコニコマンと名乗るその男は慎太を従えて、小銃を乱射し病棟を占拠してしまう。人質となったのは医師2名、看護士1名、患者1名、一般人1名の5人。そして別室の患者たち。
エレベータと非常階段を爆破したニコニコマンは、自ら警察に通報してみせる。病院を包囲した警察の前で、現金一億円と病院理事長であり与党の幹事長でもある大沢の身柄を要求し、本気であることを示す意味もあったのだろう、対戦車ロケット弾で報道ヘリを撃墜してしまう。
そして二つの要求が通るまでの間、動画投稿サイトの生放送チャンネルで、人質たちのあられもない姿が配信されることになった。
時間を置いても姿を現さない大沢。それに苛立ったのか、ニコニコマンに剣呑な空気が漂い始める。だがそこで人質の一人である少女が名を明かし、自らが大沢幹事長の娘であることを明かす。驚いた様子のニコニコマンは、ネットを通して大沢未来が父親に向かって語りかけることを許可した。素肌を曝され下半身を慎太に責められながらも助けを求める未来を前に、ようやく反応が現れる。
しかしそれは政府からのものだった。幹事長の代わりとして蓮田紀子法相を派遣すると提案する政府。意外にもこれをニコニコマンは受け入れる。だが蓮田の警護としてやってきた4人のSPを一瞬で打ち倒したニコニコマンは、彼女を患者たちに襲わせそれを録画させる。そしてその動画をオークションに掛け、それを脅迫材料に再び大沢を待つ。
それでもやはり一向に現れない大沢。
人質たちの緊張も限界に達し、精神に異常をきたす者も現れ始める。この馬鹿騒ぎも、間もなく終わりを迎えようとしていた。ニコニコマンは未来を撃つよう慎太に告げ、一曲歌い終わるまでに連絡を取るよう、放送を通して大沢に伝える。
彼が口ずさむのは、きよしこの夜。そして歌は終わる。
<エンド5・死亡>
未来を撃つことができなかった慎太はニコニコマンに銃口を向ける。だが彼は抵抗しなかった。
騒動に巻き込んだことを詫び病院から逃げ出すよう告げ、慎太に手紙を託す。だが慎太がそれを読むことはなかった。
ニコニコマンは自らの小銃で自決。緊張が限界を超えていた慎太は半狂乱になりながら海外逃亡を企てるものの、直後突入してきた特殊強襲部隊によってあえなく射殺されてしまう。
<エンド2・逮捕>
未来を射殺した慎太。それはニコニコマンにとっても終わりを意味した。別れを告げ一瞬の内に消え去るニコニコマン。だが階段もエレベータも破壊されており、慎太が逃げ出すことはできなかった。そうしてまごついている間に、特殊強襲部隊が突入し慎太は逮捕されてしまう。
主犯でないことから死刑は免れたものの、15年の実刑が確定した慎太。だが刑務所の生活も慣れてしまえばそう悪くはない。そんなことを思いながら、慎太は再びあの男が世間を騒がす日を待ち望むのだった。
<エンド8・逃亡>
未来を撃つことができず慎太はニコニコマンに彼女の助命を頼み込む。しばし考え込んだ後それを受け入れるニコニコマンだが、代わりに未来を犯すよう命令する。撃てないのならば、せめて心を殺せと。
乱交の様相を呈する病室。色狂いになったかのような未来だったが、唐突に嗚咽を漏らす。やはりそのようなことで壊れることなどできはしない。その様子にニコニコマンも慎太も周囲の人間も、インターネットの視聴者たちも一様に黙り込む。
そうしている間に、階下から爆発音が響き出す。ガレキを排除した特殊強襲部隊がガス弾をも投入し、人質など意に介さないといった銃撃戦となるが、ニコニコマンと慎太は辛くも脱出に成功する。
脱出した二人はビルの屋上にいた。どうにもならないことがあったとして、どう生きていくべきなのか、それは自分にもわからずそれを知る為に生きる。ニコニコマンはそう慎太に言い残して、そして一日だけの相棒たちはそれぞれの道に別れる。
<エンド1・逃亡犯>
未来を射殺した慎太。それはニコニコマンにとっても終わりを意味した。別れを告げ一瞬の内に消え去るニコニコマン。取り残される慎太だが、蓮田から聞いた隠し部屋からの脱出に成功する。一億円を手にしたが使い道も思い浮かばない慎太は、その足で繁華街に繰り出すのだった。
<エンド3・ある男の遺書>
未来を撃つことができなかった慎太はニコニコマンに銃口を向ける。しかし彼は抵抗しなかった。
騒動に巻き込んだことを詫び病院から逃げ出すよう告げ、慎太に手紙を託したニコニコマンは自らの小銃で自決する。蓮田から聞いた隠し部屋からの脱出に成功した慎太は、ニコニコマンから預かった手紙の封を開けた。中にはある夫婦と娘の幸せな写真があり、裏には未来という名前が刻まれていた。遺書も同封されており、妻と娘を失い狂った男がいたことが書かれていた。
こんな大事件が起きても世間はなにも変わらず、いつも通りの日常が続くのだろう。慎太は苦笑いを浮かべ、その遺書を破り捨てる。誰にも知られることのないその記憶は夜風に乗って消えていった。
<エンド6・最悪の結末>
13階に向かって特殊強襲部隊の正面突入が始まる。人質の保護策も何もない銃撃戦となり、手持ちの銃弾が底を尽きかけたニコニコマンは爆弾を起爆させた。
突入部隊、犯人2名、人質の全てが死亡するという最悪の結末。被疑者2名死亡のみで裁判は結審し、真実は何も明かされないまま事件は闇に葬られた。
<エンド4・変わらない世界>
未来を撃つことができなかった慎太はニコニコマンに銃口を向ける。しかし彼は抵抗しなかった。
慎太はニコニコマンを撃ち、蓮田から聞いた隠し部屋からの脱出に成功する。一億円を手にしたものの根本的には何も変わっておらず、慎太は日常へと戻っていく。
<エンド7・The truth which does not need to be known>
13階に向かって特殊強襲部隊の正面突入が始まる。人質の保護策も何もない銃撃戦となるが、二人は辛くも脱出に成功する。そして、とある屋上のビルでニコニコマンは、くだらない独り言と一言置いて静かに語り始めた。
かつてある製剤が使われたことによる、BGZ型薬害と呼ばれる大規模な事件が起きた。そんな中で、ある検察官の男は娘を失い、そして精神を病んだ妻をも失った。その男を含む検察は刑事事件として関係者を立件しようとしたものの、献金を受けた大物政治家たちによって、その動きは潰されてしまう。男は絶望し国外の外人部隊に身を投じたが、死に切れなかった。そして狂ってしまう。
ニコニコマンは語り終えた後慎太に、希望を持たないゆえに絶望しない人生もあり、絶望している内はまだ大丈夫だと言い残す。そしてニコニコマンは消え去る。聖夜の一夜の夢のように。
<プレイ時間>
初回ルート1時間半、回収1時間半。計3時間。
<グラフィッカー情報・敬称略>
山本どぶろく
<あとがき・10/10>
政治ネタがやばすぎる!
幹事長様とか○○政府とか、薬害とか海外逃亡先とかetcetc…。なんとか検索ワードにやばいのが引っかからないよう頑張るのに苦労しました。
ストーリー書きながら詳しく書きたくねー(泣)と思って書き上げました。なのでメーカー様も僕も責めないであげて下さい。
おや?こんな時間に誰か来たようだ。
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