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注意
当ブログは成人男性向けPC用ゲーム(いわゆるエロゲー)のストーリーについてを取り扱っております。
18歳未満の方の閲覧はお控えくださるようお願い致します。
記事はゲームの主要なストーリーについてを記載してありますので、重大なネタバレ要素を多量に含みます。
作品の記事について、未プレイの方及びプレイ予定の方の閲覧は自己責任でお願い致します。
特典内容やゲームについての細かい質問等があればコメントにどうぞ。
しごカレ -エッチな女子大生とドキ×ラブレッスン!!- (アトリエかぐや BARE&BUNNY)
2017/9/29
©アトリエかぐや BARE&BUNNY
キャラ設定等はHPに詳しいのでそちらで確認を。(ストーリーテキスト:6332字)
<ストーリー>
ALSという難病を患うも、担当医の熱意と臨床試験に同意した新薬が功を奏し、一年後には生命の危機から脱した周防秋良。だが長期の療養生活で秋良の心体学力は大きく損なわれていた。秋良が通う学園も最大限の便宜を図っているが、二ヶ月後に迫る最終学年の夏期考査で学力・運動・コミュニケーション試験に及第点を出せない以上は卒業を認められない。その事情を知った担当医の舛成医師は秋良にある提案をもちかけた。彼は一族経営の舛成女子大学附属病院の次期病院長であり、大学側からリハビリを請け負ってくれる学生を募っていたのだという。教育学科の竹見佳純、スポーツ学科の瀧河汐梨、美術学科の七条百香。そのいずれもが彼が認める優秀な生徒揃いであり、大学の講師陣にも引けを取らない。
そうして秋良は大学の女子寮に入り彼女たちからリハビリを受けることになった。そしてそこになぜか秋良の妹である紅伽と、佳純の妹である依里子が加わる。病気から回復して以来、妙に女性から親しまれるようになった、秋良の女難の日々が始まるのだった。
<紅伽エンド>
大学の綺麗どころ揃い踏みという状況に焦り、兄の元に通うようになった紅伽。そうして兄と佳純たちとの関係を薄々と悟った紅伽は秋良について回るようになった。元々兄に対して素直に感情を示す妹だったが、佳純たち、そして歳の近い依里子への対抗心が度を超えた行動に駆り立てていく。その身体は妙に大人びているものの、年相応に子供っぽい紅伽に、妹に対する以上の感情はない。そのはずだったがある夜、紅伽がベッドに忍び込んだ出来事をきっかけとして秋良のその気持ちにも揺らぎが表れ始める。そして満員電車の中での誘惑を突き放せず、急な揺れの事故から繋がってしまったことが決定的なきっかけとなった。
それ以来秋良の心も徐々に肉体に引きずられ、二人は兄妹がするようなものではない二人きりの旅行にも出かけた。そうしてそんな秘密の関係は秋良が復学しても続いている。その未来がどうなるかはわからない。だがそれでも、二人のこの気持ちは抑えつけられるようなものではないのだった。
<依里子エンド>
姉がいうには人見知りな子。確かにそのきらいはあるものの、秋良に対する素振りは出会いの時からもそこまで酷いものとは思えなかった。佳純たちと行われる授業内容を知った時、自分をそれをしたいと言い出したことからも。だがその行為を徐々にエスカレートさせながらも、依里子は最後の一線だけは超えようとしない。
そんなある日、秋良は舛成医師がどこか見覚えのあるような女性に詰め寄られている現場を目撃する。その話の内容が秋良の知るところとなった舛成医師はなぜか佳純を呼び寄せ、そして語り始める。舛成医師と一緒にいた女性は元妻であり、佳純と依里子は二人の娘だった。かつて依里子は秋良と同じ病を患っていた。舛成医師は医者としての力を尽くし、奇跡的に依里子を完治させる。そして秋良の治療に使われた新薬は、依里子の血液から抽出された抗体が元になったものだという。実はその意識のない治療中、依里子はたびたび秋良を見舞っていた。そしてその中で徐々に感情を取り戻すと共に、秋良に惹かれていったのだという。佳純は妹の胸中をそう打ち明ける。そして事実を知った秋良が、自身に対して命の恩人という負い目を抱くことを恐れていたとも。そんな代償行為のような形で初恋が叶えられてほしくはなかった。
その後、様々な事情があり舛成医師は妻に離婚を告げられてしまった。親権者として佳純を元夫の関係する大学に置きたくはなく、また依里子が元夫の患者である秋良に関わることにも反対しているのだという。秋良は舛成医師と佳純の二人から、依里子を助けてやってほしいと託される。依里子は今、連絡を禁じられた上で母の元に引き止められていた。
その夜、秋良の元に家出してきた依里子。秋良は事実を知ったその背景を抜きにした、嘘偽りのない気持ちを彼女に伝える。そうして紛れのない形で結ばれた二人は母親にその気持ちを誠意を込めて語りかけた。
それから数年後。互いの両親に認められて二人は今日、結婚の日を迎える。ここに辿り着くまでに様々な困難があったが二人でそれを乗り越えてきたし、今思えばそれも苦ではなかったように感じる。ただそれも今日ここに集まった人々の支えがあればこそだった。二人はその思いをブーケに託す。
<汐梨ハッピーエンド?>
汐梨の担当するところは秋良の体力面。肉体的な指導ともなれば、その身体と身体が触れ合うことは珍しくない。それでも不自然なほどにその指導中、汐梨の肉づきのいい健康的な身体に対して秋良は約得に与り続ける。彼女自身は、運動に明け暮れた自分の身体など色気のないものと考えているようだったが、秋良にはそんな風に全く思えなかった。それでも指導そのものは至って真面目に続いた中で、汐梨はセックスを通した心体向上という思いがけない提案を秋良にもちかける。聞けばそれは知り合いも恩恵に与った、高名な塾講師が提唱する指導法なのだという。
男女の関係を結び、デートに海水浴の時間ももった二人。そうなるのは自然だが、汐梨はいつしか秋良の恋人になることを望むようになった。その一方で指導という名目での肉体関係だけが先行している。これまでの女子大という環境がそうさせていたのか、鬱積していた欲求が弾けるように汐梨はセックスに積極的だった。
夏期試験に合格し、学園への復帰を決めた秋良。それをもって授業は終わりを迎えたが、汐梨との関係は終わらない。その熱烈なアタックを受ける形で秋良は汐梨の恋人となり、そして同時に彼女と女子寮で同居することにもなった。スポーツ科学の観点から回復後患者のリハビリにあたる実験と研究。そう舛成医師を説得した汐梨は、秋良の自宅静養という話を有耶無耶にしてしまった。
汐梨に教えを受け共に過ごす内に、秋良はその将来について、彼女と同じスポーツインストラクターといった道を志し始めるようになった。そして同時に汐梨に対してより強く敬意と愛情を抱いている自分を知る。街で見かけた汐梨と見知らぬ男性の姿に、予想外の動揺を受けていることに気づかされるほどに。それは就活の関係者ということで全くの杞憂で済んだが、それをきっかけに秋良は汐梨に対して、その将来への展望を初めて明確に伝える。(※1)
汐梨の大学卒業後、アパートで同居を始めた秋良。大手スポーツクラブに入社しトレーナーとして人気を博している汐梨は立派な社会人をやっているようだが、家ではそうともいえない。現に今も下着をつけないまま目の前で大胆にストレッチをされている秋良にとっては、学業に差し障りをもたらす目の毒でもあった。秋良が理性をなくし、その結果妊娠できれば儲けもの。そう一日も早い妊娠と結婚を目論む汐梨の婚活を前にして、頭痛を覚えると共に、恐らくはその通りになってしまうのだろうと予期する秋良だった。
<汐梨ハッピーエンド>
(※1)
それから数年後。汐梨の卒業後にも改めてアパートで同居していた秋良は今では受験を経た大学を卒業し、とあるスポーツジムへの就職を決めていた。初出勤を済ませ社長との面談に臨む秋良。だがその指定場所は自宅であり、そこには当然のように汐梨の姿があった。
自身の目の届かない職場で恋人が言い寄られることを懸念し、密かに起業していた汐梨はこの二年間で会社を軌道に乗せたのだという。そしてそれは秋良の就職後に時期を見てと約束していた、結婚の日を一日でも早く迎える為でもあった。男の甲斐性という決意を抱いていた秋良にとっては、それは半ば挫かれる形となったが、それも仕方のないことと思えた。汐梨には随分待たせたし、寂しい思いもさせた。それに切羽詰まるほどのその愛情を思えば、これ以上意地を張る気も湧かない。形はどうあれ、二人の夢は叶ったのだから。
そうして二人は初めての夫婦の営み、そして子作りへとなだれ込んでいく。
<百香ハッピーエンド?>
それが芸術家の性なのか、公募で秋良の写真を見た瞬間に子宮が反応したなどと、常人には全く計り知れないことを公言して憚らない百香。パッションの為に処女を奪って欲しいと迫る百香に、病気明けで感情の起伏が薄い秋良でさえたじろぐことがしばしばだった。その肉感的にすぎる身体を用いた真面目な美術指導なのか、それともただの誘惑なのか、当然リハビリの授業中もたびたびそのような流れになる。そうした中で半ば押し倒すように始まったセックスは、それまで彼女がどれだけ自制していたのかを示すほどに乱れ狂ったものになった。
リハビリの合間、ライブハウスに連れ立つ二人の姿はデート中のそれと呼んで差し支えない。その距離が近くなることで、秋良を求める百香の姿勢もますます強くなる。
試験を経て学園復帰を決めた秋良はその日、百香の訪問を受ける。経過観察の為にまだしばらくは寮に留まってほしいと舛成医師に告げられていた秋良はそれを百香に伝えるが、その話は彼女にとって願ったり叶ったりのことのようだった。妊婦姿の自画像。それは百香にとって長年の夢であるらしく、この機会に協力してほしいと秋良は告げられる。それはつまり秋良が百香を孕ませるということだった。こうなっては彼女の意志がてこでも動かないことは秋良も知っているが、納得も責任も求められないその行為に気は進まない。だが幸いというべきか、幾らセックスを繰り返しても百香が受精を感じ取ることはできなかった。その理由を尋ねられた秋良は、子供とは愛のある行為の結果として授かるものだからではないかと、思ったままに答える。
つまるところ相手の射精と子宮のリズムが合致してない。そう解釈した百香はそれ以来、秋良をその気にさせる為に、それまでほとんどなかった着飾ることを始めた。そんな中、秋良の退寮の時期が迫ってくる。(※2)
それ以来百香は寝食の時間も惜しみ受精卵を作る為だけの、さながら交尾じみた子作りを秋良に求めてくる。だがそれでも妊娠するには到らない。こうなれば結婚をと口にする百香を前にして秋良は、舛成医師にかけあい創作活動への協力という話でその滞在期間の延長を決めた。妊娠さえすれば秋良の都合で離婚してくれても構わないなどと、芸術の為なら自身の将来さえも道具とする百香。そんな彼女は危なっかしくて放っておけない。恐らくはこれからも長く付き合っていくことになるのだろう。そんな予感の下に、秋良は再び百香の膣に射精するのだった。
<百香ハッピーエンド>
(※2)
その為にいつでもセックスが、そして何より側にいられなくなることに、百香は彼女自身思いもしなかった動揺を受けていた。そしてその切ない感情が恋であることを知る。そうして心を通じ合わせて臨んだセックスで百香はようやく妊娠に到った。
それからも秋良は百香の創作活動の為に特例として、女子寮での生活を送り続けている。作品に打ち込む百香の傍らで秋良も美大への受験勉強に励み、そして見事に合格を決めた。母体の神秘を絵画にとどめる芸術家としての昼の顔も、性に貪欲な女としての夜の顔も、百香に変わりはない。だが妊娠してそこに、母親としての顔も新たに加わりつつあるように秋良には思えた。
それから数年の月日が過ぎたある日、秋良はとあるデパートの展示場にいた。そこでは百香の個展が開かれている。在学中もすでに天才画家として名の売れていた百香だったが、今の絵にはその頃にない魅力さが増しているとの評判だった。そう来場者たちに思わせる、彼女が妊娠中に製作した裸婦画がそこには展示されている。だが当人はその隣に掛けられている、筆を取る身重の女性を描いた一枚の絵こそが評価と称賛により値すると考えているようだった。今は無名だがいつかその妻を超えるだろう芸術家の先がけの傑作。それを見つめる母と娘の眼差しは優しい。
<佳純ハッピーエンド>
その見た目に違わず、歳上のお姉さんらしい包容力で秋良に接する佳純。その授業内容は到って真面目で真剣なものだったが、時折起こる肌と肌の触れ合いは男慣れしていない佳純をどぎまぎさせていた。同時に感情の機微が戻ってきていない秋良も、その出来事に揺さぶられる心の何かを感じている。秋良に抱いてほしいと佳純が告げてきたのはそんなさなかのことだった。
この数週間で女性への気遣いもできるようになり、またそのような空気になれば秋良の身体は反応を示す。だがそれは生理的な反応というだけで、秋良の心に何か働いたわけではない。このままでは将来の恋愛も危ういのではないかと、そう危惧した上での佳純の考えだった。それが二人にとってはあまりにも性急で、ともすれば不誠実なことだとはわかっている。だがその思いは確かなものだったし、秋良に抱かれることを想像してみても、そこに嫌悪感はなかった。
それがきっかけとなったのか、休日にウィンドウショッピングや映画に出かけることに違和感もないほどに、二人の距離は近くなった。そして授業の間に佳純がその柔らかく豊満な身体を用いる癒やしも続いている。
そうして学園の夏期試験をパスした秋良。本来その時点で病院に留まる必要もないが、経過観察の為に今しばらく女子寮での生活は続くことになった。その合間、半年後に迫る秋良の受験に向けての講師を引き続き佳純が買って出る。だがこれ以上彼女を拘束するのもどうかと思い、秋良はそれを断った。それを拒絶と受け取った佳純は思いがけない行動に出る。離れたくないが為に、自らの身体で秋良を繋ぎ止めようと。
自身の行動にショックを受けふさぎ込んでしまう佳純。だが佳純が嫌になったなどということは全くない。それを伝えようとして秋良は気がつけば彼女に自身の素直な想いを吐露していた。そうして想いを通じ合わせた二人は恋人となる。(※3)
それから数年後、大学を卒業した秋良は教員採用試験に合格し、職場となる学園にその日赴任する。副担任として迎えられた教室、そこには秋良も知らないことだったが佳純の姿があった。それも担任として。秋良への指導を通して教職への道を志し始めた佳純。その道の先輩として赴任先のことは伝えていたが、何も返さなかった辺り、彼女なりの茶目っ気であり愛情表現なのだろう。
仕事上のパートナーにして、恋人であり将来の夫。そう副担任を紹介され、生徒たちが上げる黄色い歓声と悲嘆の慟哭を聞きながら、秋良はこれから賑やかしくなるだろう日々について思いを馳せる。そこには幸福の予感が満ちていた。
<佳純ハッピーエンド2>
(※3)
秋良の退寮に際して寂しさを隠しきれない佳純。そんな彼女を前にして、以前怪しげな露天で購入した、生涯を添い遂げる相手にのみ贈るべきと忠告されたブレスレットの存在を秋良は思い出す。そうしてその愛情を確かめ深め合った二人はそれぞれの日常に分かたれていった。それから一ヶ月ほどが過ぎた頃、佳純の父の好意によって二人は南国のリゾート地で再会する。一ヶ月とはいえ恋人になったばかりの二人には、会いたくても会えないもどかしさは思った以上に辛いものがあった。その寂しさを埋めるように愛し合った二人は改めてその将来への誓いを新たにする。
そして佳純が教員採用試験に合格し秋良が大学入学を決めた頃、二人は正式に婚約する。それから数年後には、秋良は佳純と同じ赴任先で教職に就いていた。すでに秋良と佳純との間には二人の子供がいるが、女子生徒たちには余り関係のないことのようだった。夫に言い寄る教え子たちに嫉妬して学舎の中にもかかわらず、今日も佳純は秋良との子作りに耽っている。
<プレイ時間>
紅伽エンド(初回ルート、授業内容選択肢全て選択)16時間38分、依里子エンド1時間22分、汐梨ハッピーエンド2時間1分、汐梨ハッピーエンド?13分、百香ハッピーエンド2時間1分、百香ハッピーエンド?20分、佳純ハッピーエンド2時間17分、佳純ハッピーエンド2・1時間29分、ハーレムエンド59分。計27時間20分。
<グラフィッカー情報・敬称略>
猫森にゃんた、ステルスモアイ、BlackRX、斬、横山浩、卯月あさ
<あとがき・2017/11/3>
・CG+エロ
今回は前作のえろゼミに続き、百香の1キャラ1エンドにのみボテ腹セ○クスあり。ですがハーレムエンドに三人妊娠があるのでボテ度はアップしていました。けどできればなまイキのように、全キャラ1エンド以上にほしいところ。あと佳純と依里子の姉妹ルートは欲しかった。ルートというか姉妹丼。お姉ちゃんに、妹に、それぞれ眼前で子作りをしながら、後日互いに妊娠検査させあうとか最高だと思います。むしろなんでなんで姉妹ルートないの!なんでなんで。
chocochip氏のキャラデザのお陰か、当初は残りのメイン二人に比べて興味の薄かった汐梨もとてもよかった。なまイキの紗希とかもそうでしたが、おねいさん系とか妖艶系がエロカワいいのは当然として、スポーティー系だとかがさつ系だとかそういうヒロインも妙にいいですよね…かぐやって地味に。
・ストーリー
えろゼミのように、共通部が非常に長い作りです。これは個人的な好みですが、なまイキやchuペットのように、共通部のボリュームは控えめに個別ルートの方に比重が置かれた作りの方が好きです。どっちつかずの頃より、感情が移ろう様や恋人となった後の話の方をより長く見たいので。
基本CG数80(内胸露出以上のエロCG数73)…エロ割合91%、回想数54。
エロ1CGあたりの尺は1分半(百香ハッピーエンド?)から21分(佳純夕方自室騎乗位)。平均12分。
永続ループBGVフェラのみあり(台詞ボイス永続ループ機能あり)、永続ループBGエロSEあり、イベント連戦時付着精液残留あり、尻モザなし、淫語P音修正あり、立ち絵鑑賞モードなし。
2017/9/29
©アトリエかぐや BARE&BUNNY
キャラ設定等はHPに詳しいのでそちらで確認を。(ストーリーテキスト:6332字)
<ストーリー>
ALSという難病を患うも、担当医の熱意と臨床試験に同意した新薬が功を奏し、一年後には生命の危機から脱した周防秋良。だが長期の療養生活で秋良の心体学力は大きく損なわれていた。秋良が通う学園も最大限の便宜を図っているが、二ヶ月後に迫る最終学年の夏期考査で学力・運動・コミュニケーション試験に及第点を出せない以上は卒業を認められない。その事情を知った担当医の舛成医師は秋良にある提案をもちかけた。彼は一族経営の舛成女子大学附属病院の次期病院長であり、大学側からリハビリを請け負ってくれる学生を募っていたのだという。教育学科の竹見佳純、スポーツ学科の瀧河汐梨、美術学科の七条百香。そのいずれもが彼が認める優秀な生徒揃いであり、大学の講師陣にも引けを取らない。
そうして秋良は大学の女子寮に入り彼女たちからリハビリを受けることになった。そしてそこになぜか秋良の妹である紅伽と、佳純の妹である依里子が加わる。病気から回復して以来、妙に女性から親しまれるようになった、秋良の女難の日々が始まるのだった。
<紅伽エンド>
大学の綺麗どころ揃い踏みという状況に焦り、兄の元に通うようになった紅伽。そうして兄と佳純たちとの関係を薄々と悟った紅伽は秋良について回るようになった。元々兄に対して素直に感情を示す妹だったが、佳純たち、そして歳の近い依里子への対抗心が度を超えた行動に駆り立てていく。その身体は妙に大人びているものの、年相応に子供っぽい紅伽に、妹に対する以上の感情はない。そのはずだったがある夜、紅伽がベッドに忍び込んだ出来事をきっかけとして秋良のその気持ちにも揺らぎが表れ始める。そして満員電車の中での誘惑を突き放せず、急な揺れの事故から繋がってしまったことが決定的なきっかけとなった。
それ以来秋良の心も徐々に肉体に引きずられ、二人は兄妹がするようなものではない二人きりの旅行にも出かけた。そうしてそんな秘密の関係は秋良が復学しても続いている。その未来がどうなるかはわからない。だがそれでも、二人のこの気持ちは抑えつけられるようなものではないのだった。
<依里子エンド>
姉がいうには人見知りな子。確かにそのきらいはあるものの、秋良に対する素振りは出会いの時からもそこまで酷いものとは思えなかった。佳純たちと行われる授業内容を知った時、自分をそれをしたいと言い出したことからも。だがその行為を徐々にエスカレートさせながらも、依里子は最後の一線だけは超えようとしない。
そんなある日、秋良は舛成医師がどこか見覚えのあるような女性に詰め寄られている現場を目撃する。その話の内容が秋良の知るところとなった舛成医師はなぜか佳純を呼び寄せ、そして語り始める。舛成医師と一緒にいた女性は元妻であり、佳純と依里子は二人の娘だった。かつて依里子は秋良と同じ病を患っていた。舛成医師は医者としての力を尽くし、奇跡的に依里子を完治させる。そして秋良の治療に使われた新薬は、依里子の血液から抽出された抗体が元になったものだという。実はその意識のない治療中、依里子はたびたび秋良を見舞っていた。そしてその中で徐々に感情を取り戻すと共に、秋良に惹かれていったのだという。佳純は妹の胸中をそう打ち明ける。そして事実を知った秋良が、自身に対して命の恩人という負い目を抱くことを恐れていたとも。そんな代償行為のような形で初恋が叶えられてほしくはなかった。
その後、様々な事情があり舛成医師は妻に離婚を告げられてしまった。親権者として佳純を元夫の関係する大学に置きたくはなく、また依里子が元夫の患者である秋良に関わることにも反対しているのだという。秋良は舛成医師と佳純の二人から、依里子を助けてやってほしいと託される。依里子は今、連絡を禁じられた上で母の元に引き止められていた。
その夜、秋良の元に家出してきた依里子。秋良は事実を知ったその背景を抜きにした、嘘偽りのない気持ちを彼女に伝える。そうして紛れのない形で結ばれた二人は母親にその気持ちを誠意を込めて語りかけた。
それから数年後。互いの両親に認められて二人は今日、結婚の日を迎える。ここに辿り着くまでに様々な困難があったが二人でそれを乗り越えてきたし、今思えばそれも苦ではなかったように感じる。ただそれも今日ここに集まった人々の支えがあればこそだった。二人はその思いをブーケに託す。
<汐梨ハッピーエンド?>
汐梨の担当するところは秋良の体力面。肉体的な指導ともなれば、その身体と身体が触れ合うことは珍しくない。それでも不自然なほどにその指導中、汐梨の肉づきのいい健康的な身体に対して秋良は約得に与り続ける。彼女自身は、運動に明け暮れた自分の身体など色気のないものと考えているようだったが、秋良にはそんな風に全く思えなかった。それでも指導そのものは至って真面目に続いた中で、汐梨はセックスを通した心体向上という思いがけない提案を秋良にもちかける。聞けばそれは知り合いも恩恵に与った、高名な塾講師が提唱する指導法なのだという。
男女の関係を結び、デートに海水浴の時間ももった二人。そうなるのは自然だが、汐梨はいつしか秋良の恋人になることを望むようになった。その一方で指導という名目での肉体関係だけが先行している。これまでの女子大という環境がそうさせていたのか、鬱積していた欲求が弾けるように汐梨はセックスに積極的だった。
夏期試験に合格し、学園への復帰を決めた秋良。それをもって授業は終わりを迎えたが、汐梨との関係は終わらない。その熱烈なアタックを受ける形で秋良は汐梨の恋人となり、そして同時に彼女と女子寮で同居することにもなった。スポーツ科学の観点から回復後患者のリハビリにあたる実験と研究。そう舛成医師を説得した汐梨は、秋良の自宅静養という話を有耶無耶にしてしまった。
汐梨に教えを受け共に過ごす内に、秋良はその将来について、彼女と同じスポーツインストラクターといった道を志し始めるようになった。そして同時に汐梨に対してより強く敬意と愛情を抱いている自分を知る。街で見かけた汐梨と見知らぬ男性の姿に、予想外の動揺を受けていることに気づかされるほどに。それは就活の関係者ということで全くの杞憂で済んだが、それをきっかけに秋良は汐梨に対して、その将来への展望を初めて明確に伝える。(※1)
汐梨の大学卒業後、アパートで同居を始めた秋良。大手スポーツクラブに入社しトレーナーとして人気を博している汐梨は立派な社会人をやっているようだが、家ではそうともいえない。現に今も下着をつけないまま目の前で大胆にストレッチをされている秋良にとっては、学業に差し障りをもたらす目の毒でもあった。秋良が理性をなくし、その結果妊娠できれば儲けもの。そう一日も早い妊娠と結婚を目論む汐梨の婚活を前にして、頭痛を覚えると共に、恐らくはその通りになってしまうのだろうと予期する秋良だった。
<汐梨ハッピーエンド>
(※1)
それから数年後。汐梨の卒業後にも改めてアパートで同居していた秋良は今では受験を経た大学を卒業し、とあるスポーツジムへの就職を決めていた。初出勤を済ませ社長との面談に臨む秋良。だがその指定場所は自宅であり、そこには当然のように汐梨の姿があった。
自身の目の届かない職場で恋人が言い寄られることを懸念し、密かに起業していた汐梨はこの二年間で会社を軌道に乗せたのだという。そしてそれは秋良の就職後に時期を見てと約束していた、結婚の日を一日でも早く迎える為でもあった。男の甲斐性という決意を抱いていた秋良にとっては、それは半ば挫かれる形となったが、それも仕方のないことと思えた。汐梨には随分待たせたし、寂しい思いもさせた。それに切羽詰まるほどのその愛情を思えば、これ以上意地を張る気も湧かない。形はどうあれ、二人の夢は叶ったのだから。
そうして二人は初めての夫婦の営み、そして子作りへとなだれ込んでいく。
<百香ハッピーエンド?>
それが芸術家の性なのか、公募で秋良の写真を見た瞬間に子宮が反応したなどと、常人には全く計り知れないことを公言して憚らない百香。パッションの為に処女を奪って欲しいと迫る百香に、病気明けで感情の起伏が薄い秋良でさえたじろぐことがしばしばだった。その肉感的にすぎる身体を用いた真面目な美術指導なのか、それともただの誘惑なのか、当然リハビリの授業中もたびたびそのような流れになる。そうした中で半ば押し倒すように始まったセックスは、それまで彼女がどれだけ自制していたのかを示すほどに乱れ狂ったものになった。
リハビリの合間、ライブハウスに連れ立つ二人の姿はデート中のそれと呼んで差し支えない。その距離が近くなることで、秋良を求める百香の姿勢もますます強くなる。
試験を経て学園復帰を決めた秋良はその日、百香の訪問を受ける。経過観察の為にまだしばらくは寮に留まってほしいと舛成医師に告げられていた秋良はそれを百香に伝えるが、その話は彼女にとって願ったり叶ったりのことのようだった。妊婦姿の自画像。それは百香にとって長年の夢であるらしく、この機会に協力してほしいと秋良は告げられる。それはつまり秋良が百香を孕ませるということだった。こうなっては彼女の意志がてこでも動かないことは秋良も知っているが、納得も責任も求められないその行為に気は進まない。だが幸いというべきか、幾らセックスを繰り返しても百香が受精を感じ取ることはできなかった。その理由を尋ねられた秋良は、子供とは愛のある行為の結果として授かるものだからではないかと、思ったままに答える。
つまるところ相手の射精と子宮のリズムが合致してない。そう解釈した百香はそれ以来、秋良をその気にさせる為に、それまでほとんどなかった着飾ることを始めた。そんな中、秋良の退寮の時期が迫ってくる。(※2)
それ以来百香は寝食の時間も惜しみ受精卵を作る為だけの、さながら交尾じみた子作りを秋良に求めてくる。だがそれでも妊娠するには到らない。こうなれば結婚をと口にする百香を前にして秋良は、舛成医師にかけあい創作活動への協力という話でその滞在期間の延長を決めた。妊娠さえすれば秋良の都合で離婚してくれても構わないなどと、芸術の為なら自身の将来さえも道具とする百香。そんな彼女は危なっかしくて放っておけない。恐らくはこれからも長く付き合っていくことになるのだろう。そんな予感の下に、秋良は再び百香の膣に射精するのだった。
<百香ハッピーエンド>
(※2)
その為にいつでもセックスが、そして何より側にいられなくなることに、百香は彼女自身思いもしなかった動揺を受けていた。そしてその切ない感情が恋であることを知る。そうして心を通じ合わせて臨んだセックスで百香はようやく妊娠に到った。
それからも秋良は百香の創作活動の為に特例として、女子寮での生活を送り続けている。作品に打ち込む百香の傍らで秋良も美大への受験勉強に励み、そして見事に合格を決めた。母体の神秘を絵画にとどめる芸術家としての昼の顔も、性に貪欲な女としての夜の顔も、百香に変わりはない。だが妊娠してそこに、母親としての顔も新たに加わりつつあるように秋良には思えた。
それから数年の月日が過ぎたある日、秋良はとあるデパートの展示場にいた。そこでは百香の個展が開かれている。在学中もすでに天才画家として名の売れていた百香だったが、今の絵にはその頃にない魅力さが増しているとの評判だった。そう来場者たちに思わせる、彼女が妊娠中に製作した裸婦画がそこには展示されている。だが当人はその隣に掛けられている、筆を取る身重の女性を描いた一枚の絵こそが評価と称賛により値すると考えているようだった。今は無名だがいつかその妻を超えるだろう芸術家の先がけの傑作。それを見つめる母と娘の眼差しは優しい。
<佳純ハッピーエンド>
その見た目に違わず、歳上のお姉さんらしい包容力で秋良に接する佳純。その授業内容は到って真面目で真剣なものだったが、時折起こる肌と肌の触れ合いは男慣れしていない佳純をどぎまぎさせていた。同時に感情の機微が戻ってきていない秋良も、その出来事に揺さぶられる心の何かを感じている。秋良に抱いてほしいと佳純が告げてきたのはそんなさなかのことだった。
この数週間で女性への気遣いもできるようになり、またそのような空気になれば秋良の身体は反応を示す。だがそれは生理的な反応というだけで、秋良の心に何か働いたわけではない。このままでは将来の恋愛も危ういのではないかと、そう危惧した上での佳純の考えだった。それが二人にとってはあまりにも性急で、ともすれば不誠実なことだとはわかっている。だがその思いは確かなものだったし、秋良に抱かれることを想像してみても、そこに嫌悪感はなかった。
それがきっかけとなったのか、休日にウィンドウショッピングや映画に出かけることに違和感もないほどに、二人の距離は近くなった。そして授業の間に佳純がその柔らかく豊満な身体を用いる癒やしも続いている。
そうして学園の夏期試験をパスした秋良。本来その時点で病院に留まる必要もないが、経過観察の為に今しばらく女子寮での生活は続くことになった。その合間、半年後に迫る秋良の受験に向けての講師を引き続き佳純が買って出る。だがこれ以上彼女を拘束するのもどうかと思い、秋良はそれを断った。それを拒絶と受け取った佳純は思いがけない行動に出る。離れたくないが為に、自らの身体で秋良を繋ぎ止めようと。
自身の行動にショックを受けふさぎ込んでしまう佳純。だが佳純が嫌になったなどということは全くない。それを伝えようとして秋良は気がつけば彼女に自身の素直な想いを吐露していた。そうして想いを通じ合わせた二人は恋人となる。(※3)
それから数年後、大学を卒業した秋良は教員採用試験に合格し、職場となる学園にその日赴任する。副担任として迎えられた教室、そこには秋良も知らないことだったが佳純の姿があった。それも担任として。秋良への指導を通して教職への道を志し始めた佳純。その道の先輩として赴任先のことは伝えていたが、何も返さなかった辺り、彼女なりの茶目っ気であり愛情表現なのだろう。
仕事上のパートナーにして、恋人であり将来の夫。そう副担任を紹介され、生徒たちが上げる黄色い歓声と悲嘆の慟哭を聞きながら、秋良はこれから賑やかしくなるだろう日々について思いを馳せる。そこには幸福の予感が満ちていた。
<佳純ハッピーエンド2>
(※3)
秋良の退寮に際して寂しさを隠しきれない佳純。そんな彼女を前にして、以前怪しげな露天で購入した、生涯を添い遂げる相手にのみ贈るべきと忠告されたブレスレットの存在を秋良は思い出す。そうしてその愛情を確かめ深め合った二人はそれぞれの日常に分かたれていった。それから一ヶ月ほどが過ぎた頃、佳純の父の好意によって二人は南国のリゾート地で再会する。一ヶ月とはいえ恋人になったばかりの二人には、会いたくても会えないもどかしさは思った以上に辛いものがあった。その寂しさを埋めるように愛し合った二人は改めてその将来への誓いを新たにする。
そして佳純が教員採用試験に合格し秋良が大学入学を決めた頃、二人は正式に婚約する。それから数年後には、秋良は佳純と同じ赴任先で教職に就いていた。すでに秋良と佳純との間には二人の子供がいるが、女子生徒たちには余り関係のないことのようだった。夫に言い寄る教え子たちに嫉妬して学舎の中にもかかわらず、今日も佳純は秋良との子作りに耽っている。
<プレイ時間>
紅伽エンド(初回ルート、授業内容選択肢全て選択)16時間38分、依里子エンド1時間22分、汐梨ハッピーエンド2時間1分、汐梨ハッピーエンド?13分、百香ハッピーエンド2時間1分、百香ハッピーエンド?20分、佳純ハッピーエンド2時間17分、佳純ハッピーエンド2・1時間29分、ハーレムエンド59分。計27時間20分。
<グラフィッカー情報・敬称略>
猫森にゃんた、ステルスモアイ、BlackRX、斬、横山浩、卯月あさ
<あとがき・2017/11/3>
・CG+エロ
今回は前作のえろゼミに続き、百香の1キャラ1エンドにのみボテ腹セ○クスあり。ですがハーレムエンドに三人妊娠があるのでボテ度はアップしていました。けどできればなまイキのように、全キャラ1エンド以上にほしいところ。あと佳純と依里子の姉妹ルートは欲しかった。ルートというか姉妹丼。お姉ちゃんに、妹に、それぞれ眼前で子作りをしながら、後日互いに妊娠検査させあうとか最高だと思います。むしろなんでなんで姉妹ルートないの!なんでなんで。
chocochip氏のキャラデザのお陰か、当初は残りのメイン二人に比べて興味の薄かった汐梨もとてもよかった。なまイキの紗希とかもそうでしたが、おねいさん系とか妖艶系がエロカワいいのは当然として、スポーティー系だとかがさつ系だとかそういうヒロインも妙にいいですよね…かぐやって地味に。
・ストーリー
えろゼミのように、共通部が非常に長い作りです。これは個人的な好みですが、なまイキやchuペットのように、共通部のボリュームは控えめに個別ルートの方に比重が置かれた作りの方が好きです。どっちつかずの頃より、感情が移ろう様や恋人となった後の話の方をより長く見たいので。
基本CG数80(内胸露出以上のエロCG数73)…エロ割合91%、回想数54。
エロ1CGあたりの尺は1分半(百香ハッピーエンド?)から21分(佳純夕方自室騎乗位)。平均12分。
永続ループBGVフェラのみあり(台詞ボイス永続ループ機能あり)、永続ループBGエロSEあり、イベント連戦時付着精液残留あり、尻モザなし、淫語P音修正あり、立ち絵鑑賞モードなし。
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