C¥Documents and Settings¥User¥My Document¥脳内彼女 プレイ済エロゲのストーリーを脳内に書き残しておく為のブロg彼女にドキュメントフォルダ開けられたら死ぬほど殴られた
注意
当ブログは成人男性向けPC用ゲーム(いわゆるエロゲー)のストーリーについてを取り扱っております。
18歳未満の方の閲覧はお控えくださるようお願い致します。
記事はゲームの主要なストーリーについてを記載してありますので、重大なネタバレ要素を多量に含みます。
作品の記事について、未プレイの方及びプレイ予定の方の閲覧は自己責任でお願い致します。
特典内容やゲームについての細かい質問等があればコメントにどうぞ。
アマツツミ (パープルソフトウェア)
2016/7/29
©Purple software
(注意)
ゲームのコンセプト上予備知識を得た上でプレイされた場合、娯楽性を大きく損ないます。
プレイ予定の方は閲覧を避けて頂くよう、強く推奨いたします。
キャラ設定等はHPに詳しいのでそちらで確認を。(ストーリーテキスト:6685字)
<ストーリー>
神代から続く、言葉に力を持つ一族。その隠れ里から、いつからか脳裏に響くようになった声に導かれるように誠は飛び出す。里人が時折持ち帰る利器の中に紛れていた、禁制である外界の文物。その文化への憧憬は誠にとって抑えがたいものだった。それから四日目。山中で行き倒れになっていた誠は織部こころという少女に拾われる。
まるで別の世界、別の時代から現れたように浮世離れした誠を見たほたるの母、あずき。その善意にあやかり誠は、井中町という山間の小さな街で二人が切り盛りする喫茶店・折り紙で世話になることになった。だが二人がどれだけ善良であっても、家に異性の他人が存在するという不安は内面的に拭えない。その為に誠は二人の家族として振る舞うことを決めた。里人たちの力ある言葉「言霊」は他者の精神を支配する。かつて水子があったことも下地として作用し、誠は織部家の長兄となった。
だがそんな中で誠はこころの友人で、言霊が影響を及ぼさない、水無月ほたると出会う。突如現れた親友の兄を名乗る存在に戸惑うほたるだが、明かされたその事情は理解できたようだった。そうして誠は彼女の協力を得て、織部家で暮らしながら月乃宮学園に通う、新たな日々を始める。
偽りの家族関係とはいえ、そうとは知らないこころは長い療養生活から戻ってきた兄に深い親愛を示す。そして誠もまた、その生活を共にするにつれて二人に接することに、安らぎのようなものを覚えるようになっていく。里では婚約者以外にはなかった感情の働きを、はっきりと自覚している。それを確信したのはあずきの入院という出来事からだった。
元々もう長くないのだと、そう告げるあずきの血の気の失せた顔に、誠の胸は締めつけられる。流行病で父の後を追おうとしていた息子に、その命を投げ打って与えた母。それと同じことを誠は、血の繋がらない他人相手に行おうとしている。言霊は自身の何かを代償に、言葉に魂を含ませる。そうして誠は心の底からあずきに生きて欲しいと願い語りかけた。握られた手から流れていく命に従い、誠は死ぬ。その定めを変えたのは、誠を追ってきた里の婚約者、恋塚愛だった。愛の生命を幾らか分け与えられた誠はどうにか一命を取り留める。その愛はというと、誠を里に連れ帰る機会を窺いながら、その側にいるつもりのようだった。誠の妹、こころの姉という形で。(※1)
戻ってきた日常の中で誠は、クラスメイトの朝比奈響子に興味を持つ。誠の出自や言霊の力を知っても恐怖どころか尊い存在と返す、神社の娘で幽霊が見えるという響子。その手に触れるとその間だけはなぜか、誠も霊の存在を知覚できた。だがそこで、もう一つ予期しないことが起こる。幼い頃湖で溺れかけた響子を助け行方不明になった、その幼馴染の浅川鈴夏。過去を語る響子の強い思いが誠の手を通して、言霊として顕現する。二人は死んだはずの、鈴夏の霊を呼び出してしまった。叶わないと思っていた再会に、響子は喜びに泣き崩れる。
だが鈴夏が人間味を増すほどに、響子の生気は失われていった。それが鈴夏の霊そのものではなく、言霊の力によって生み出された、響子の記憶の像でしかなかった為に。あの日鈴夏の命で生き長らえた響子はその罪悪感から、その命を差し出そうとしている。その決意は固く、誠の説得にも揺らがない。それを揺さぶったのは他ならない、鈴夏の言葉だった。あの時鈴夏が自らの命で代えた響子の命。せめて遺される響子は幸せであってほしいという、その想いを覆すことはあってはならない。黄泉返りのような、この一夏の不思議な出来事は、あの時できなかった二人の別れを果たし、足踏みし続けていた響子をその未来に向けて歩ませていく為のもの。そう告げて、まるであの頃と何も変わらない笑顔で、鈴夏は湖に消えていく。灯籠流しの光に溶け込むように。(※2)
こころや響子に、そしてこの街への愛着を自覚していく誠。そんな誠に里へ戻るよう言い含めながらも、愛は決して強硬な手段を取らない。その理由は、誠が自身の世界の全てという言葉に表されている。
きっかけは散歩帰りの軽率だったキス。それをこころに目撃されていたことを、誠は知った。姉と同じように、それを兄に求める妹。その出来事を言霊で聞き出した愛は、誠の認識を操りこころを視認できなくさせた。そこには嫉妬も多分にあろうが何か別の、もっと切実としたものが含まれているように思えた。
自分を安心させてくれれば言霊を解除するという愛。だが人一人を支配下に置き、同時に関わりある多数の人間の認識を取り繕い続けるのはあまりにも負担が大きい。このままでは愛が衰弱死する。そう判断した誠は里に戻ることを決めた。だがそれは愛が心内で求めていた答えではない。里に置いていかれ、そのうえ里の外の人間、例えばこころに、誠を奪われてしまうことを恐怖する捨て子のように。愛が必要な存在だと、ただ言ってもらえていれば。
そのような境地で発した言霊は魂がない故に、誠に効果を及ぼさない。言霊が使えなくなったという錯誤は愛を強く動揺させる。愛には希という双子の姉がいた。両親は未だに、里で当代一の天才と言われた娘の死を嘆き、末娘の愛を認めていない。そんな自分が言霊の力さえ失ったならば何が残るのか。
自身が推薦して里の外に買い出しに行かせ、その結果インフルエンザを里に持ち込んだ姉。希を殺し、誠の両親をも死に追いやり、その上で転がり込んできた誠の許嫁の席に収まっているのが自身だと、愛は自身を責め続けている。自罰的な言霊の持続によって死に瀕する愛。そんな愛を許してやれるのは希か、愛本人しかいない。誠は魂のありったけを込めた言霊で、愛に自身を希と認識させる。妹を思う姉の想い。それは誠の記憶から作り出された仮初めのもので、その遺志は今や定かではないが、確かにそれは愛に届いた。(※3)
その岐路に立たされた時、こころも響子も、愛でさえ家族のそれに感じた誠。だからこそ最後に自身の前に立った彼女が特別な存在なのではないかと、そう思えた。だが何か齟齬がある。気まぐれなキスも自身に傷を残して欲しいと身体を重ねたことも、ほたるはまるでそれを覚えていないかのように振る舞う。
それでも週をまたいで二度に及ぶ誠の告白を、その度に大仰な驚きで迎えながらも、ほたるは受け入れる。ぎこちないながらも幸福な日々。その数日を過ごしたほたるは日曜の夜に誠を呼び出す。だがそこで言い渡されたのは別れだった。いつかの光景をなぞるように、湖の上で光となって消えていくほたる。呆然とする誠だが、そこへかかってきた一本の電話が更なる混乱を呼びこむ。今しがた嗚咽まじりで別れを告げたその声が響いてきた為に。
その声に請われ街の病院に足を運んだ誠。そこには先ほどと寸分違わない姿のほたるがいた。そして彼女に促され病院の地下に降り立った誠はそこで、更にもう一人のほたると相対する。だが豪奢なベッドの上で荒い息をつくその容貌は、全く同じ顔ながら、これまでに見たものとは似ても似つかないほどに歪んでいる。まるでこの世全ての憎悪を煮詰めたような顔で、それは語り始める。
この春に発覚した悪性腫瘍は、すでに延命すら叶わないほどに全身に転移している。生存の望みはない。だが脳まで癌に冒されながら気が狂わんばかりに生を渇望したその時、それが起きた。まるで分かたれるように己の内から生まれた、かつての健全な写し身。自身の望みとは程遠い、益体もないまるで嘲弄のようなその奇跡にほたるは世界を呪う。だがその世界に誠が現れた。人一人の病巣を消し去った言霊の力。それを自身の為に使えと、ほたるはぎらついた目で誠に迫る。自身が生み出す、生まれては消えまた生まれる、一週間の命しか持たないほたる。誠が愛したそれを人質として。(※4)
<こころエンド>
(※1)
誠とこころの間にある感情。それが兄妹の、家族愛とは似て非なるものであることは、互いにわかっていた。楔と名を変えた兄妹意識が、触れあいたいという感情の発露に二の足を踏ませている。だがこの心地よい家族関係、それを終わらせる気にはどうしてもなれない。それでも誠はもはや明らかな、同じものを夢見る二人の願望の為に、言霊を消し去ることを決めた。だが自身が誠の妹でなかったことはこころを強く動揺させる。塞ぎ込み、学園では誠を避けるようになったこころ。悔いは持たないつもりではあったが、彼女を苦しませていることだけは耐え難い。こころとあずきの前から消えることも考え始めた、そんな誠に手を差し伸べたほたる。その計らいによって二人は再び対面する。
誠はあの日の出会いからの出来事全てをこころに打ち明ける。叶わないのであれば、記憶を消し立ち去る前に、二人を欺いていたことをせめて謝りたい。それが誠のできるただ一つのことに思えた。だがこころはそんな誠に縋りつく。全てを知ってなお、この気持ちは変わらない。家族でなかったとしても、愛していることに変わりのない誠と別れたくない。それがこころの偽らざる気持ちだった。こころに受け入れられたことへの安堵か、妹に無理をさせた兄としての不甲斐なさを感じてか、脱力しきった腕を奮い立たせながら誠はその身体を抱きとめ、そして歩き出す。家族の待つ家へと。
それからも二人の日々は変わりなく続いている。言霊に囚われていないのはこころだけだが、今しばらくはこの状況も据え置かれることになるだろう。兄妹で家族でありながら、男女でいて恋人のように。そんな哀楽こもごも入り混じり、そしてようやく正面から向きあうことになった互いの想い。それを慈しむように、誠とこころは通学路上でその親愛を確かめあうように口づけを交わす。それは幸福の味がした。
<響子エンド>
(※2)
神職にある者として、誠と愛が仕えるべき存在と確信している響子。その好意を誠は嬉しく思った。同時にそれを余所余所しいとも。この胸にある感情は、もっと近しく気安い関係を求めている。それを受けて響子が出した答えは、愛に続く二号さん、というものだった。奥歯に物が挟まったような違和感を含みながらも始まった、誠と響子の新たな関係。そんな響子に平穏な日々を送って欲しいと誠は、言霊を用いて幽霊を見えなくする。
だがそんな中で、二人の周囲に異変が起き始めた。一つ一つは子供の悪戯じみた出来事にすぎないが、それが重なれば気疲れも覚える。それが何かしらの霊の仕業であることは見て取れた。だが害意はなさげなその意図が掴めない。霊を見るという持って生まれた定めに向きあわなければならない。愛の言葉に勇気を奮い立たせた響子だが、その目に何を見たのか、恐怖に駆られ折り紙を飛び出してしまう。その前を猛スピードで過ぎ去っていく、突如現れたトラック。なぜか弾かれるように誠の胸に飛び込まなければそれを認識することもなく、響子はこの世を去っていただろう。
それと同時に、何かおぞましい、死の気配を纏った黒いもやが消えていくのを、二人は見た。そして代わりに二人を包む、何か温かい気配。度々悪戯のような行動を起こしていたのは、霊視を絶った二人に危機を報せようとしていた、響子の神社に祀られる存在だった。
人が持って生まれた定めに意味のないものはなく。また人の理の外にある存在が、心通わせられぬものでもない。全てはそれを扱う自身の心一つだと。それを知った響子の笑顔。それと共にこれからも歩んでいけたならばと、誠は思うのだった。
<愛エンド>
(※3)
以前に比べて誠に、そして周囲に対しても物腰が柔らかくなった愛。希を死なせた自身がすべきは姉に代わって遺された誠に尽くすことで、それに比べれば自らの幸せなど取るに足らないものでしかないし、そうでなければならない。自身に課していたその枷が取り払われたことで、愛には大きな変化が現れたようだった。誠と共に、自身も、幸福になってもいいのだと。
愛と婚約者として真摯に向き合うにあたって、こころのことは避けては通れない。その思いを伝えけじめをつけた誠に対して、愛もまた前々から考えていた決意を明かす。このまま里の目を盗んでの生活を続けるのではなく、里の者たちに二人の選択を認めさせるという愛。どんな言霊にも屈するつもりのないその固い意志に誠が異を差し挟めるはずもなく、そうして愛は夜が開ける前に里へと戻っていった。
言霊で自身に関する記憶を消して回っていったことで、こころと同じ部屋に、教室で誠の席の隣に、その少女がいたことを覚えているのは誠の他にはほたるしかいない。そのことに一抹の寂しさを覚えながらも、この同じ空の下で今この瞬間も彼女が、再会という願いを同じくしている。そう信じながら誠は今日も一日を終え帰路につく。そしてそこにはその姿があった。あの日の続きの始まり、そしてここから始まる新たな日々。それは愛にとって再び家族となる、始まりの一歩だった。
驚きに目を白黒させるこころとあずきの前で、誠は愛に囁く。それは一緒にいたいという願いを相手に伝える言葉。愛しているという、愛の言霊を。
<ほたるエンド1>
(※4)
だがあずきや愛の為に命を先細らせた今の誠に、人一人を生きながらえさせる力は残されていない。本体の衰弱の程からこれが最後の一週間と悟り、誠との時間に人生の意義を掛けるほたる、その彼女を救うことで精一杯だった。複製のほたるが魂のない人形ではないことを、その日々を通して確信している誠は、オリジナルこそが偽物の存在と言霊にする。本来であれば自身の否定などそれが神託であっても認めはしないだろうオリジナルのほたるだが、この薄暗い病室で死の気配に耐えてきた彼女には、共に死ぬという言葉はこの上ない甘言となった。生への執着を崩されたその瞬間彼女は一週間の命しかもたない傀儡へと転落し、そうしてほたるはその命を得る。
魂を自覚したことで人間となり、その為に皮肉にも事前の言霊によって動きを封じられていたほたる。身体が動きを取り戻し、そして日曜日の夜を過ぎても命が続いていることから、本体と誠の間に何かがあったことは知れた。だが自身の死に場所と決めていた湖にも誠の姿はなく、その存在を感じさせる着物があるのみ。ほたるは恋人に守られたことを知った。同時にその彼がすでにこの世にないことも。
それから一週間。胸に穴が空いたような喪失感を抱えながらも、ほたるは今日も湖に足を運んでいた。そこに不意に現れたこころ。兄は再び旅に出たのだと語るその目は、疑いなくいつかの再会を信じている。こころを前にして不思議と、ほたるもそう感じることができた。眼前にはどこまでも青く澄んだ空と水の色。それに向かってほたるは問いかける。遥か空の彼方をゆく旅人へと。
<ほたるエンド2>
(※4)
だがその会話を通して誠は、彼女もまたほたるに違いないという思いを強くしていく。暗く淀んでいながら、垣間見せる隙のある表情は、まごうことなきほたるのものだった。
オリジナルとコピーの二人を湖畔に連れ出した誠。一つの器に二つの魂を留めておくことはできない。二つの魂を一つに戻す、それが三者の辿り着いた答えだった。健全な肉体をもつコピーを真正の存在としてその器にし、二つの魂を統合した上でそこに戻す。その二度の言霊に要するのは誠の命では足らない。言霊という存在そのものを代償に、湖に眠る少女の助けがなければ、それは叶わない奇跡だったのだろう。
それから一週間。誠はそれまでの日常を変わりなく過ごしている。こころや響子、愛からの熱のこもった愛情表現を受けながら誠は折り紙の外で待つほたるの元に向かう。オリジナルの記憶や思考を受け継ぎ新しい人格となったはずのほたるだが、そこに以前と比べて大きな変化は見て取れない。往々にしてそんなものと笑うほたる。そこに気負いのようなものはない。
言霊の力は永遠に失ったが、その代わりに得た掛け替えのないものを前にして、後悔は微塵もない。里を飛び出したあの日から、誠は旅人となった。かつて出会いの日にほたると約束したようにこの街で大切な人々を守っていくのか、あるいは新たな旅を始めるのか。これから先のことは、まだわからない。だがいずれにせよ、その隣にほたるがいてくれること、それは間違いないようだ。
二人はどこまでも青く澄んだ空を見上げる。この空の下で営みとして続いていく、人の未来。かつてはどれほど求めようとも望むべくもなかったそれは、伸ばしたその手の中にある。
<プレイ時間>
響子ルート(初回プレイ)15時間30分、こころエンド3時間21分、愛エンド8時間26分、ほたるエンド1・8時間30分、ほたるエンド2・1時間42分。計37時間29分。
<グラフィッカー情報・敬称略>
白米、貞本琉規、神代舞、nishi、NAK、樽、真崎ケイ、くない瓜、HAL、oniwa、藤士郎、おかださとし、一色緑、吉宗、空維深夜
<あとがき・2016/9/7>
・エロ+CG
今回は未来ノスタルジア以降の中で一番エロかった。塗りがこれまでとは違って克氏の塗り、暗く鈍い感じの照り返しというか、そのような傾向にかなり似せられていたように思います。股間の土手の、ヘアライン辺りの質感がたまらん。ヘアはないけど。
だっぷりとしたケツ視点でのウ○コ座りが今回もあります。パープルソフトウェアがなんかケツメーカーになりつつあるような…。それを微妙に活かすような、下着の柄がしっかりイベントごとに違うのも素晴らしい。体位の構図も、授業中に机上セ○クスなど、保健の性教育で子作り実演のごときシーンなどシチュが好き。愛がとにかくエロかった。後こころも。
他人の認識をごまかす能力を持つということで、授業中の教室やバス停の中といった露出の毛があるプレイがあったのも、これまでにはなかった傾向で結構新鮮でした。後風呂でのイベントがあったのは個人的に嬉しい。全裸同士のセ○クスが一番好きなので。パープルってベッドの上でも基本服を着たままことに及ぶので、素っ裸セ○クスってまずないんですよね。
そして今回なんと、パープルソフトウェアがついに尻穴解禁。イラスト集などにもなかった克氏の描かれる尻穴が見られるなんて。…生きててよかった!
これでエロイベント数がもっと多ければ最高なんですが…。
・ストーリー+シナリオ
各共通部は面白いというか、続きが気になる作りで読む手がなかなか止まらない感じでした。時期柄も盆ということで、発売月もここしかなく、そういう付加的な没入感もあった。盆に魂が戻ってくるとかいう話弱いの…。よい夏ゲーでした。
ただ一人ずつのエピソードが展開されその終わりに選択肢で分岐する枝分かれ方式なので攻略順に半ば推奨があり、キャラ個別のほたるエンドがグランドエンド的な形になったのは少し残念。ほたるエンドは鈴夏が現れた響子ルートを除いて、こころや愛ルートからの影響が薄かったのは残念ではあったものの、それ自体は綺麗な終わり方でよかったんですが。それでもキャラ個別がトゥルーエンドのようになると、他キャラを振ったまま終わる形になってしまうので。そういう意味では全個別エンドが出揃った後に、その内容をトゥルーエンドで一つにまとめ上げたハピメアのようであれば完璧だったと思います。
基本CG数122(内胸露出以上のエロCG数53)、回想数22。
エロ1CGあたりの尺は3分半(こころ給仕服フェラ)から28分(ほたる初体験前愛撫)。平均11分。
永続ループBGVなし、永続ループBGエロSEなし、連戦時付着精液残留-(響子ルートのみなし)、尻モザなし、淫語P音修正なし。
2016/7/29
©Purple software
(注意)
ゲームのコンセプト上予備知識を得た上でプレイされた場合、娯楽性を大きく損ないます。
プレイ予定の方は閲覧を避けて頂くよう、強く推奨いたします。
キャラ設定等はHPに詳しいのでそちらで確認を。(ストーリーテキスト:6685字)
<ストーリー>
神代から続く、言葉に力を持つ一族。その隠れ里から、いつからか脳裏に響くようになった声に導かれるように誠は飛び出す。里人が時折持ち帰る利器の中に紛れていた、禁制である外界の文物。その文化への憧憬は誠にとって抑えがたいものだった。それから四日目。山中で行き倒れになっていた誠は織部こころという少女に拾われる。
まるで別の世界、別の時代から現れたように浮世離れした誠を見たほたるの母、あずき。その善意にあやかり誠は、井中町という山間の小さな街で二人が切り盛りする喫茶店・折り紙で世話になることになった。だが二人がどれだけ善良であっても、家に異性の他人が存在するという不安は内面的に拭えない。その為に誠は二人の家族として振る舞うことを決めた。里人たちの力ある言葉「言霊」は他者の精神を支配する。かつて水子があったことも下地として作用し、誠は織部家の長兄となった。
だがそんな中で誠はこころの友人で、言霊が影響を及ぼさない、水無月ほたると出会う。突如現れた親友の兄を名乗る存在に戸惑うほたるだが、明かされたその事情は理解できたようだった。そうして誠は彼女の協力を得て、織部家で暮らしながら月乃宮学園に通う、新たな日々を始める。
偽りの家族関係とはいえ、そうとは知らないこころは長い療養生活から戻ってきた兄に深い親愛を示す。そして誠もまた、その生活を共にするにつれて二人に接することに、安らぎのようなものを覚えるようになっていく。里では婚約者以外にはなかった感情の働きを、はっきりと自覚している。それを確信したのはあずきの入院という出来事からだった。
元々もう長くないのだと、そう告げるあずきの血の気の失せた顔に、誠の胸は締めつけられる。流行病で父の後を追おうとしていた息子に、その命を投げ打って与えた母。それと同じことを誠は、血の繋がらない他人相手に行おうとしている。言霊は自身の何かを代償に、言葉に魂を含ませる。そうして誠は心の底からあずきに生きて欲しいと願い語りかけた。握られた手から流れていく命に従い、誠は死ぬ。その定めを変えたのは、誠を追ってきた里の婚約者、恋塚愛だった。愛の生命を幾らか分け与えられた誠はどうにか一命を取り留める。その愛はというと、誠を里に連れ帰る機会を窺いながら、その側にいるつもりのようだった。誠の妹、こころの姉という形で。(※1)
戻ってきた日常の中で誠は、クラスメイトの朝比奈響子に興味を持つ。誠の出自や言霊の力を知っても恐怖どころか尊い存在と返す、神社の娘で幽霊が見えるという響子。その手に触れるとその間だけはなぜか、誠も霊の存在を知覚できた。だがそこで、もう一つ予期しないことが起こる。幼い頃湖で溺れかけた響子を助け行方不明になった、その幼馴染の浅川鈴夏。過去を語る響子の強い思いが誠の手を通して、言霊として顕現する。二人は死んだはずの、鈴夏の霊を呼び出してしまった。叶わないと思っていた再会に、響子は喜びに泣き崩れる。
だが鈴夏が人間味を増すほどに、響子の生気は失われていった。それが鈴夏の霊そのものではなく、言霊の力によって生み出された、響子の記憶の像でしかなかった為に。あの日鈴夏の命で生き長らえた響子はその罪悪感から、その命を差し出そうとしている。その決意は固く、誠の説得にも揺らがない。それを揺さぶったのは他ならない、鈴夏の言葉だった。あの時鈴夏が自らの命で代えた響子の命。せめて遺される響子は幸せであってほしいという、その想いを覆すことはあってはならない。黄泉返りのような、この一夏の不思議な出来事は、あの時できなかった二人の別れを果たし、足踏みし続けていた響子をその未来に向けて歩ませていく為のもの。そう告げて、まるであの頃と何も変わらない笑顔で、鈴夏は湖に消えていく。灯籠流しの光に溶け込むように。(※2)
こころや響子に、そしてこの街への愛着を自覚していく誠。そんな誠に里へ戻るよう言い含めながらも、愛は決して強硬な手段を取らない。その理由は、誠が自身の世界の全てという言葉に表されている。
きっかけは散歩帰りの軽率だったキス。それをこころに目撃されていたことを、誠は知った。姉と同じように、それを兄に求める妹。その出来事を言霊で聞き出した愛は、誠の認識を操りこころを視認できなくさせた。そこには嫉妬も多分にあろうが何か別の、もっと切実としたものが含まれているように思えた。
自分を安心させてくれれば言霊を解除するという愛。だが人一人を支配下に置き、同時に関わりある多数の人間の認識を取り繕い続けるのはあまりにも負担が大きい。このままでは愛が衰弱死する。そう判断した誠は里に戻ることを決めた。だがそれは愛が心内で求めていた答えではない。里に置いていかれ、そのうえ里の外の人間、例えばこころに、誠を奪われてしまうことを恐怖する捨て子のように。愛が必要な存在だと、ただ言ってもらえていれば。
そのような境地で発した言霊は魂がない故に、誠に効果を及ぼさない。言霊が使えなくなったという錯誤は愛を強く動揺させる。愛には希という双子の姉がいた。両親は未だに、里で当代一の天才と言われた娘の死を嘆き、末娘の愛を認めていない。そんな自分が言霊の力さえ失ったならば何が残るのか。
自身が推薦して里の外に買い出しに行かせ、その結果インフルエンザを里に持ち込んだ姉。希を殺し、誠の両親をも死に追いやり、その上で転がり込んできた誠の許嫁の席に収まっているのが自身だと、愛は自身を責め続けている。自罰的な言霊の持続によって死に瀕する愛。そんな愛を許してやれるのは希か、愛本人しかいない。誠は魂のありったけを込めた言霊で、愛に自身を希と認識させる。妹を思う姉の想い。それは誠の記憶から作り出された仮初めのもので、その遺志は今や定かではないが、確かにそれは愛に届いた。(※3)
その岐路に立たされた時、こころも響子も、愛でさえ家族のそれに感じた誠。だからこそ最後に自身の前に立った彼女が特別な存在なのではないかと、そう思えた。だが何か齟齬がある。気まぐれなキスも自身に傷を残して欲しいと身体を重ねたことも、ほたるはまるでそれを覚えていないかのように振る舞う。
それでも週をまたいで二度に及ぶ誠の告白を、その度に大仰な驚きで迎えながらも、ほたるは受け入れる。ぎこちないながらも幸福な日々。その数日を過ごしたほたるは日曜の夜に誠を呼び出す。だがそこで言い渡されたのは別れだった。いつかの光景をなぞるように、湖の上で光となって消えていくほたる。呆然とする誠だが、そこへかかってきた一本の電話が更なる混乱を呼びこむ。今しがた嗚咽まじりで別れを告げたその声が響いてきた為に。
その声に請われ街の病院に足を運んだ誠。そこには先ほどと寸分違わない姿のほたるがいた。そして彼女に促され病院の地下に降り立った誠はそこで、更にもう一人のほたると相対する。だが豪奢なベッドの上で荒い息をつくその容貌は、全く同じ顔ながら、これまでに見たものとは似ても似つかないほどに歪んでいる。まるでこの世全ての憎悪を煮詰めたような顔で、それは語り始める。
この春に発覚した悪性腫瘍は、すでに延命すら叶わないほどに全身に転移している。生存の望みはない。だが脳まで癌に冒されながら気が狂わんばかりに生を渇望したその時、それが起きた。まるで分かたれるように己の内から生まれた、かつての健全な写し身。自身の望みとは程遠い、益体もないまるで嘲弄のようなその奇跡にほたるは世界を呪う。だがその世界に誠が現れた。人一人の病巣を消し去った言霊の力。それを自身の為に使えと、ほたるはぎらついた目で誠に迫る。自身が生み出す、生まれては消えまた生まれる、一週間の命しか持たないほたる。誠が愛したそれを人質として。(※4)
<こころエンド>
(※1)
誠とこころの間にある感情。それが兄妹の、家族愛とは似て非なるものであることは、互いにわかっていた。楔と名を変えた兄妹意識が、触れあいたいという感情の発露に二の足を踏ませている。だがこの心地よい家族関係、それを終わらせる気にはどうしてもなれない。それでも誠はもはや明らかな、同じものを夢見る二人の願望の為に、言霊を消し去ることを決めた。だが自身が誠の妹でなかったことはこころを強く動揺させる。塞ぎ込み、学園では誠を避けるようになったこころ。悔いは持たないつもりではあったが、彼女を苦しませていることだけは耐え難い。こころとあずきの前から消えることも考え始めた、そんな誠に手を差し伸べたほたる。その計らいによって二人は再び対面する。
誠はあの日の出会いからの出来事全てをこころに打ち明ける。叶わないのであれば、記憶を消し立ち去る前に、二人を欺いていたことをせめて謝りたい。それが誠のできるただ一つのことに思えた。だがこころはそんな誠に縋りつく。全てを知ってなお、この気持ちは変わらない。家族でなかったとしても、愛していることに変わりのない誠と別れたくない。それがこころの偽らざる気持ちだった。こころに受け入れられたことへの安堵か、妹に無理をさせた兄としての不甲斐なさを感じてか、脱力しきった腕を奮い立たせながら誠はその身体を抱きとめ、そして歩き出す。家族の待つ家へと。
それからも二人の日々は変わりなく続いている。言霊に囚われていないのはこころだけだが、今しばらくはこの状況も据え置かれることになるだろう。兄妹で家族でありながら、男女でいて恋人のように。そんな哀楽こもごも入り混じり、そしてようやく正面から向きあうことになった互いの想い。それを慈しむように、誠とこころは通学路上でその親愛を確かめあうように口づけを交わす。それは幸福の味がした。
<響子エンド>
(※2)
神職にある者として、誠と愛が仕えるべき存在と確信している響子。その好意を誠は嬉しく思った。同時にそれを余所余所しいとも。この胸にある感情は、もっと近しく気安い関係を求めている。それを受けて響子が出した答えは、愛に続く二号さん、というものだった。奥歯に物が挟まったような違和感を含みながらも始まった、誠と響子の新たな関係。そんな響子に平穏な日々を送って欲しいと誠は、言霊を用いて幽霊を見えなくする。
だがそんな中で、二人の周囲に異変が起き始めた。一つ一つは子供の悪戯じみた出来事にすぎないが、それが重なれば気疲れも覚える。それが何かしらの霊の仕業であることは見て取れた。だが害意はなさげなその意図が掴めない。霊を見るという持って生まれた定めに向きあわなければならない。愛の言葉に勇気を奮い立たせた響子だが、その目に何を見たのか、恐怖に駆られ折り紙を飛び出してしまう。その前を猛スピードで過ぎ去っていく、突如現れたトラック。なぜか弾かれるように誠の胸に飛び込まなければそれを認識することもなく、響子はこの世を去っていただろう。
それと同時に、何かおぞましい、死の気配を纏った黒いもやが消えていくのを、二人は見た。そして代わりに二人を包む、何か温かい気配。度々悪戯のような行動を起こしていたのは、霊視を絶った二人に危機を報せようとしていた、響子の神社に祀られる存在だった。
人が持って生まれた定めに意味のないものはなく。また人の理の外にある存在が、心通わせられぬものでもない。全てはそれを扱う自身の心一つだと。それを知った響子の笑顔。それと共にこれからも歩んでいけたならばと、誠は思うのだった。
<愛エンド>
(※3)
以前に比べて誠に、そして周囲に対しても物腰が柔らかくなった愛。希を死なせた自身がすべきは姉に代わって遺された誠に尽くすことで、それに比べれば自らの幸せなど取るに足らないものでしかないし、そうでなければならない。自身に課していたその枷が取り払われたことで、愛には大きな変化が現れたようだった。誠と共に、自身も、幸福になってもいいのだと。
愛と婚約者として真摯に向き合うにあたって、こころのことは避けては通れない。その思いを伝えけじめをつけた誠に対して、愛もまた前々から考えていた決意を明かす。このまま里の目を盗んでの生活を続けるのではなく、里の者たちに二人の選択を認めさせるという愛。どんな言霊にも屈するつもりのないその固い意志に誠が異を差し挟めるはずもなく、そうして愛は夜が開ける前に里へと戻っていった。
言霊で自身に関する記憶を消して回っていったことで、こころと同じ部屋に、教室で誠の席の隣に、その少女がいたことを覚えているのは誠の他にはほたるしかいない。そのことに一抹の寂しさを覚えながらも、この同じ空の下で今この瞬間も彼女が、再会という願いを同じくしている。そう信じながら誠は今日も一日を終え帰路につく。そしてそこにはその姿があった。あの日の続きの始まり、そしてここから始まる新たな日々。それは愛にとって再び家族となる、始まりの一歩だった。
驚きに目を白黒させるこころとあずきの前で、誠は愛に囁く。それは一緒にいたいという願いを相手に伝える言葉。愛しているという、愛の言霊を。
<ほたるエンド1>
(※4)
だがあずきや愛の為に命を先細らせた今の誠に、人一人を生きながらえさせる力は残されていない。本体の衰弱の程からこれが最後の一週間と悟り、誠との時間に人生の意義を掛けるほたる、その彼女を救うことで精一杯だった。複製のほたるが魂のない人形ではないことを、その日々を通して確信している誠は、オリジナルこそが偽物の存在と言霊にする。本来であれば自身の否定などそれが神託であっても認めはしないだろうオリジナルのほたるだが、この薄暗い病室で死の気配に耐えてきた彼女には、共に死ぬという言葉はこの上ない甘言となった。生への執着を崩されたその瞬間彼女は一週間の命しかもたない傀儡へと転落し、そうしてほたるはその命を得る。
魂を自覚したことで人間となり、その為に皮肉にも事前の言霊によって動きを封じられていたほたる。身体が動きを取り戻し、そして日曜日の夜を過ぎても命が続いていることから、本体と誠の間に何かがあったことは知れた。だが自身の死に場所と決めていた湖にも誠の姿はなく、その存在を感じさせる着物があるのみ。ほたるは恋人に守られたことを知った。同時にその彼がすでにこの世にないことも。
それから一週間。胸に穴が空いたような喪失感を抱えながらも、ほたるは今日も湖に足を運んでいた。そこに不意に現れたこころ。兄は再び旅に出たのだと語るその目は、疑いなくいつかの再会を信じている。こころを前にして不思議と、ほたるもそう感じることができた。眼前にはどこまでも青く澄んだ空と水の色。それに向かってほたるは問いかける。遥か空の彼方をゆく旅人へと。
<ほたるエンド2>
(※4)
だがその会話を通して誠は、彼女もまたほたるに違いないという思いを強くしていく。暗く淀んでいながら、垣間見せる隙のある表情は、まごうことなきほたるのものだった。
オリジナルとコピーの二人を湖畔に連れ出した誠。一つの器に二つの魂を留めておくことはできない。二つの魂を一つに戻す、それが三者の辿り着いた答えだった。健全な肉体をもつコピーを真正の存在としてその器にし、二つの魂を統合した上でそこに戻す。その二度の言霊に要するのは誠の命では足らない。言霊という存在そのものを代償に、湖に眠る少女の助けがなければ、それは叶わない奇跡だったのだろう。
それから一週間。誠はそれまでの日常を変わりなく過ごしている。こころや響子、愛からの熱のこもった愛情表現を受けながら誠は折り紙の外で待つほたるの元に向かう。オリジナルの記憶や思考を受け継ぎ新しい人格となったはずのほたるだが、そこに以前と比べて大きな変化は見て取れない。往々にしてそんなものと笑うほたる。そこに気負いのようなものはない。
言霊の力は永遠に失ったが、その代わりに得た掛け替えのないものを前にして、後悔は微塵もない。里を飛び出したあの日から、誠は旅人となった。かつて出会いの日にほたると約束したようにこの街で大切な人々を守っていくのか、あるいは新たな旅を始めるのか。これから先のことは、まだわからない。だがいずれにせよ、その隣にほたるがいてくれること、それは間違いないようだ。
二人はどこまでも青く澄んだ空を見上げる。この空の下で営みとして続いていく、人の未来。かつてはどれほど求めようとも望むべくもなかったそれは、伸ばしたその手の中にある。
<プレイ時間>
響子ルート(初回プレイ)15時間30分、こころエンド3時間21分、愛エンド8時間26分、ほたるエンド1・8時間30分、ほたるエンド2・1時間42分。計37時間29分。
<グラフィッカー情報・敬称略>
白米、貞本琉規、神代舞、nishi、NAK、樽、真崎ケイ、くない瓜、HAL、oniwa、藤士郎、おかださとし、一色緑、吉宗、空維深夜
<あとがき・2016/9/7>
・エロ+CG
今回は未来ノスタルジア以降の中で一番エロかった。塗りがこれまでとは違って克氏の塗り、暗く鈍い感じの照り返しというか、そのような傾向にかなり似せられていたように思います。股間の土手の、ヘアライン辺りの質感がたまらん。ヘアはないけど。
だっぷりとしたケツ視点でのウ○コ座りが今回もあります。パープルソフトウェアがなんかケツメーカーになりつつあるような…。それを微妙に活かすような、下着の柄がしっかりイベントごとに違うのも素晴らしい。体位の構図も、授業中に机上セ○クスなど、保健の性教育で子作り実演のごときシーンなどシチュが好き。愛がとにかくエロかった。後こころも。
他人の認識をごまかす能力を持つということで、授業中の教室やバス停の中といった露出の毛があるプレイがあったのも、これまでにはなかった傾向で結構新鮮でした。後風呂でのイベントがあったのは個人的に嬉しい。全裸同士のセ○クスが一番好きなので。パープルってベッドの上でも基本服を着たままことに及ぶので、素っ裸セ○クスってまずないんですよね。
そして今回なんと、パープルソフトウェアがついに尻穴解禁。イラスト集などにもなかった克氏の描かれる尻穴が見られるなんて。…生きててよかった!
これでエロイベント数がもっと多ければ最高なんですが…。
・ストーリー+シナリオ
各共通部は面白いというか、続きが気になる作りで読む手がなかなか止まらない感じでした。時期柄も盆ということで、発売月もここしかなく、そういう付加的な没入感もあった。盆に魂が戻ってくるとかいう話弱いの…。よい夏ゲーでした。
ただ一人ずつのエピソードが展開されその終わりに選択肢で分岐する枝分かれ方式なので攻略順に半ば推奨があり、キャラ個別のほたるエンドがグランドエンド的な形になったのは少し残念。ほたるエンドは鈴夏が現れた響子ルートを除いて、こころや愛ルートからの影響が薄かったのは残念ではあったものの、それ自体は綺麗な終わり方でよかったんですが。それでもキャラ個別がトゥルーエンドのようになると、他キャラを振ったまま終わる形になってしまうので。そういう意味では全個別エンドが出揃った後に、その内容をトゥルーエンドで一つにまとめ上げたハピメアのようであれば完璧だったと思います。
基本CG数122(内胸露出以上のエロCG数53)、回想数22。
エロ1CGあたりの尺は3分半(こころ給仕服フェラ)から28分(ほたる初体験前愛撫)。平均11分。
永続ループBGVなし、永続ループBGエロSEなし、連戦時付着精液残留-(響子ルートのみなし)、尻モザなし、淫語P音修正なし。
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