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注意
当ブログは成人男性向けPC用ゲーム(いわゆるエロゲー)のストーリーについてを取り扱っております。
18歳未満の方の閲覧はお控えくださるようお願い致します。
記事はゲームの主要なストーリーについてを記載してありますので、重大なネタバレ要素を多量に含みます。
作品の記事について、未プレイの方及びプレイ予定の方の閲覧は自己責任でお願い致します。
特典内容やゲームについての細かい質問等があればコメントにどうぞ。
愛姉妹4 悔しくて気持ち良かったなんて言えない (シルキーズ)
2014/5/30
©シルキーズ
キャラ設定等はHPに詳しいのでそちらで確認を。(テキスト:4356字)
<補足>
当該作品には多数のBADエンドがありますが、スタッフロール付属エンディングのみを記してあります。
<ストーリー>
ある日突然の解雇を言い渡された西山健二。金なし職なし彼女なし、おまけに誰に言わせてもホームラン級のキモメンデブ。喫茶店で世の中の不条理を託っていた健二は、そこで一組の夫婦を目にする。キャリア風の美女と、どうやら専業主夫であるらしい男。反抗期の娘たちに蔑ろにされすっかり気落ちしている様子の佳祐と、申し訳なさもあってか夫を甲斐甲斐しく慰める江利子の、藤村夫妻。その会話を盗み聞きしていた健二は身勝手な苛立ちに一人悶える。その後店を出た健二は風俗店の前で決意を固めたような表情の佳祐を目撃し、悪巧みを一つ思いつくのだった。
佳祐の浮気現場と称した写真を示し、江利子に肉体関係を迫る健二。娘たちへの暴露を恐れた江利子は、愛する夫の為にもその身体を開くしかなかった。散々に罵られながらも最後には絶頂放心を晒させ、久々に一仕事を終えたような爽快感と共にホテルを後にした健二だが、それを娘の清美に目撃されてしまう。母の不貞を信じない娘も言いくるめて頂いてしまおうと考える健二。動画に収めた江利子の痴態と引き換えに、その若く瑞々しい身体を堪能する。泣きじゃくる清美をどうにかこうにか宥めすかしながら自宅へと送り届けた健二は、出会い頭に自身の鼻面へグーパンを叩き込んできた姉の愛美に対しても、その股間をいきり立たせる。母の話ということで首尾よく連れ出した愛美に睡眠薬を使い、たった三日で3人の美女を抱いたことにいよいよツキが回ってきたと気勢を上げるのだった。
そうして健二は美しい3人の母娘と、朝昼夜に渡っての爛れた関係を始める。
<江利子エピソード>
いつまでこの関係が続くのかと苛立ちを含んだ表情でこぼす江利子を前にして、健二はこの夏の終わりまでという明確な区切りを示す。江利子が多少の覚悟さえ固めてしてしまえば自身の豚箱行きは免れないこと、そして何より彼女の熟れた肉体がその日限りとなってしまうことを、健二はよく理解していた。落胆はない。得た二ヶ月という時間で、江利子の身体の一片までを染め切ること、自身が気を揉むのはそれだけでいい。そんな思い切りのよさは、健二の美点だった。
だが紆余曲折あって健二と食事の席を持ち泥酔しながら帰宅した佳祐の姿を見た江利子は、ついぞ見たことのない夫の上機嫌さに二度目の不貞を疑い、浮気相手に激昂する。自らの証言が全く聞き入れられずこのままでは覚悟を決めた江利子に全てを暴かれてしまうと焦燥した健二は、佳祐の件が浮気ではなく商売女との気の迷いであったことを明かす。だが姉妹との関係を維持する上でも、その母である江利子との縁を完全に切ってしまうわけにはいかない。佳祐が風俗に走った悩みの理由を調べるという条件に、その巨体を箱のように小さく折り畳んだ渾身の土下座を乗せて、成功報酬として最後のセックスという繋がりをどうにか得た健二。
<清美・奈々子エピソード>
母と健二の関係を断ち切る為に身体を差し出した清美。だが江利子との公園でのまぐわいを、清美の親友である高峰奈々子に目撃されてしまう。初めて目にした男と女の交合に強い好奇心を抱き、後日その現場の公衆トイレで自慰に耽っていた奈々子だが、そこへ闖入してきた間男にも特段の焦りを見せない。それ以前からも妙に懐かれていたとはいえ、むしろ積極的に求める様は逆に健二が面食らうほどだった。それを知った清美は、江利子にかんしてはこの夏限りという話に、表情をしかめながらも一応の納得を見せるしかなかった。
<愛美・順子エピソード>
誰がどう形容しても、性暴力から始まった愛美との関係。だがそれからも愛美は臆するでもなく、出会った時からまるで変わらない傍若無人さで健二との関係を拒むでもなく、むしろそれを楽しんでいるかのような向きさえあった。そんなある日ホテルから出たところを、愛美の学園の新任教師である長谷川順子と出くわしてしまう。健全でない交際を両親に相談しなければと言い出す順子に慌てふためく健二だが、恐ろしく会話のかみ合わない彼女を思い留まらせるのは並大抵の労力では済まなかった。健二を今や友人として見ているという愛美から、女を襲うような真似は止めたほうがいいと忠告されながらも、同じ手口で口封じを図るしかない。だがそれは古き良き時代の倫理を教えられてきた順子の求婚という、思いも寄らない結果を呼び寄せる。
友人からということで順子をいなした健二は、愛美の件にはどうにか蓋を閉めることができた。
<エンド1・愛美>
セックスフレンドという曖昧な関係を続けていた愛美と健二。容姿で人を選ばず、男性を貪欲に求める愛美の姿は、誰かに必要とされているという、生まれて初めての実感を健二にもたらす。当の本人は当然、最悪の出会いの象徴を友人以上に見ることはできない。それでも度重なる健二の懇願に、生来の気まぐれな気質もあってか、初めての恋人を作るのも悪くはないと愛美は囁くのだった。
それから数ヵ月後。健二と愛美はささやかな結婚式をその日に迎えていた。そのお腹には二人の子がいる。家族や友人たちから驚きや呆れ、嘆きといった感情を向けられ、それとは裏腹に、その表情は満更でもなさげな愛美。自身の立場を考えれば、先の道は決して平坦ではないだろう。だが隣には愛美がいる。それだけで未来が明るいものとなる確信が、健二にはあった。
<エンド2・清美>
二人の何か満たされるような交わりは、加害者と、そして被害者としての気持ちを知らず知らずの内に変えていた。その胸の内を吐露した健二に自身も同じ思いだという答えを返す清美。恋人となる為の禊として、江利子と佳祐に全てを打ち明けるよう訴えられた健二は、清美の思いに応えることを決めた。
その数ヵ月後。様々な騒動を巻き起こしながらも収まるところに収まった健二と清美。幾らか経てば子供の出産も迎えるという頃、健二は清美の手を引き、メールが届いた奈々子の元へと向かう。親友の奈々子も清美にとっては今や、同じ男の子供を腹に持つ、同じ立場の妻だった。それもまた、一つの愛の形。
<エンド3・姉妹>
何気ない会話から、それぞれの健二との関係を知ることになった愛美と清美。言うべきことは言い、手を出すところは出し、それでもなお二人の結論は変わらなかった。この関係はこの先も続いていく。
そしてその数ヵ月後、姉妹揃っての妊娠が明らかとなった。当然藤村夫妻との間で一騒動が巻き起こったが、産まれてくる子供たちに罪はない。どうにか二人の最終的な理解を得た頃には、再び夏の季節が巡ってきていた。海辺で大きく腹を膨らませた二人の艶姿を眺めながら、健二はその得がたい幸運を噛み締める。
<エンド6・ハーレム>
姉妹と関係するようになった健二。江利子と佳祐が旅行で家を空けた好機を幸いとことに及ぶも、予想外に早く帰宅した二人にそれを目撃されてしまう。激昂する佳祐。勝手を重々承知しながらも藤村家にこれ以上泥を塗りたくないというのが、健二の偽らざる心境だった。この街から出て行けば追及はしないという父の言葉に、だが娘たちだけは反発する。自身が街に留まる為に、そして佳祐への贖罪の為に、健二は一つの提案をする。佳祐は性的不能だった。男の自信を取り戻す為というその内容に、佳祐は思い悩みながらもそれを最後には受け入れる。自身の眼前で、妻を他の男に抱かれるという、破天荒な荒療治。
その数ヵ月後。最愛の妻が汚される興奮にすっかり染まってしまった佳祐だが、今ではかつての夢を追い、小説家の道を志し始めている。当初の思惑とは外れながらも、藤村家のハウスキーパーとなった健二や江利子との仲も良好だった。そして今健二は自身が孕ませた4人と、佳祐の子を新たに宿した江利子の前にいる。妊婦となった5人の経過を観察することは何にも勝る、健二の楽しみだった。
<エンド7・江利子>
仕事で忙殺される江利子に夫婦の営みを幾度も誘い、ついには激昂させた過去を持つ佳祐は、そのトラウマで妻に対してのみ性的に不能になってしまっていた。風俗に手を染めた原因でもあるその悩みを聞き出した健二は、不能を解消する為に様々な変態行為を助言する。その甲斐あって佳祐は勇んで江利子との旅行に臨むが、数日後悄然とした表情で健二の前に姿を現す。いざ行為に及ぶに至ってやはり使い物にならなかったと告白する佳祐に、以前の情熱は欠片も残されていなかった。夫の子を妊娠する気でいた江利子も落胆を隠しきれない。その様を見た健二は、二人への好意を天秤にかけながらもその情欲を抑えることができなかった。江利子を自身の種で妊娠させたい。あの時初めて彼女を抱いてから、そして4人もの都合のいい女を囲いながらも今なお願う渇望。
江利子を妊娠させたことが発覚し街を出た健二は、住居を得るにも身寄りがないことから、仕方なく順子との生活を始めた。10年の月日が過ぎる頃にはなんだかんだと言いながらも、二人の娘と仕事に恵まれ、世の父親像に馴染んでしまっている。少しくたびれた身体を公園のベンチに落ち着けながらあの頃の思い出に浸る健二。その時かかった声は懐かしいあの声と、幼い少女の声。そして健二は自身のもう一人の娘と出会う。後日西山家はあの街に戻ることになるが、それはまた別のお話。
<エンド4・奈々子>
誰よりも気軽に付き合える奈々子との関係を深めていく健二。そして奈々子の妊娠が明らかとなった時、真っ当な決意への証明として彼女の父親から、30歳にしての大学受験を命じられる。とてつもない資産家だった彼の温情を反故にする選択肢などない。お腹を大きく膨らませた奈々子を隣に、健二は慣れない参考書を相手に難儀するのだった。
<エンド5・順子>
自身をご主人様と呼び依存する、人見知りで思考回路のネジが一本外れている女、順子。当初はそんな彼女を避けていたはずだった。だが昼順子を抱き夜長電話に付き合う日々に、億劫さをいつしか感じなくなっていたことに健二は気づく。順子の誕生日を控えたある日、露天の安物を一度手に取りながら、店員から勧められた純正品のアクセサリーを前にした健二。柄でもないことは自身でもわかっている。だが気まぐれではない何かを心の中に感情として抱いて、健二は財布の中身をはたくことを決めた。
待ち合わせの直前に見ていた、自身と似た容姿の女優が手酷く失恋するドラマに、自虐的な不安を抱いていた順子。泣き出す彼女を前にして健二が確信するのは、やはり面倒くさい女だということ。今更順子を捨てる気がないことをまずプレゼントで示した健二は重ねて、その言葉に心を乗せて贈る。
<プレイ時間>
愛美エンド(初回ルート)13時間32分、夏再びエンド(愛美版)9分、清美エンド1時間55分、姉妹エンド2時間6分、ハーレムエンド1時間14分、夏再びエンド(清美版)2分、江利子エンド1時間23分、奈々子エンド53分、順子エンド1時間53分、夏の終わりエンド7分、怠慢のツケエンド4分、肉欲のままにエンド41分、呆気ない幕切れエンド15分、全未読シーン回収1時間36分。計25時間50分。ラナブログ(仮)様攻略参照。
<印象に残ったシーン>
<グラフィッカー情報・敬称略>
あみ(*>▽<*)(グラフィックチーフ)、愁(グラフィックチーフ)、カーネル鈴木、東森ハリー、笹崎信司、のりすけ、ボビー今田
<あとがき・7/14>
シルキーズのデブは無駄にオトコマエですね…。そういえば健二も略してデブジか。
印象のシーンの2つ目は僕も普段から物凄く思うことです。普段からそんなことを思想してる30オッサンとかデブジ2号に負けず劣らず相当きもいでつね。ごまんなさい。
チ○ポで女の、心そのもの=感情的「女」性=愛、をとらえることはできないというのが自分の持論です。女の人は他の女「性」を受け入れません。チ○ポ気持ちいいという、自身の心以外、自身の身体からやってくる女性的情緒さえ信じません。精神的支えとなる男が存在する場合、それは更に顕著です。
女を寝取るのはチ○ポではありません。チ○ポは過程において手段の一つに過ぎず、最終的には金だったり肩書きだったり状況だったり…あるいは心ある行動…自身の目を通して他者の中に見る、現実に目に見えるものなのです。
男は身体でセ○クスし、セ○クスの後に女を好きになるものなので、チ○ポとマ○コの摩擦熱だけでもう、頭もできあがっちゃうことも多いように思えます。中学の頃の第二次性徴における異常獣欲から大人のハニートラップに至るまで、枚挙に暇がないこと限りなしです。
…別に風俗で失敗した臭いオタ男の与太話ではないです。
(愛姉妹4:感想)
2014/5/30
©シルキーズ
キャラ設定等はHPに詳しいのでそちらで確認を。(テキスト:4356字)
<補足>
当該作品には多数のBADエンドがありますが、スタッフロール付属エンディングのみを記してあります。
<ストーリー>
ある日突然の解雇を言い渡された西山健二。金なし職なし彼女なし、おまけに誰に言わせてもホームラン級のキモメンデブ。喫茶店で世の中の不条理を託っていた健二は、そこで一組の夫婦を目にする。キャリア風の美女と、どうやら専業主夫であるらしい男。反抗期の娘たちに蔑ろにされすっかり気落ちしている様子の佳祐と、申し訳なさもあってか夫を甲斐甲斐しく慰める江利子の、藤村夫妻。その会話を盗み聞きしていた健二は身勝手な苛立ちに一人悶える。その後店を出た健二は風俗店の前で決意を固めたような表情の佳祐を目撃し、悪巧みを一つ思いつくのだった。
佳祐の浮気現場と称した写真を示し、江利子に肉体関係を迫る健二。娘たちへの暴露を恐れた江利子は、愛する夫の為にもその身体を開くしかなかった。散々に罵られながらも最後には絶頂放心を晒させ、久々に一仕事を終えたような爽快感と共にホテルを後にした健二だが、それを娘の清美に目撃されてしまう。母の不貞を信じない娘も言いくるめて頂いてしまおうと考える健二。動画に収めた江利子の痴態と引き換えに、その若く瑞々しい身体を堪能する。泣きじゃくる清美をどうにかこうにか宥めすかしながら自宅へと送り届けた健二は、出会い頭に自身の鼻面へグーパンを叩き込んできた姉の愛美に対しても、その股間をいきり立たせる。母の話ということで首尾よく連れ出した愛美に睡眠薬を使い、たった三日で3人の美女を抱いたことにいよいよツキが回ってきたと気勢を上げるのだった。
そうして健二は美しい3人の母娘と、朝昼夜に渡っての爛れた関係を始める。
<江利子エピソード>
いつまでこの関係が続くのかと苛立ちを含んだ表情でこぼす江利子を前にして、健二はこの夏の終わりまでという明確な区切りを示す。江利子が多少の覚悟さえ固めてしてしまえば自身の豚箱行きは免れないこと、そして何より彼女の熟れた肉体がその日限りとなってしまうことを、健二はよく理解していた。落胆はない。得た二ヶ月という時間で、江利子の身体の一片までを染め切ること、自身が気を揉むのはそれだけでいい。そんな思い切りのよさは、健二の美点だった。
だが紆余曲折あって健二と食事の席を持ち泥酔しながら帰宅した佳祐の姿を見た江利子は、ついぞ見たことのない夫の上機嫌さに二度目の不貞を疑い、浮気相手に激昂する。自らの証言が全く聞き入れられずこのままでは覚悟を決めた江利子に全てを暴かれてしまうと焦燥した健二は、佳祐の件が浮気ではなく商売女との気の迷いであったことを明かす。だが姉妹との関係を維持する上でも、その母である江利子との縁を完全に切ってしまうわけにはいかない。佳祐が風俗に走った悩みの理由を調べるという条件に、その巨体を箱のように小さく折り畳んだ渾身の土下座を乗せて、成功報酬として最後のセックスという繋がりをどうにか得た健二。
<清美・奈々子エピソード>
母と健二の関係を断ち切る為に身体を差し出した清美。だが江利子との公園でのまぐわいを、清美の親友である高峰奈々子に目撃されてしまう。初めて目にした男と女の交合に強い好奇心を抱き、後日その現場の公衆トイレで自慰に耽っていた奈々子だが、そこへ闖入してきた間男にも特段の焦りを見せない。それ以前からも妙に懐かれていたとはいえ、むしろ積極的に求める様は逆に健二が面食らうほどだった。それを知った清美は、江利子にかんしてはこの夏限りという話に、表情をしかめながらも一応の納得を見せるしかなかった。
<愛美・順子エピソード>
誰がどう形容しても、性暴力から始まった愛美との関係。だがそれからも愛美は臆するでもなく、出会った時からまるで変わらない傍若無人さで健二との関係を拒むでもなく、むしろそれを楽しんでいるかのような向きさえあった。そんなある日ホテルから出たところを、愛美の学園の新任教師である長谷川順子と出くわしてしまう。健全でない交際を両親に相談しなければと言い出す順子に慌てふためく健二だが、恐ろしく会話のかみ合わない彼女を思い留まらせるのは並大抵の労力では済まなかった。健二を今や友人として見ているという愛美から、女を襲うような真似は止めたほうがいいと忠告されながらも、同じ手口で口封じを図るしかない。だがそれは古き良き時代の倫理を教えられてきた順子の求婚という、思いも寄らない結果を呼び寄せる。
友人からということで順子をいなした健二は、愛美の件にはどうにか蓋を閉めることができた。
<エンド1・愛美>
セックスフレンドという曖昧な関係を続けていた愛美と健二。容姿で人を選ばず、男性を貪欲に求める愛美の姿は、誰かに必要とされているという、生まれて初めての実感を健二にもたらす。当の本人は当然、最悪の出会いの象徴を友人以上に見ることはできない。それでも度重なる健二の懇願に、生来の気まぐれな気質もあってか、初めての恋人を作るのも悪くはないと愛美は囁くのだった。
それから数ヵ月後。健二と愛美はささやかな結婚式をその日に迎えていた。そのお腹には二人の子がいる。家族や友人たちから驚きや呆れ、嘆きといった感情を向けられ、それとは裏腹に、その表情は満更でもなさげな愛美。自身の立場を考えれば、先の道は決して平坦ではないだろう。だが隣には愛美がいる。それだけで未来が明るいものとなる確信が、健二にはあった。
<エンド2・清美>
二人の何か満たされるような交わりは、加害者と、そして被害者としての気持ちを知らず知らずの内に変えていた。その胸の内を吐露した健二に自身も同じ思いだという答えを返す清美。恋人となる為の禊として、江利子と佳祐に全てを打ち明けるよう訴えられた健二は、清美の思いに応えることを決めた。
その数ヵ月後。様々な騒動を巻き起こしながらも収まるところに収まった健二と清美。幾らか経てば子供の出産も迎えるという頃、健二は清美の手を引き、メールが届いた奈々子の元へと向かう。親友の奈々子も清美にとっては今や、同じ男の子供を腹に持つ、同じ立場の妻だった。それもまた、一つの愛の形。
<エンド3・姉妹>
何気ない会話から、それぞれの健二との関係を知ることになった愛美と清美。言うべきことは言い、手を出すところは出し、それでもなお二人の結論は変わらなかった。この関係はこの先も続いていく。
そしてその数ヵ月後、姉妹揃っての妊娠が明らかとなった。当然藤村夫妻との間で一騒動が巻き起こったが、産まれてくる子供たちに罪はない。どうにか二人の最終的な理解を得た頃には、再び夏の季節が巡ってきていた。海辺で大きく腹を膨らませた二人の艶姿を眺めながら、健二はその得がたい幸運を噛み締める。
<エンド6・ハーレム>
姉妹と関係するようになった健二。江利子と佳祐が旅行で家を空けた好機を幸いとことに及ぶも、予想外に早く帰宅した二人にそれを目撃されてしまう。激昂する佳祐。勝手を重々承知しながらも藤村家にこれ以上泥を塗りたくないというのが、健二の偽らざる心境だった。この街から出て行けば追及はしないという父の言葉に、だが娘たちだけは反発する。自身が街に留まる為に、そして佳祐への贖罪の為に、健二は一つの提案をする。佳祐は性的不能だった。男の自信を取り戻す為というその内容に、佳祐は思い悩みながらもそれを最後には受け入れる。自身の眼前で、妻を他の男に抱かれるという、破天荒な荒療治。
その数ヵ月後。最愛の妻が汚される興奮にすっかり染まってしまった佳祐だが、今ではかつての夢を追い、小説家の道を志し始めている。当初の思惑とは外れながらも、藤村家のハウスキーパーとなった健二や江利子との仲も良好だった。そして今健二は自身が孕ませた4人と、佳祐の子を新たに宿した江利子の前にいる。妊婦となった5人の経過を観察することは何にも勝る、健二の楽しみだった。
<エンド7・江利子>
仕事で忙殺される江利子に夫婦の営みを幾度も誘い、ついには激昂させた過去を持つ佳祐は、そのトラウマで妻に対してのみ性的に不能になってしまっていた。風俗に手を染めた原因でもあるその悩みを聞き出した健二は、不能を解消する為に様々な変態行為を助言する。その甲斐あって佳祐は勇んで江利子との旅行に臨むが、数日後悄然とした表情で健二の前に姿を現す。いざ行為に及ぶに至ってやはり使い物にならなかったと告白する佳祐に、以前の情熱は欠片も残されていなかった。夫の子を妊娠する気でいた江利子も落胆を隠しきれない。その様を見た健二は、二人への好意を天秤にかけながらもその情欲を抑えることができなかった。江利子を自身の種で妊娠させたい。あの時初めて彼女を抱いてから、そして4人もの都合のいい女を囲いながらも今なお願う渇望。
江利子を妊娠させたことが発覚し街を出た健二は、住居を得るにも身寄りがないことから、仕方なく順子との生活を始めた。10年の月日が過ぎる頃にはなんだかんだと言いながらも、二人の娘と仕事に恵まれ、世の父親像に馴染んでしまっている。少しくたびれた身体を公園のベンチに落ち着けながらあの頃の思い出に浸る健二。その時かかった声は懐かしいあの声と、幼い少女の声。そして健二は自身のもう一人の娘と出会う。後日西山家はあの街に戻ることになるが、それはまた別のお話。
<エンド4・奈々子>
誰よりも気軽に付き合える奈々子との関係を深めていく健二。そして奈々子の妊娠が明らかとなった時、真っ当な決意への証明として彼女の父親から、30歳にしての大学受験を命じられる。とてつもない資産家だった彼の温情を反故にする選択肢などない。お腹を大きく膨らませた奈々子を隣に、健二は慣れない参考書を相手に難儀するのだった。
<エンド5・順子>
自身をご主人様と呼び依存する、人見知りで思考回路のネジが一本外れている女、順子。当初はそんな彼女を避けていたはずだった。だが昼順子を抱き夜長電話に付き合う日々に、億劫さをいつしか感じなくなっていたことに健二は気づく。順子の誕生日を控えたある日、露天の安物を一度手に取りながら、店員から勧められた純正品のアクセサリーを前にした健二。柄でもないことは自身でもわかっている。だが気まぐれではない何かを心の中に感情として抱いて、健二は財布の中身をはたくことを決めた。
待ち合わせの直前に見ていた、自身と似た容姿の女優が手酷く失恋するドラマに、自虐的な不安を抱いていた順子。泣き出す彼女を前にして健二が確信するのは、やはり面倒くさい女だということ。今更順子を捨てる気がないことをまずプレゼントで示した健二は重ねて、その言葉に心を乗せて贈る。
<プレイ時間>
愛美エンド(初回ルート)13時間32分、夏再びエンド(愛美版)9分、清美エンド1時間55分、姉妹エンド2時間6分、ハーレムエンド1時間14分、夏再びエンド(清美版)2分、江利子エンド1時間23分、奈々子エンド53分、順子エンド1時間53分、夏の終わりエンド7分、怠慢のツケエンド4分、肉欲のままにエンド41分、呆気ない幕切れエンド15分、全未読シーン回収1時間36分。計25時間50分。ラナブログ(仮)様攻略参照。
<印象に残ったシーン>
<グラフィッカー情報・敬称略>
あみ(*>▽<*)(グラフィックチーフ)、愁(グラフィックチーフ)、カーネル鈴木、東森ハリー、笹崎信司、のりすけ、ボビー今田
<あとがき・7/14>
シルキーズのデブは無駄にオトコマエですね…。そういえば健二も略してデブジか。
印象のシーンの2つ目は僕も普段から物凄く思うことです。普段からそんなことを思想してる30オッサンとかデブジ2号に負けず劣らず相当きもいでつね。ごまんなさい。
チ○ポで女の、心そのもの=感情的「女」性=愛、をとらえることはできないというのが自分の持論です。女の人は他の女「性」を受け入れません。チ○ポ気持ちいいという、自身の心以外、自身の身体からやってくる女性的情緒さえ信じません。精神的支えとなる男が存在する場合、それは更に顕著です。
女を寝取るのはチ○ポではありません。チ○ポは過程において手段の一つに過ぎず、最終的には金だったり肩書きだったり状況だったり…あるいは心ある行動…自身の目を通して他者の中に見る、現実に目に見えるものなのです。
男は身体でセ○クスし、セ○クスの後に女を好きになるものなので、チ○ポとマ○コの摩擦熱だけでもう、頭もできあがっちゃうことも多いように思えます。中学の頃の第二次性徴における異常獣欲から大人のハニートラップに至るまで、枚挙に暇がないこと限りなしです。
…別に風俗で失敗した臭いオタ男の与太話ではないです。
(愛姉妹4:感想)
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