C￥Documents and Settings￥User￥My Document￥脳内彼女 プレイ済エロゲのストーリーを脳内に書き残しておく為のブロｇ彼女にドキュメントフォルダ開けられたら死ぬほど殴られた

<補足>

当ゲームにはBADエンドが多数ありますが、個別エンドのみを記してあります。

<ストーリー>

魔族の下級幹部であるラグノは、人間に力を与える「宝剣」の中でも最強の力を持つという「無銘の法剣」捜索という任務を帯び、学園教師と偽りながら人間界に潜伏していた。宝剣によって力を得た、魔法剣士アークキャリバーであるレゾンとフラム。独走がちなフラムといった相手ながらもその戦闘力に、揮下の部隊を含めてもまるで歯が立たないでいたラグノは、大貴族にして自身の上官であるイブリルからも不興をかっていた。
そしてラグノは自身が学園で受け持つクラスに、三人目のアークキャリバーが転入してきたことを知る。欧州の小国ハイムデールからやってきた、クレハ・ロワイエ。レゾンである山吹琴理とフラムである野乃塚朔夜の二人もまた何の因果か、ラグノの教え子であった。

強力な純血の魔物は上級幹部の配下にある魔界において、人間との混血であるラグノに回される手勢は脆弱な混血の魔物ばかりだった。そんな中でラグノは自身の野望の為、アークキャリバーたちに子を産ませることを考える。それでなくとも彼女たちが快楽に屈し、自身の手駒となるようなら尚のこと。そう考えていたラグナだが、新たに戦列に加わったクレハ、アークエテルナの力はその想像を超えていた。
だが己の力を過信しすぎたフラムを単独で誘いこみ、数で押し切ったラグナ。次いで学園を襲い、生徒を守る為に力を削いだレゾンを捕らえる。そして再び生徒を人質に、宝剣を捨てさせたことでエテルナの凌辱をも為し得た。



三人を撃破しては凌辱し、だが心を折れないまま捨て置くことを続けたラグナ。結束なく戦っても勝ち目がないと考えた琴理とクレハは、自尊心を捨てきれない朔夜を懇親の食事会に誘った。偶然にもラグナは担任として、彼女らとむずがゆいような、かつて失ったひと時にも似た時間を過ごす。
行動を共にし、以前とは見違えるような力を発揮するようになった三人。深手を負い撤退を余儀なくされるラグナだが、イブリルに叱責を受ける僅かな時間の内に、なぜかその傷は癒えていた。フラムとレゾンがイブリルを、エテルナがラグナを追撃する中、ラグナは正面からエテルナさえ凌駕する力を発揮する。まるで見当のつかない力ながらも、高揚を隠し切れないラグナ。

そして戦いに敗れたクレハは本国への帰還が決まってしまう。かつての祖が魔族の姫と通じたことで、魔族の血を遺すこととなってしまったロワイエ王家。その贖罪の為に、宝剣を集め魔族を討つ組織を作り上げた王家の姫は、仲間たちの待つ街での戦いを望む。ハイムデール王も孫娘がすでに魔族に穢されたことを悟りながらも、その意志を曲げることはできない。
快楽の為に下級魔族と交わっていたイブリルを告発したことで、一時的に降格された彼女を配下としたラグナは、相変わらず心当たりのないままの強大な力でもって、三人に対して攻勢に出る。

<フラム(朔夜)ルート>

魔族と交わらされたことでその因子をもってしまったフラム。犯された人間に心ならずも因子を移し、守るべき人間を魔族化させたことは、ただでさえ戦闘に勝利できずに揺らんでいた、炎の戦士である彼女の矜持をへし折る。魔族化した男が生んだ結界の中で、フラムは絶頂を続けながら魔力を生む動力炉となった。そしてフラムの救出に現れたエテルナとレゾンも、あえなくその結界に捕らえられてしまう。
三騎のアークキャリバーと宝剣の魔力を吸い上げどこまでも成長を続ける、肉の塔となった結界。際限なく魔族を産み出し続ける背徳の塔に、人類はなす術もなかった。その肉と一体化し取り込まれた塔に休みなく犯し続けられる三人と、逃げ惑う人間たちを眼下に、ラグナは哄笑を抑えきれない。
塔の軍団を得たラグナが、地上と魔界を統べる日もそう遠くはないだろう。いずれは星々の果て、天上の世界さえも攻め滅ぼせるに違いない。ラグナの野望は果てしなく続いていく。

<レゾン(琴理)ルート>

フラムとエテルナに後方移送を余儀なくさせるほどの致命傷を負わせたラグナは、一人残されたレゾンを狙い学園を襲撃する。かつてレゾンが救い、魔族に穢されたという彼女の言葉を最後まで否定し続けた男子学生。淡い思いを寄せていた彼が魔物化し、それが自身から吸い上げられた魔力で為されたと知ったレゾン。絶望と悔恨に身を焼かれながら、魔物と化した彼を滅する。
だがラグナの姦計とはいえ、男子学生たちに組み伏せられながら嬌声をとどめられないレゾンに、宝剣はその輝きをもはや与えなかった。無力な少女の前でラグナが繰り広げる虐殺。かつて家族を奪った魔族という種を初めて憎み、そして何よりも弱い自身を初めて憎んだ琴理は、その慈愛の心を黒く塗り潰していく。そこに展開したラグナの法術によって、理性の騎士は黒い魔族へと反転した。
鬱屈していた黒い感情は契機を得てついに理性を封印し、ノワールレゾンという名の黒い魔族姫となった。人間を歯牙にもかけず惨殺しながら、主と仰ぐラグナの寵愛と子を望む黒い姫。そしてレゾンは入院を続けるフラムとエテルナの元へと赴く。未だ敗戦の傷を拭えない二人にとって、親友の変わり果てた姿は、その心を砕くには充分すぎるほどの衝撃だった。

二騎のアークキャリバーを下僕としたレゾンは、主の尖兵となって地上の制圧に乗り出した。もはや人類に抗う術はなく、わずかな生存領域を残すのみ。そしてラグナは魔界を我が物とする為に、堕落した三騎士に号令を発する。人間界とは違う死闘の確信に、それでもラグナは口元を歪めた。自身に付き従う黒の姫が、全てを蹴散らす確信に。

<イブリルルート>

ラグナと同格にまで貶められたことで、腹立ち紛れにその配下を消し飛ばしてしまったイブリル。それを監視していたラグナの密告によって、イブリルは魔界の最下層、煉獄へと落とされることになった。その予想外に重い懲罰を聞いたラグナはイブリルの減刑を願い出る。その実力と家格を鑑みれば煉獄からの脱出は有り得ないことではなく、これ以上イブリルを追い込むのは危険に思われた。
そんなイブリルから素直な感謝と謝罪の言葉を伝えられ、面食らうラグナ。それは父親であるアルベロア公爵が混血の魔物に暗殺された過去もあり、これまでの彼女からは考えられない言葉だった。混血であっても心からはへりくだらない部下に、逆に距離感を掴み損ねていたというイブリル。そう言い残し謹慎を受け入れる彼女に対してラグナは、これまでとは違う印象を抱いた。

フラムとレゾンの肉情を突き堕落させたラグナは残されたエテルナを狙い、人間への失望を植え付けようと謀る。だが自身の内に眠る魔族の血を受け入れたエテルナは、地上と魔界の狭間に漂う無銘の法剣に、その体現者として認められた。
星の意志ともいえる力に包まれたエテルナを前に、強化されていたはずのラグナの力は霧散するばかりだった。永い戦いを終わらせるべく魔族を滅ぼそうとするエテルナの、裁きの起こりとなるはずのラグナの命だったが、そこに危機を察し拘禁を自ら破ったイブリルが駆けつける。

かろうじて後退することができた二人はエテルナとの決着をつける為に、忠誠を誓うようになったフラムとレゾンを率いて魔界の上級幹部たちの一掃に乗り出した。後顧の憂いを断ち、地上の制圧を始めたイブリルたち。抵抗を続ける某国首都を焼き尽くすべく、極大召喚の準備を行っていたそこに、生き残った各国の敗残軍と共にエテルナが現れる。
フラムとレゾンが軍と、イブリルがエテルナと対峙する中、報せを受けたラグナは魔軍を率いて王座から出陣する。感応で脳裏に描かれる、対空ミサイルの炸裂を契機として始まった、人類最後の希望と魔界の妃の戦い。覇道を締めくくる決戦に至上の敵手を得た歓喜に震えながら、地の底から空の果てへと向けて、魔王は進軍する。



<エテルナ(クレハ)ルート>

人間との混血という魔界では劣等の象徴でしかないその血筋も、人間界においては大きな武器となった。地上に満ちる生命力を取り込むことで、三騎のアークキャリバーさえ凌駕する力を得ていたラグナ。敵が混血という事実に動揺するエテルナを見たラグナは、魔族であり学者でもあった母が遺した書物から、ロワイエ王家の血統を知る。自身の出自を明かした上で同族として迎える考えのラグナだったが、担任が魔族であったことに強いショックを受けながらもエテルナは、敵に与することを頑として拒んだ。



フラムとレゾンの肉欲を突き堕落させたラグナは残されたエテルナを狙い、人間への失望を植え付ける策を謀る。守るはずの人間に穢され続け、それでもラグナの言葉を拒み、敵を超える力を望んだエテルナ。その思いは自身の内に眠る魔族の血を呼び覚ます。

<エテルナ闇の花嫁エンド>

魔族へと身をやつし、快楽を求める本能に抗うことができなかったエテルナ。自身の内の正義が失われたことを吐露するその姿を見たラグナは、あれほど憎悪し、だが何よりも執着した、聖なる剣姫を手中に収めたことに狂喜する。
時は流れ、エテルナの親族、それに連なる各国の有力者たちは、ある手紙にしたためられた聖堂へと一堂に会していた。そこに現れたエテルナとラグノ。魔族のニュクスエテルナとして、熱に浮かされた表情でラグノへの愛を告白する孫娘を見たハイムデール王は、全てを悟り崩れ落ちた。恐慌を起こした人間たちを、控えていたフラムとレゾンが狩り回る惨状の中、闇の婚姻を祝福する鐘の音はいつまでも鳴り響き続ける。

<エテルナ光臨エンド>

魔族の血を受け入れ、両親から受け継いだ宝剣の担い手として、自身を形作る全てを守る道をエテルナは選んだ。人と魔の血を内包するラグナとエテルナ。世界の狭間にあって人でも魔でもない存在、無銘の法剣が応えたのは、人間の気高い意志だった。
星の意志ともいえる力に包まれたエテルナを前に、強化されていたはずのラグナの力は霧散するばかりだった。フラムとレゾンを魔界から一瞬で呼び寄せられ、あのイブリルさえ凌駕していたはずの魔力も枯渇し、無様に地に這いつくばるしかなかった。
ほんのわずかな先ほどまで確信していた勝利がこぼれ落ちていくことをなおも認められないラグナ。断頭の間際に見たのは、光り輝く神剣の白い煌きと、何かに耐えるかのような仇敵の顔だった。




<プレイ時間>
フラムルート(初回・5バッドエンド込み)6時間20分、レゾンルート(2バッドエンド込み)3時間15分、イブリルルート(1バッドエンド込み)3時間5分、エテルナルート(3バッドエンド込み)2時間25分。計15時間5分。
S店舗特典10分、G店舗特典10分、M店舗特典(未入手)分。計20分。あきいろのへや様攻略参照。

<印象に残ったシーン>


(縁ゲー並のクズ市民ども…。CGは回収したんでラグナ様やっちゃってください！ええぞ！ええぞ！)


(ｲﾗｯ)


(？)


＼ｶﾜｲｲ！／

<グラフィッカー情報・敬称略>
佐倉井なな(STUDIO醒冥仰裂)、轟らい、水瀬くうる、アカギギショウ、ニーノ、むねこちん(株式会社エクスキャディ)、椎葉唯(株式会社エクスキャディ)、加納保宏(有限会社タイニーアート)、快楽ずぼっと(合資会社疾風)、仁左衛門(合資会社疾風)、大文字推(合資会社疾風)、IRAGA(合資会社疾風)、うさ・ぎー(インクライン)、みくに尚子(インクライン)

<あとがき・12/31>
ここ最近、絵と塗りが急激に自分の趣味に近くなったメーカー。気持ちのいい自己発散エロゲでした。やっぱり純凌辱もたまにはいいものですね！
メインヒロインのエテルナ最終エンドがイブリルエンドの劣化版なのが哀しい。どの道征討されるのなら、どうにかこうにか魔界まで逃げ、あらゆる魔族が殲滅され、イブリルさえも倒れ、崩れゆく魔界と共にラグナは滅びるべきだった。滅びの美学が好きなんです…。
対魔力消滅力場みたいな様相を放ってたけどね…聖天使エテルナ…。逃げようがないと思うけど、それでも最期に後悔したり敗北を受け入れてしまう悪役には、悪ならもっと足掻いて見せろと思ってしまいます。悪あがき度やヤケクソ度が足りない。「どうだ！この血の目潰しはッ！」みたいな物理手段で一縷の望みに賭けるべき。もしくは周りの人間に「上様(神)の名を語る不届き者じゃ！構わんッ！斬り捨てェいッ！」みたいな最高のヤケクソ突撃。最期は小物(笑)でもいいじゃない。

しかしどの人も魔法戦士スイートナイツの主人公の、メッツァーに及ばない、メッツァーを出せ、メッツァー様についていきたい、等々どこを見ても彼の名が。
ラグナ「メッツァー！メッツァー！メッツァー！どいつもこいつもメッツァー！なぜだ！なぜやつを認めてこのおれを認めねえんだ！」
どんな凄い主人公なんだ…。これはやるしかあるまいッ！でも三角って主人公が誰かよくわからんので、どれをやればいいのかよくわからない。魔法戦士を全部やるしかないのか。長いな…。
でもコンプリートディスク3のクラインハーゼもやり始めたんですが、三角は今のところ2本ですが主題歌めちゃくちゃいいですね。まあアークキャリバーの主題歌の甘き灰色のLegacyはサントラどころかOPすらないので、買わないと聞くことができませんが…。と思ったけど体験版にもしかしたらあるかもしれない。
抜きゲで名曲量産メーカーいえば昔のclockupとティンカーベルが思い浮かびますが、今は…。とにかくそういう意味でも貴重な抜きエロゲメーカー。これからはまず固定買いメーカーに。

そして2013年発売のエロゲ完了でございます。お疲れ様でした。