C￥Documents and Settings￥User￥My Document￥脳内彼女 プレイ済エロゲのストーリーを脳内に書き残しておく為のブロｇ彼女にドキュメントフォルダ開けられたら死ぬほど殴られた

<ストーリー>

至って普通の男子学生の水谷晴樹には、人には明かせない趣味があった。無類のアダルトグッズ好きであり、その日も通信販売で買ったお気に入りの職人のバイブを登校時にコンビニで受け取った晴樹。だがあろうことかそれを学園の保健室に置き忘れてしまう。
翌日保険医の七嵐沙耶に、「同じような趣味」をもった少女たちの存在を伝えられる晴樹。嗜好を共有し性格も律儀と沙耶に考えられたことで、少女たちが持ち込んだ相談への協力相手として晴樹は選ばれる。その手ほどきとして沙耶の肌に触れた晴樹はそれと引き換えに、クラスメイト二人の名を添えて二つのスイッチを手渡された。

<夏弥ルート>

クラスメイトの青柳夏弥のものということで渡されたスイッチ。晴樹は何の気なしにその電源を入れ、突如不審な素振りを見せた夏弥を保健室まで連れて行くことになった。股間のローターが原因と知り仰天する晴樹だが、沙耶の言葉を思い出し、夏弥と半ばなりゆきで関係を持つ。
沙耶を交えた話し合いで、夏弥が異常に強い性的興味を持つことを知った晴樹。その為に沙耶が提案したローターであったが、今度は晴樹が夏弥のパートナーとなってはどうかと切り出す。そして夏弥は微妙な恥じらいを見せながらもそれを受け入れた。

肉体の交わりを覚え始めたばかりの二人は、それに深くのめりこんでいく。それは若く思慮の足りない二人の行動を、いやがうえにも大胆にさせていった。ホームルーム時間に担任の涼城小梅にリモコンを取り上げられ、そのはずみにスイッチが入ったことで、衆目の前で失禁してしまった夏弥。沙耶が小梅に取り繕ったことと、夏弥がクラスメイトに信用されていたことで、どうにか真実だけは隠し通すことができた。だが二人はそれからもその危うい関係を続けていくことになる。



<夏弥愛欲ルート・晴樹と同棲生活エンド>

授業中に姿を消した夏弥を心配する級友たち。そんな彼らを尻目に、晴樹は校舎裏の用具室へと向かう。そこには天井から吊り下げられた夏弥がいた。鞭で激しく打たれ恐怖と痛みを吐露する夏弥だが、その後に来る交わりは彼女にかつてない高揚を覚えさせる。それは飴と鞭、支配される悦びだった。
そしてその後。被虐拘束されたまま部屋に半日放置されながら、夏弥はそれでも発情できるほどに晴樹に開発されきっていた。まるで性玩具のように開口具を通して強引に喉を突かれながら、それでも夏弥は嬉しいと愛を感じていた。
互いに愛を語りながら、そこにあるのは他人からすれば正視に耐えない行為。それがあの頃彼女が望んだ幸せの形だったのか。今では誰にもわからない。

<夏弥純愛ルート・これからのあたし達エンド>

周囲に誰の姿もないにもかかわらず、話をする夏弥の姿を幾度も見かけた晴樹。夏弥には事故で亡くなった姉がおり、彼女が「いけないこと」をするたびにその声が聞こえるのだという。
夏弥の誕生日に指輪をプレゼントし、その思いを伝える晴樹だが、薬指に嵌めた姉との思い出の指輪に代わって嵌めてほしいというその頼みに、夏弥は強いためらいを見せる。決断ができず気を病んでいく夏弥は、今でも慕う姉の声が聞こえなくなっていくことにも恐怖し、これまでの性的な行為ではもはや自身の罪悪感を喚起できないと考えた。そして衝動的に晴樹の妹である通草と同性愛行為に走ってしまう。我に返りその場から走り出した夏弥を追った晴樹は、彼女に迫るトラックを見て、その身体を投げ出した。

一週間後病室で目を覚ました晴樹は、それまで付きっ切りで看病をしていた夏弥の、その薬指に指輪を嵌めた。自身が追い込んだことを詫び、いつか姉のことに区切りをつけるまでは、その二つの指輪を嵌めていてほしいという言葉を添えて。
晴樹が退院し、二人は再び愛を確かめ合うようになった。今はまだ無理でも、過去が現在に塗り替えられ、そして本当の恋人になってほしいというあの時の告白を、いつかは受け入れていくことができるだろう。夏弥は晴樹に抱かれながらそう思う。

<文香ルート>

クラスメイトの櫻木文香のものということで渡されたスイッチ。晴樹は何の気なしにその電源を入れ、トイレに駆け込んだ文香を追う。沙耶から協力を頼まれたことを明かした晴樹は、戸惑う文香と半ば強引に関係を持った。
以前に学園内で下着がなくなった際、下着を身に着けずに授業を受けた時の、周囲の視線から来る高揚感を忘れられない文香。荒治療としてローターを使った羞恥プレイが始まる。視線を感じる中での秘めた二人の火遊びは、恥じらいを含ませながらも文香を変えていくのだった。



<文香愛欲ルート・私の卒業式エンド>

周囲に隠れた形で行われる、他者の目を意識したプレイ。エスカレートしていくそれは文香を確実に蝕んでいき、そして彼女はある日下級生からラブレターを受け取る。貞操帯とバイブを忍ばせ、告白の場に行くよう命じる晴樹。日の当たる普通の恋愛か、引き返せない肉欲に塗れた道か。そして文香は、年下の男子学生の前で自らそのスカートをたくし上げ、従属を誓う為にその告白を断る道を選んだ。
時は流れ、迎えた二人の卒業式。卒業生代表の答辞を述べていた文香は、その唐突な股間の振動に、主人の命令が下されたことを知る。全学園生徒を目の前にした壇上で、バイブの突き刺さった股間をさらけ出した文香は、主人への奴隷宣言も、その糞尿を望むまま見せ付けることもためらわなかった。優秀で誰からも愛される生徒だったはずの文香の、まるで理解の追いつかない壊れきった痴態に、友人たちや教師たちの絶叫がこだまする体育館。そうして無人となったそこで、晴樹は二人だけの世界が完成したことに満足する。

<文香純愛ルート・幸せな日々のためにエンド>

休日に文香と映画館に出かけた晴樹はそこで、彼女の父と出くわす。男と出歩いていたことに激昂し、娘の腕を取り有無を言わさず連れ帰る父。翌日文香が学園を休んだことで家に寄ろうと考える晴樹だが、それを夏弥がとどめる。厳格な家庭の櫻木の家に姿を見せれば、両親に責められるのは文香だと。そしてその翌日学園に現れた文香だが、なぜか晴樹の姿を見て顔を引きつらせ、避ける素振りを見せる。それでも文香の心の整理を待った晴樹は放課後、話の場を持つことができた。
自身を優等生たることを強いる家庭や学園からの息苦しさを伴う視線と、そこから抜け出しありのままの自身を感じることができる晴樹との時間。自身の本心のありかをわかりながらも、父が晴樹に投げかけた罵声を、文香は忘れられないでいた。ローターを返そうとする文香だが、晴樹は本心から望むことではないそれを受け入れなかった。そこへ現れた文香の父。娘の言葉を一切受け入れようとしない父の姿に、晴樹は彼女を捨て置くことはできなかった。翌日晴樹は、文香を連れて街を離れる。

新たな街で幸運にも仕事にもありつけ、平穏に満ちた文香との暮らしを始めた晴樹。文香も重圧から解き放たれたことでか、それが従来の姿だったのだろう、以前にも増して明るく積極的な姿を見せ始める。そんなある日、晴樹のアルバイト先に偶然にも、学園の友人が訪れる。妹の通草や文香の両親が心配して二人を探し回っているという報せ。その話に疑問を覚えながらも、晴樹はそれを文香に伝えた。
晴樹との日常を求めながら、だが文香はあの街へと戻ることを決めた。それは彼女が二人の触れ合いから得た強さだった。二人があの街を出て、一ヶ月が経っていた。

街に戻った二人。通草には散々泣かれた晴樹。それ以前とは打って変わって温かく接されるようになった文香。そして今晴樹は、彼女の両親にその交際を認めてもらう為に、櫻木の家に通う日々を続けている。両親にとって娘をたぶらかした男であることに変わりはなく、激しく罵倒されながら殴りつけられる晴樹。だがそれは、二人の心を引き離す障害にはもはやなり得ない。いつかはわかってもらえる日が来ると信じ、二人はその恋心を言葉と身体でもって、今日も確かめ合う。


<プレイ時間>
夏弥愛欲ルート(初回)9時間25分、夏弥純愛ルート(以下全て初めから)2時間、夏弥イベント回収2時間5分、文香愛欲ルート6時間35分、文香純愛ルート1時間50分、通草イベント解放・小梅バッドエンドルート1時間35分。計23時間30分。自力攻略。

<グラフィッカー情報・敬称略>
こうぐちもと(チーフ)、湯浅眞(サブチーフ)、ふじりん、水瀬くうる、アサヒ産商株式会社、合同会社テンスリー、爛(株式会社アルトワークス)、みやびひろ(株式会社アルトワークス)、友音(株式会社アルトワークス)、塚城渚(株式会社アルトワークス)、hira(株式会社アルトワークス)、299(株式会社アルトワークス)、トシ(株式会社アルトワークス)、合同会社シーシーエス、株式会社エンタコン、株式会社クリエンタ、合同会社ロングショット、おとぎ遊戯、broiler、AXL

<あとがき・12/7>
エロい。(賢者ヅラ)
でもねぁ…主人公がぁ…すっごい…ムカ着火ファイアー。ケツをあのまま破壊されて真理を得てほしいと思った。スイッチ入れないまま進めると主人公が死に続けるんですけど(笑)、フィ～…胸のすく思いだ…。オレは何回死ぬんだ！？次はどこから…いつ襲ってくるんだ！？オレのそばに近寄るなああーッエンド。
今までにやったリキッドとかトライアングルとか凌辱ゲーの、初めから悪の道やってる主人公とかの方がよっぽど外道なんですが、何でかこの主人公は生理的に受け入れられませんでした。たぶんオナノコたちが最初から、そしてプレイの後それでも信頼と恋慕を寄せているせいですね。後主人公の、エロ時と普段の落差が大きすぎるのも。
その彼女らのココロに対して真摯に向き合っているように見えないと、僕の目には映る。せめて自身の意に沿わずとも、彼女らの意志は尊重すべきだった。

でも抜きゲとしていいゲームなことは間違いないです。僕は縛りの美学は結構好きなので、そういう意味でも満足。夏弥の赤縄はわかっているな！赤縄って赤い糸の故事らしく、でもドロドロした刃傷話なんですよね。その赤縄が現在はだいたいSM用途というのも、なんとも考えさせられる、個人的に思うエピソード。まあ一番使えたのは拘束じゃなくて、文香コスプレ会場シーンとチアだけど。点数もなぜか2013年5位タイでした。
ヒロインに対してはおおよそ好感。逆に沙耶先生に対しては株が下がったかもしれん…。ウ○コ撒き散らしてるのにGOOD！じゃない、暴走止めてくだされ～。マゾは克服したけど人生終了じゃないですか！これじゃただの元凶じゃない！
その上せっかくの御苑園○イ氏なのにぶっかけ固定とは！飲んでもらうんだョ！ビール！一気！一気！のごとくにゴキュゴキュ喉鳴らしてもらうんだョ！もったいない…。僕感想書いたゲームだけでもう33本やってるらしいんですが、ベストオブ御○園お口ゲーは虜の契か、性飲BGVのあるえろげー！・euphoriaかなあ…。ただ後者の2本はお口自体少ないんだよね…。どなたか御○園氏ファンの方がいましたら、ぜひこの3本、というか虜の契を超える超絶お口ゲー教えてくださいエロ。同人になんかお口専門とかいう超絶ゲーがあるらしいけど、あえて顔面崩壊させている絵がちょっと…。

後地味だけどシステムが最高クラス。ちょっと重いけど。今度ローション音使用したBGSEゲームを紹介する記事を作りたい。他でこういうこと言ってる人見たことないけど、ローション生録音音源使ってちゃんとグッチョグッチョしてると、とても嬉しいと思う人は少数派なのだろうか？
しかし久しぶりに厄介なゲームを自力攻略しました。こういう任意イベント選択ゲームだと、終わった後大概、小粒イベント残りまくってるんですよね…。夏弥ルートは大量に抜けててまじで困ったんですが、周回3回で回収できたので楽でした。文香ルートは最後の1イベントが厄介すぎた。これ多分、純愛・肉欲度が一定量ないと出ないイベントは当然として、逆に後半でも一定量以上かつ一定量未満、もしくは愛欲両方一定量以上で解放されるイベントもある気がする。攻略サイトさん泣かせやね。攻略っていうかメモくらいしか書きようがなさそうだし…。ただそれでも、臭作とかクッソ面倒なタイムスケジュールゲーよりはマシか…。作業耐性はあの頃のゲームで鍛えられたんでしょうか。よくまだこんなパワーが残っていたものだ。
2段目左から5番目の「私の全てを受け止めて」と5段目左から2番目の「ハッピバースデー」は多分そのタイプのイベント解放条件だと思います。まじで鬼門級。



まあ色々書きましたが、それが当たり前なのだろうけど、どんなゲームにもいい点と悪い点を感じるのが普通ということで。感想では僕が主人公に心底事実感じたこととはいえ、更にコキ下ろしてるのでファンの方は見ない方がいいと思います。ごめニュッ！

(オトメスイッチ感想)