C￥Documents and Settings￥User￥My Document￥脳内彼女 プレイ済エロゲのストーリーを脳内に書き残しておく為のブロｇ彼女にドキュメントフォルダ開けられたら死ぬほど殴られた

<キャラクター>

　　<桜井恵梨香>
　主人公の恋人。芸能事務所で働くかたわら、端役などでテレビに出ることもあるようだ。


　　<クリスチーナ＝レノ>
　主人公が保護することになる家出少女。舌足らずな喋り方の通り、弱冠13歳の少女。


　　<マチルダ>
　ある日主人公がレストランで出会う謎めいた女性。初対面で情熱的なキスを交わすことになる。


　　<楠恭子>
　新鋭の歌手。CDなどは売り出さず、ライブのみで活動するその形態に根強いファンが多い模様。


　　<東郷沙織>
　芸能リポーターである東郷秀人の妻でスタイリスト。夫から暴力を振るわれているらしい…。


<システム>

Windows7動作不可。Windows98動作可。ボイスなし(エロあえぎのみあり)。サスペンス系ADV。

<ストーリー>

りょうまは上条警護支援事務所で働く、ボディガード兼探偵。ある日、恋人の桜井恵梨香と食事に待ち合わせたりょうまは、路上で外国人女性とぶつかってしまう。その彼女を追って通り過ぎていった、サングラスに私服という自称警官。そしてりょうまは自身の服に少なくない量の血痕が残されていたことに気づく。
恵梨香が仕事場に呼び出され手持ち無沙汰となった際に、何者かに追われている様子のマチルダという女性を助けることになったりょうま。翌日事務所で目を覚ましたりょうまの横には、昨日別れたマチルダがなぜか眠っていた。だが恵梨香との電話に気を取られていたわずかな間に、マチルダは姿を消す。



そしてりょうまは恵梨香から、彼女が働くルミーシェ芸能事務所に所属する歌手の楠恭子が脅迫を受けていることを伝えられる。その社長から恭子の身辺警護を求められるが、頬を張り合うことになってしまったその初対面は最悪で、その依頼を保留する。
事務所に戻ろうとしたりょうまだが、少女にぶつかられ、財布をすられていたことに気づく。だがその少女がトラックに轢かれそうになる瞬間を目撃し、無意識の内に彼女を助ける行動を取っていた。クリスチーヌ＝レノ(以下クリス)と名乗った13歳の少女の、教育機関にも通わされず仕事を強要される親元を飛び出した、その身の上を知ったりょうまは、その懇願もありクリスを事務所に留めることを決めた。



懇意の刑事に呼び出されたりょうまは、欧州に出張しているはずの、自身の後見人であり恩人の上条進が前日に日本で、酷く損壊された死体となって発見されたことを伝えられる。遺留品の手帳から、マルガリータという欧州人らしき女性との待ち合わせがあったはずの上条。そして前日路上でぶつかったアジア系の女性が死亡し、彼女にも男性の待ち人があったことを知る。

風俗店の店員から情報を聞き出し、著名な芸能リポーターである東郷秀人からマルガリータの名が漏れたことを知ったりょうま。ルミーシェ社長を通じての接触には失敗したが、妻である沙織の知遇を得てその自宅に招かれる。そこでりょうまは東郷の手帳の中になぜかクリスの名と、そして怪しげな白い粉を目にする。同時に発見した名刺から外国人女性専門のデート業者に連絡をとったりょうまは、マルガリータが違法薬物の名称であったことを知った。
再び東郷家を訪れたりょうまだがそこで、頭部に裂傷を負い倒れた沙織を発見する。その報せに強く動揺した恭子は、かつて二人が歪んだ恋人関係であったことを打ち明けた。そこに現れた、尋常ではない様子の東郷。恭子を泥棒猫となじり、ナイフで襲いかかってきた東郷に対して、全てが減速するかのような体感時間の中でそのナイフを突き返した、自身でも説明のつかない現象で危機を乗り切ったりょうま。血だまりの中で東郷は、沙織が与えてくれていたマルガリータを貪欲に求め、そして禁断症状の衝動はその命を奪った。
病院で目を覚ました沙織は、全てを告白する。かつて趣味の落馬中に起きた事故、その治療でモルヒネに依存した東郷。心優しかったはずの夫の変貌と暴力を前に、沙織は薬物を与えることで救いを求めた。そして涙ながらに贖罪の意志を語る。

事務所に戻ったりょうまだが、そこにクリスの姿はなかった。時間が迫っていたこともあり、はやる心を抑えながら、以前に会ったマルガリータの売人と接触する。会話の中から匂う、矢吹総合病院の教授である服部の存在。
だがそこに前触れなく警官隊が現れる。不自然なまでに驚愕し逃亡を試みた売人は射殺され、りょうまは薬物取引と東郷殺人の容疑で拘束されてしまう。漏れ聞こえた会話から、警察と病院と麻薬組織、三者の癒着を強く疑うりょうま。家宅捜索に連行されるが、事務所の門前で突如警官たちが打ち倒され、死角からマチルダが姿を現す。
マチルダの隠れ家へと身をよせたりょうま。そこにマチルダの仲間が現れる。そしてその男は死んだはずの上条その人。海外に渡ったのも、欧州に本拠をおく国際麻薬組織レノ・ファミリーの撲滅を目指しながらも核問題で身動きのとれない仏政府の意向を受けてのものだった。
りょうまとぶつかった女性、ファンも彼らの仲間であり、服部の研究データを盗み出し追われる中で、りょうまの身体にそのCDをしのばせていた。彼女を殺害した服部の部下を追い詰め、警察の目を欺く為にその死体に工作を行った警察出身の上条。CDを仏に持ち込みその外圧で日本政府を動かすことを約束して、りょうまは恵梨香のマンションへと向かう。
だがそこで二人を襲う覆面の人物。どうにか昏倒させるも、その覆面の下の素顔はクリスのものだった。そこへ大挙して押し寄せる、服部に率いられた集団。



病院の地下だという研究所で目を覚ましたりょうまの前で、この事件の真相を饒舌に語ってみせる服部。全てはりょうまの父が30年前、特異能力をもつというレノ一族の遺伝子のクローニングに成功したことから始まった。複製された3つの遺伝子はりょうまとクリス、そしてあと一人の女性に組み込まれ、やはり異常な身体及び精神能力の発意を示した。その過程で生まれたマルガリータは驚異的な身体能力の増強や脳死患者さえ回復させる向精神性をもたらしたが、反面依存性が極めて強く、健康を蝕む毒薬となる。
罪悪感に耐え切れなかったりょうまの父は違法な人体実験の告発を試みたが粛清され、事業は服部に引き継がれ手元に残ったクリスを使って研究は続けられた。実年齢と身体年齢に齟齬をきたすほどの実験の結果、今では簡単な暗示によって人間の精神をある程度操作できるまでになったという。
研究を加速させる為に更なる純粋サンプルを欲する服部は、同じレノの遺伝子を持つりょうまとクリスの受精卵を求めていた。その代替腹として拉致した恵梨香をも使おうという狂気。
だがそこに警官隊と、そして上条とマチルダが突入してくる。レノ・ファミリーの極東幹部である服部の力は行政司法の広くに浸透していたが、上条が仏政府の元で公開した研究内容は、そういった関係者の多くを失脚させていた。
抵抗する服部は研究所の爆破を試みる。地下区画には原子炉が稼動しており、施設が爆発ともなれば大惨事は免れない。マチルダはりょうまたちが退避する中一人残り、研究所の耐圧シャッターを作動させることで被害を最小限に食い止めた。

それから半年後。りょうまは何も知らないクリスと共に、事務所で生活を続けていた。日本での事件は収束したものの、りょうまにとっての事件はまだ終わっていない。恵梨香もまたその気持ちを察して、学園に通い出したクリスが卒業を迎える区切りの時期に欧州へ渡ろうと考えるりょうまに賛意を示した。
あれからりょうまの心にしこりを残す、あの時別れた彼女のこと。その時、事務所のチャイムが響き渡る。それは聞き覚えのある、だが確かに彼女の声。


<プレイ時間>
計4時間10分。

<あとがき・10/9>
話はよくできてます。ただ核心は次回持ち越しTo Be Continuedの形。次回が出て出来がよければ賞賛してました。核問題とはDGSEの某工作事件のことだろうか。
タイトルがほんのちょっと紛らわしいけどYU-NOとは関係ありません。血縁ともいえない、びみょ～な関係はちょっと似てるけど。でもYU-NOをプレイしたのは15年前くらい前にSSでなので内容はもう全然覚えてない…。エロゲ史上最高傑作圏とか呼ばれるほどのものだっただろうか…？理解できるほど脳ミソの成形が進んでなかったのかもしれない。その内またやりたい。Win版入手(ほぼ)不可能だけど。
ぱわ！PC98版3.5が3700円！買わなきゃ！PC98ノートから！