C¥Documents and Settings¥User¥My Document¥脳内彼女 プレイ済エロゲのストーリーを脳内に書き残しておく為のブロg彼女にドキュメントフォルダ開けられたら死ぬほど殴られた
注意
当ブログは成人男性向けPC用ゲーム(いわゆるエロゲー)のストーリーについてを取り扱っております。
18歳未満の方の閲覧はお控えくださるようお願い致します。
記事はゲームの主要なストーリーについてを記載してありますので、重大なネタバレ要素を多量に含みます。
作品の記事について、未プレイの方及びプレイ予定の方の閲覧は自己責任でお願い致します。
特典内容やゲームについての細かい質問等があればコメントにどうぞ。
ひめごとユニオン ~We are in springtime of life!~ (SEVEN WONDER)
2013/9/27
©PENCIL/SEVEN WONDER
(注意)
ゲームのコンセプト上予備知識を得た上でプレイされた場合、娯楽性を大きく損ないます。
プレイ予定の方は閲覧を避けて頂くよう、強く推奨いたします。
キャラ設定等はHPに詳しいのでそちらで確認を。(テキスト:3613字)
<ストーリー>
星守才蔵は古来から時の支配者に仕えてきた忍一族の末裔。現代でも諜報機関に属す星守家の跡取りとして父から簡単な仕事を任される才蔵は、旧武家の九帖聖と共に、自身の通う星見学園に現れる不審者の調査を命じられる。そこで出会った、エウレキア国の姫、ヒメリア=ラ=トゥリオン=ヒメリエール。王位継承の試練の為に、ここ星見町に隠された秘密を解き明かす必要があるというヒメリア。二人は互いの秘密を約束しあう仲となった。そして翌日、才蔵は自身のクラスにヒメリアが転校生として編入してきたことを知る。
謎を追う為に、廃部となっていた郷土史研究会を復活させたいと希望するヒメリア。学園長はその条件として、学園ジュニア部の三芳野小春が持ち込んだ正体不明の怪獣事件の解決を提示する。学園の地下にはびこっていたロボット窃盗団を、警邏中の警察用アンドロイド吹雪一式の協力もあり、解決した才蔵たち。そして毛虫に驚いた姿の影を目撃者に怪獣と思われ、それをどうにか何者かの悪戯と誤魔化そうとした、鬼の力と角を持つ小春。三人の郷土史研究会と、互いの秘密を守るないしょ同盟が発足する。
そして才蔵を追って一人の入部希望者が現れる。幼い頃に引越しで別れた、幼馴染の桐島夕輝。時を同じくして、件の「金の翼」と呼ばれるロボット窃盗団による、学園の絵画を狙った犯行予告が届けられる。父と共に吹雪一式の開発者である夕輝だが、その実彼女をベースにした吹雪は戦闘行動の際、命令と自制の葛藤で機能停止してしまう欠陥があった。これまで吹雪として事件にあたっていたのはモジュール装甲を身に纏った、他ならぬ夕輝自身だった。金の翼を退けた夕輝が新たに加わったないしょ同盟。
それからも学園を執拗に狙い続ける金の翼。学園寮の外壁の一部に使われていた、切っても再生する謎の石材を強奪していった黒ずくめの剣士。それはかつて九帖の家を捨てた聖の兄、祭。才蔵からないしょ同盟の存在を知った聖は、ヒメリアの護衛と祭を追うべく部室を訪れる。そして部屋を破壊された才蔵は、同室となった聖が女であったという秘密を知った。
そんな中で継承の文言を読み解き、学園の時計塔に隠された第一の謎にたどり着いたヒメリアたち。そこに金の翼頭領でありヒメリアの従妹であるディアーネ=ルク=エルバトス=フォンティーヌが現れ、謎を守る守護聖獣からその証であるスターカードを奪い去る。だが守護聖獣がその権利を二人に与えたことで、スターカード集めが先着順でないことを知り落胆するディアーネは、その為に設けた金の翼の解体を決めた。そして一同はディアーネの不注意から、エウレキア連合王国が銀河にまたがる宇宙の大国であることを知る。
<小春ルート>
才蔵に懐く小春。だがそのミスマッチな光景を、小春の親友である野咲芽衣はいぶかしむ。一方的な関係ではないことを芽衣に納得させる為にデートの姿を見せる二人。だがいざ二人の関係が進展を見せ始めると、小春は不安を抱くようになる。気持ちの確かな証を求める小春。
学園も夏休みに入り、王位継承問題は新たな謎に進む。ヒメリアたちは四百年前に巨大な星船が地球に墜落し、星見町の地下にそれが今も眠り続けていることを知る。数ある船の中でも最も長い、五千年の艦齢を誇る生きた星船ミルカ=ディグリム。ミルカが人と接触する際の端末である、人の形をとった学園長はそう事実を語る。
そして小春は母親のフィーリアから、自身の系統がアンバック星人という、星船と意志を疎通しそれを繰る種族の末裔であることを知った。ミルカはその修復に地球の素材をすでに多く取り込み、純血のアンバック星人であるフィーリアではもはやそれを起動させることは叶わない。それができるのは二つの血を引く小春だけだった。
フィーリアが大地に根を下ろした錨を制御し、ヒメリアとディアーネの星船であるジオとゼルマの供給するエネルギーがスターターとなり、小春がミルカのイグニッションキーの役割を果たす。そして才蔵は小春のその小さな背を抱きかかえ支えた。
そして時はほんの少し流れ、夏休みの終わりの日。起動を果たしたことで、三ヶ月ほどで完全に復活するだろうミルカについて語り合う二人。今見上げる星空も遠い存在ではなく、冬休みを利用して星々を渡る旅について思いをめぐらす。それは二人に故郷への思いを一層強くさせた。漆黒の中においていかにも頼りなく瞬く、だが一際鮮やかなその青い星。
<夕輝ルート>
なぜか再び学園に届いた犯行予告。そこに現れ絵画を持ち去った、才蔵の父がいうには星見町に存在する同業他社の、怪盗白ウサギ。窃盗ロボットの暴走によって才蔵の身にも危険が迫ったが、夕輝が意識を共有することで吹雪を遠隔操作する新装備によってことなきを得た。外部装甲の問題もあり、それからも吹雪として出撃せざるを得ない夕輝。そのことに不安を抱く才蔵は、その気持ちを生む理由に気づく。
怪盗白ウサギが再び送り込んできたロボットを追って学園地下に潜った才蔵と夕輝。だが人工通路で、夕輝がその区画に捕らわれてしまう。二人を追ってきたジオの警告で地上へと戻った才蔵は、夕輝を閉じ込めた張本人であるゼルマから説明を受けた。地下に眠る星船ミルカの端末が何者かに奪われ、その反応が吹雪のものと同一であること。そしてその端末を解析して作られたのが吹雪であり、その素体にして意識共有で繋がる夕輝が端末として星船に認識されたことがその原因と推測された。
地下のミルカが起動すれば街に甚大な被害が及ぶことが予想される中、才蔵は吹雪と共に地下へ向かう。未知の科学と接続されたことで暴走する夕輝。彼女を思い相反する反応を押さえ込んだ吹雪がその接続部である頭部のバイザーを破壊したことで、夕輝は正気を取り戻す。だが端末が失われたことでミルカは再び機能を停止し、吹雪は船内に残り二人を逃がす為の制御を試みた。
関係各所によって封鎖された地下への入り口。だが二人は吹雪を救い出す為に再びミルカへと突入する。夕輝を攻撃したことで再び自身が解き放たれることを恐れる吹雪。そんな自身の分身に対して夕輝は、人は間違いがあれば共にそれを省みることができると告げ、その手を伸ばす。
そしてそれから後のこと。警察からの出動要請に応えながら、ないしょ同盟の部室で日常を送るようになった吹雪。そして今日の相手はあの白ウサギ。吹雪は相方となった夕輝と共に星見町の日常を守り続ける。
<聖ルート>
郷土史研究会にちょっかいをかけてくる祭に対して、聖はまるで歯が立たない。九帖以外を省みない、女であることを受け入れない聖に壁を越えることはできないと告げる祭。
そうして聖は、九帖家伝来の刀を奪われてしまう。九帖の者以外には抜けず、使い手に相応しい者でなければ刀身の現れない、開祖の振るった剣。才蔵はその伝説じみた逸話と祭の行動から、それがエウレキア由来のスターカードにかかわる物品であることを見抜く。
祭に刀を奪われたことを気に病む聖。そんな彼女を捨て置くことができるほど、才蔵はパートナーに対して杓子定規ではいられなかった。
身体を重ね恋仲となった二人。そして聖は自身のあるがままを受け入れ、男を装うことをやめた。余計な力みのなくなった聖は才蔵の援護もあり、祭から刀を取り戻す。九帖の聖地である滝壷に封じられた守護聖獣から、それを召喚した二人の決着を求められた聖。
そして祭の剣を超えその敗北を悟らせた聖は、その共に歩む為の剣を守護聖獣に認められ、伝来の刀に刀身を与えられる。剣の民、トゥルーイドの。
伝来の刀に認められ、九帖分家の絡む後継問題に終止符を打った聖。それでも今は、愛する男の為に自身のできることを一つ一つ磨きたいと願うのだった。
<ヒメリアルート>
訪れた姫と星見町の青年との恋物語を、学園祭に演じることを決めた郷土史研究会。時代劇を見て興奮し部室で写真を撮っていたヒメリアの前に守護聖獣が現れる。星見町の悲恋物語を恋人と演じるという、与えられた試練。恋を知らないヒメリアだが、それを知る相手はこの星で初めて出会った友人の才蔵以外にないと明かした。そして二人は十年前、地球で出会い恋に落ちていたことを思い出す。
そんなヒメリアを案じ、エウレキアへ連れ帰ろうとするディアーネ。だが自身の配した障害を乗り越えヒメリアの元にたどり着いた才蔵をディアーネは認め、従姉であり無二の親友を託す。
そして星見悲恋物語を演じた二人は、守護聖獣によって定められていた悲恋を覆した。そんな二人に恋の意味を問う守護聖獣。二人が二人でいられる為に。その答えに守護聖獣は満足したかのように、ヒメリアとディアーネにスターカードを与えた。
解決した謎は二つ。だがこの街にはまだまだ謎が残っている。それを楽しみと感じる二人の思い。才蔵はまぶしい笑顔を前に、照れ隠しもありその答えを笑い飛ばす。
<プレイ時間>
小春ルート(初回)10時間、夕輝ルート2時間55分、聖ルート3時間30分、ヒメリアルート3時間。計19時間25分。誠也の部屋様攻略参照。
<グラフィッカー情報・敬称略>
でそ(グラフィック統括)、KeG、WHITE SOFT、有限会社スタジオナレッジ、有限会社オーバー、株式会社天沼矛、株式会社クリエンタ
<あとがき・10/4>
うーん。ヒメリアルートの最後は何度か読んでも流れがよくわからん…。悲恋だから別れなきゃならんが、それは二人とも譲れないから一緒にエウレキアに行く為に星船に乗って、そこに聖獣の強制力が働いたせいで床パカで才蔵が落ちて、それが聖獣式悲恋物語上の別れが確定したという流れだろうか。で姫が翼生やして助けたことでそれを覆した?
誰がああしたこうした、これが起きた、という風景描写のみだとわかりづらい…。やはり内心描写と設定説明は読む為に必要だ。まるでストーリーの書き出しのよう。
出来事情景描写のみだと話が読めないというのは…自分がよくやってますね…。
2013/9/27
©PENCIL/SEVEN WONDER
(注意)
ゲームのコンセプト上予備知識を得た上でプレイされた場合、娯楽性を大きく損ないます。
プレイ予定の方は閲覧を避けて頂くよう、強く推奨いたします。
キャラ設定等はHPに詳しいのでそちらで確認を。(テキスト:3613字)
<ストーリー>
星守才蔵は古来から時の支配者に仕えてきた忍一族の末裔。現代でも諜報機関に属す星守家の跡取りとして父から簡単な仕事を任される才蔵は、旧武家の九帖聖と共に、自身の通う星見学園に現れる不審者の調査を命じられる。そこで出会った、エウレキア国の姫、ヒメリア=ラ=トゥリオン=ヒメリエール。王位継承の試練の為に、ここ星見町に隠された秘密を解き明かす必要があるというヒメリア。二人は互いの秘密を約束しあう仲となった。そして翌日、才蔵は自身のクラスにヒメリアが転校生として編入してきたことを知る。
謎を追う為に、廃部となっていた郷土史研究会を復活させたいと希望するヒメリア。学園長はその条件として、学園ジュニア部の三芳野小春が持ち込んだ正体不明の怪獣事件の解決を提示する。学園の地下にはびこっていたロボット窃盗団を、警邏中の警察用アンドロイド吹雪一式の協力もあり、解決した才蔵たち。そして毛虫に驚いた姿の影を目撃者に怪獣と思われ、それをどうにか何者かの悪戯と誤魔化そうとした、鬼の力と角を持つ小春。三人の郷土史研究会と、互いの秘密を守るないしょ同盟が発足する。
そして才蔵を追って一人の入部希望者が現れる。幼い頃に引越しで別れた、幼馴染の桐島夕輝。時を同じくして、件の「金の翼」と呼ばれるロボット窃盗団による、学園の絵画を狙った犯行予告が届けられる。父と共に吹雪一式の開発者である夕輝だが、その実彼女をベースにした吹雪は戦闘行動の際、命令と自制の葛藤で機能停止してしまう欠陥があった。これまで吹雪として事件にあたっていたのはモジュール装甲を身に纏った、他ならぬ夕輝自身だった。金の翼を退けた夕輝が新たに加わったないしょ同盟。
それからも学園を執拗に狙い続ける金の翼。学園寮の外壁の一部に使われていた、切っても再生する謎の石材を強奪していった黒ずくめの剣士。それはかつて九帖の家を捨てた聖の兄、祭。才蔵からないしょ同盟の存在を知った聖は、ヒメリアの護衛と祭を追うべく部室を訪れる。そして部屋を破壊された才蔵は、同室となった聖が女であったという秘密を知った。
そんな中で継承の文言を読み解き、学園の時計塔に隠された第一の謎にたどり着いたヒメリアたち。そこに金の翼頭領でありヒメリアの従妹であるディアーネ=ルク=エルバトス=フォンティーヌが現れ、謎を守る守護聖獣からその証であるスターカードを奪い去る。だが守護聖獣がその権利を二人に与えたことで、スターカード集めが先着順でないことを知り落胆するディアーネは、その為に設けた金の翼の解体を決めた。そして一同はディアーネの不注意から、エウレキア連合王国が銀河にまたがる宇宙の大国であることを知る。
<小春ルート>
才蔵に懐く小春。だがそのミスマッチな光景を、小春の親友である野咲芽衣はいぶかしむ。一方的な関係ではないことを芽衣に納得させる為にデートの姿を見せる二人。だがいざ二人の関係が進展を見せ始めると、小春は不安を抱くようになる。気持ちの確かな証を求める小春。
学園も夏休みに入り、王位継承問題は新たな謎に進む。ヒメリアたちは四百年前に巨大な星船が地球に墜落し、星見町の地下にそれが今も眠り続けていることを知る。数ある船の中でも最も長い、五千年の艦齢を誇る生きた星船ミルカ=ディグリム。ミルカが人と接触する際の端末である、人の形をとった学園長はそう事実を語る。
そして小春は母親のフィーリアから、自身の系統がアンバック星人という、星船と意志を疎通しそれを繰る種族の末裔であることを知った。ミルカはその修復に地球の素材をすでに多く取り込み、純血のアンバック星人であるフィーリアではもはやそれを起動させることは叶わない。それができるのは二つの血を引く小春だけだった。
フィーリアが大地に根を下ろした錨を制御し、ヒメリアとディアーネの星船であるジオとゼルマの供給するエネルギーがスターターとなり、小春がミルカのイグニッションキーの役割を果たす。そして才蔵は小春のその小さな背を抱きかかえ支えた。
そして時はほんの少し流れ、夏休みの終わりの日。起動を果たしたことで、三ヶ月ほどで完全に復活するだろうミルカについて語り合う二人。今見上げる星空も遠い存在ではなく、冬休みを利用して星々を渡る旅について思いをめぐらす。それは二人に故郷への思いを一層強くさせた。漆黒の中においていかにも頼りなく瞬く、だが一際鮮やかなその青い星。
<夕輝ルート>
なぜか再び学園に届いた犯行予告。そこに現れ絵画を持ち去った、才蔵の父がいうには星見町に存在する同業他社の、怪盗白ウサギ。窃盗ロボットの暴走によって才蔵の身にも危険が迫ったが、夕輝が意識を共有することで吹雪を遠隔操作する新装備によってことなきを得た。外部装甲の問題もあり、それからも吹雪として出撃せざるを得ない夕輝。そのことに不安を抱く才蔵は、その気持ちを生む理由に気づく。
怪盗白ウサギが再び送り込んできたロボットを追って学園地下に潜った才蔵と夕輝。だが人工通路で、夕輝がその区画に捕らわれてしまう。二人を追ってきたジオの警告で地上へと戻った才蔵は、夕輝を閉じ込めた張本人であるゼルマから説明を受けた。地下に眠る星船ミルカの端末が何者かに奪われ、その反応が吹雪のものと同一であること。そしてその端末を解析して作られたのが吹雪であり、その素体にして意識共有で繋がる夕輝が端末として星船に認識されたことがその原因と推測された。
地下のミルカが起動すれば街に甚大な被害が及ぶことが予想される中、才蔵は吹雪と共に地下へ向かう。未知の科学と接続されたことで暴走する夕輝。彼女を思い相反する反応を押さえ込んだ吹雪がその接続部である頭部のバイザーを破壊したことで、夕輝は正気を取り戻す。だが端末が失われたことでミルカは再び機能を停止し、吹雪は船内に残り二人を逃がす為の制御を試みた。
関係各所によって封鎖された地下への入り口。だが二人は吹雪を救い出す為に再びミルカへと突入する。夕輝を攻撃したことで再び自身が解き放たれることを恐れる吹雪。そんな自身の分身に対して夕輝は、人は間違いがあれば共にそれを省みることができると告げ、その手を伸ばす。
そしてそれから後のこと。警察からの出動要請に応えながら、ないしょ同盟の部室で日常を送るようになった吹雪。そして今日の相手はあの白ウサギ。吹雪は相方となった夕輝と共に星見町の日常を守り続ける。
<聖ルート>
郷土史研究会にちょっかいをかけてくる祭に対して、聖はまるで歯が立たない。九帖以外を省みない、女であることを受け入れない聖に壁を越えることはできないと告げる祭。
そうして聖は、九帖家伝来の刀を奪われてしまう。九帖の者以外には抜けず、使い手に相応しい者でなければ刀身の現れない、開祖の振るった剣。才蔵はその伝説じみた逸話と祭の行動から、それがエウレキア由来のスターカードにかかわる物品であることを見抜く。
祭に刀を奪われたことを気に病む聖。そんな彼女を捨て置くことができるほど、才蔵はパートナーに対して杓子定規ではいられなかった。
身体を重ね恋仲となった二人。そして聖は自身のあるがままを受け入れ、男を装うことをやめた。余計な力みのなくなった聖は才蔵の援護もあり、祭から刀を取り戻す。九帖の聖地である滝壷に封じられた守護聖獣から、それを召喚した二人の決着を求められた聖。
そして祭の剣を超えその敗北を悟らせた聖は、その共に歩む為の剣を守護聖獣に認められ、伝来の刀に刀身を与えられる。剣の民、トゥルーイドの。
伝来の刀に認められ、九帖分家の絡む後継問題に終止符を打った聖。それでも今は、愛する男の為に自身のできることを一つ一つ磨きたいと願うのだった。
<ヒメリアルート>
訪れた姫と星見町の青年との恋物語を、学園祭に演じることを決めた郷土史研究会。時代劇を見て興奮し部室で写真を撮っていたヒメリアの前に守護聖獣が現れる。星見町の悲恋物語を恋人と演じるという、与えられた試練。恋を知らないヒメリアだが、それを知る相手はこの星で初めて出会った友人の才蔵以外にないと明かした。そして二人は十年前、地球で出会い恋に落ちていたことを思い出す。
そんなヒメリアを案じ、エウレキアへ連れ帰ろうとするディアーネ。だが自身の配した障害を乗り越えヒメリアの元にたどり着いた才蔵をディアーネは認め、従姉であり無二の親友を託す。
そして星見悲恋物語を演じた二人は、守護聖獣によって定められていた悲恋を覆した。そんな二人に恋の意味を問う守護聖獣。二人が二人でいられる為に。その答えに守護聖獣は満足したかのように、ヒメリアとディアーネにスターカードを与えた。
解決した謎は二つ。だがこの街にはまだまだ謎が残っている。それを楽しみと感じる二人の思い。才蔵はまぶしい笑顔を前に、照れ隠しもありその答えを笑い飛ばす。
<プレイ時間>
小春ルート(初回)10時間、夕輝ルート2時間55分、聖ルート3時間30分、ヒメリアルート3時間。計19時間25分。誠也の部屋様攻略参照。
<グラフィッカー情報・敬称略>
でそ(グラフィック統括)、KeG、WHITE SOFT、有限会社スタジオナレッジ、有限会社オーバー、株式会社天沼矛、株式会社クリエンタ
<あとがき・10/4>
うーん。ヒメリアルートの最後は何度か読んでも流れがよくわからん…。悲恋だから別れなきゃならんが、それは二人とも譲れないから一緒にエウレキアに行く為に星船に乗って、そこに聖獣の強制力が働いたせいで床パカで才蔵が落ちて、それが聖獣式悲恋物語上の別れが確定したという流れだろうか。で姫が翼生やして助けたことでそれを覆した?
誰がああしたこうした、これが起きた、という風景描写のみだとわかりづらい…。やはり内心描写と設定説明は読む為に必要だ。まるでストーリーの書き出しのよう。
出来事情景描写のみだと話が読めないというのは…自分がよくやってますね…。
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