C￥Documents and Settings￥User￥My Document￥脳内彼女 プレイ済エロゲのストーリーを脳内に書き残しておく為のブロｇ彼女にドキュメントフォルダ開けられたら死ぬほど殴られた

<ストーリー>

年上の幼馴染である眞柴麻優子に憧れ続けた水上恭介。親友の尾ノ寺雅也も恭介と同じ思いを抱いていたが、麻優子が引越すことになり別離を余儀なくされた三人。
短くない時間が過ぎ、恭介と雅也が大人の境に差し掛かった頃。二人の通う学園に、麻優子が教師として赴任することとなった。計らずも巡り会った幸運を喜び合う三人。色あせない積年の思いを伝えることを決めた雅也は、同時に恭介にもそれを促す。だがその告白は、職業倫理に縛られる麻優子には受け入れられなかった。それでもその思いが本物であることは疑いなく信じた麻優子。二人の卒業まで待つという言葉があったからこそ、二人の肉体的な求めを強く拒めない。一度きりの過ちだったはずの、歪んだ関係。
将来に含みを持たせたものの少なくとも今は、いずれの恋人にもなれないと告げる麻優子。だが若い男である二人には、その断絶さえ果てしない苦行に思われた。年下の幼馴染の、がむしゃらな交わり。教師として凛とあらねばならないと思いながらも、女の本能はままならない。それがどういう結果を招くか知りながら、二人を家に上げることを止められなかった。



麻優子にふさわしい男となることを決意し、まずは期末試験を目指す恭介と雅也。彼女の家で勉強を見てもらいながら、これまで人並み程度の努力しか払っていなかった勉強に打ち込み始める。
目先に映る目標が欲しい二人はそれを麻優子の身体に求める。幾度も身体を重ねて知らず知らずの内に、秘めるべき異常性に無頓着となっていく三人。教室での乱交を、恭介と雅也のクラスメイトでもう一人の幼馴染である笹目塚結衣に目撃されてしまう。三人の関係を誰にも明かさない代わりに、恭介を思う自身の気持ちを受け入れてほしいと願う結衣。(※1)
結衣の言葉にも、自身の気持ちを偽れなかった恭介。気丈にそれを受け止めた結衣は、その事実を胸に仕舞うことを誓った。なおも二人を立ち返らせる為に距離を取る麻優子。尋常でない様子の恭介と雅也を見た担任教師の三本木は、三人の間で起きたのであろう何かしらの事情を察し、より大人に近い麻優子の背を押した。そして麻優子は二人に決別の言葉を告げる。子供と大人の曖昧な境目のまま、二人は答えを出さなければならなかった。(※3)



それでもなお麻優子への思いを捨てきれず、彼女を苦しめてでも我を通すという雅也。だが一方の恭介は麻優子の顔を思い浮かべ、その心を揺らがせていた。
翌日、麻優子の思いを推し量った結衣の言葉に、側に居続けることだけが愛情ではないと思わされた恭介。そして生涯その喪失感を傍らで埋めていきたいという結衣の言葉に答えを返す。(※2)



麻優子への火を燻らせたまま結衣の好意を利用することだけはできなかった恭介。そして二人は三本木から、どれだけ道を誤ろうとも教師である自身がそれでいられる間は尻拭いをし、正しい道に導いてやると伝えられる。それが、気軽に教師という職を選び、その職責に否応なしに大人たることを強いられる結果となった、彼の思いだった。(※4※5)

<第1エンド・4Pルート>

(※1)
それまでの日常を守る為に恭介は、結衣の望みを聞き届けた。新たに始まった四人での関係。それが時を置いてもたらしたものは、彼らがあの頃に望んだ未来からはかけ離れていた。
いずれかの子を妊娠した麻優子と結衣。幸せだと呟く彼女たちだが、その目はどこか虚ろだった。恭介と雅也にしても目の前の身体をむさぼるだけで、なぜ彼女たちと身体を重ねているのか、その理由さえ思い出せない。
学園はすでに辞め、もはや出ることさえなくなった麻優子の家という名の檻。そして今日も四匹の獣の繁殖行為は続く。

<第3エンド・麻優子ルート>

(※3)
それでも現在の環境のまま時を置くことを恐れ、麻優子を求めた二人。その気持ちはやはり三人互いに同じで、麻優子は正しいことや普通であることの、とるべき側を諦めた。



そしてそんな三人の学園での行為は当然、見回りの警備員によって明るみとなる。内々の処分に動く学園。二人を庇った麻優子は、恭介と雅也のあずかり知らぬまま、全ての責任を被り学園を去った。
それを知った二人は全てを捨てて麻優子を追うことを決めた。その朝、結衣と三本木が二人の前に現れる。麻優子の決断や自身と結衣の行動への裏切り以外の何物でもないその選択を間違いと断じ、引き止める三本木。心底二人を案じ、全てを知ってなお個人としては共感さえ寄せていた担任の心情を、以前の会話から痛いほどに理解しながらも、恭介の足は止まらなかった。

様々な業者を渡り歩き、ついに麻優子の所在を探し当てた二人。驚き悲しみながらも、麻優子は二人を迎え入れる。新天地で教職に再び就いた麻優子と、それぞれの仕事を始めた二人。
そして幾つかの時が過ぎ。三人は今日、三人だけの結婚式の日を迎えた。間違い続け、省みず、歪みきった恋の果て。それでもそれは彼らにとって、確かな愛として結実した。そしていつまでも続いていく、三人が正しくいられるその世界。



<第2エンド・結衣ルート>

(※2)
結衣の言葉を受け入れた恭介。そして今は無理でも、いつか結衣に報いてやりたいと願った。彼女の身代わりではなく。
恭介の決断は、親友の代弁者であろうとした雅也にもまた、三人で一つの関係が終わりを迎えたことを悟らせた。そんな二人と最後の抱擁を交わす麻優子。譲れないものを失った三人はその日、ほんの少しだけ大人へと近づいた。

それから、雅也が夢を叶えサッカー選手に、麻優子がベテラン教師となる程度の、幾ばくかの時が流れた。結衣の間にも子供ができ、平穏な暮らしを営んでいた恭介。長男が育ち、新たな家族計画を考える頃になっても、それは変わらない。
そして恭介は今日も結衣に愛の言葉をささやく。いつまでも共に、変わらない愛という、大人になった今だからこそ誓える言葉。この先幾らかの困難があろうとも、二人の思いもまた変わることはないだろう。

<第4エンド・麻優子ルート(2)>

(※4)
求めることだけが愛、そして、愛することを覚悟しなければならなかった、歪んだ関係。三人がそれを解消したことで、再び変哲のない日常が訪れた。そして学園を卒業した恭介は教師となり、雅也はサッカークラブ入りを果たす。
ようやく大人と呼べるまでになった二人は、数年来ぶりに学園寮前で待ち合わせた。あの時果たせなかった誓いを遂げる為に、その扉を叩く。それは、歪んだ恋を辿った三人の、だがもはや誰もが口を差し挟むことなどできない、確かな愛の形。

<第5エンド・麻優子ルート(3)>

(※5)
求めることだけが愛、そして、愛することを覚悟しなければならなかった、歪んだ関係。三人がそれを解消したことで、再び変哲のない日常が訪れた。そして学園を卒業した恭介は教師となり、雅也はサッカークラブ入りを果たす。
ようやく大人と呼べるまでになった二人は、数年来ぶりに学園寮前で待ち合わせた。あの時果たせなかった誓いを遂げる為に、その扉を叩く。どちらが選ばれても恨みっこなしという、あの時結んだ男の誓い。麻優子は二人の成長を見届けた喜びに声を詰まらせながら、そして生涯を添い遂げる、ただ一つのその手を取った。


<プレイ時間>
第1エンド・4Pルート(初回・以下巨乳パッチ導入版)7時間5分、第3エンド・麻優子ルート1時間45分、第2エンド・結衣ルート1時間20分、第4エンド・麻優子ルート(2)15分、第5エンド・麻優子ルート(3)10分。計10時間35分。
アンケート追加シナリオ20分、S店舗特典ストーリー(麻優子追加)30分。計50分。
気がつけば複数買い。様攻略参照。

<印象に残ったシーン>





<グラフィッカー情報・敬称略>
さくやついたち(グラフィック管理)、江からす、ぺろきち、黒鳥、たかなしA、ごろむ、只野あきら、社(有限会社アフェス)、monkey(有限会社アフェス)、河合克巳、高瀬ひろ、一睡、トン☆ヌラ、ぽん介、studio-outline、干支神一夜

<あとがき・9/24>
三本木先生は何か傷をえぐるようなことを言うのやめてください！寝込んでオナーイを諦めるオッサンもいるんですよ！煙草はそういえばウチの親父も姉が産まれる前まで吸ってたらしいです。フーン！じゃあ俺が吸ってもいいだろ！＼子供の人格の自主性を尊重！弾圧断固阻止！差別差別！／
と当時は何も思い至りませんでしたが、今にして思えばそういうことなんだろうか。煙草もまだやめられていません。酷ぇこと言ってゴメンなぁ…親父ィ…。
まあ別に死んでませんけど。
それにしてもエンドの幅については、多少開きが小さかったです。発売前、Waffleの掲示板にも書きましたが、男二人の間での裏切り+周囲バレ+二人で逃避行(人間失格エンド)と、三人心中エンド、嫉妬でブスリ(刃傷沙汰エンド)辺りはあるかと思ってました。それよりは、より愛が前面に出されてましたね。愛すべき馬鹿よ、幸せになれ。ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ。
しかし「ゆがんだ」か「ひずんだ」か、読みのよくわからんゲームは困る。このゲームは公式URLでわかるから全然いいけど。今継続プレイ中の旧作ゲーとかどう読むのかわからんで困る…。
上は全く内容に触れてませんが、やっぱ僕このゲーム好きな部類に入っちゃうな…。

(感想：歪んだ恋愛模様)