C￥Documents and Settings￥User￥My Document￥脳内彼女 プレイ済エロゲのストーリーを脳内に書き残しておく為のブロｇ彼女にドキュメントフォルダ開けられたら死ぬほど殴られた

<ストーリー>

兜豪は、祖母が学園長を務める聖ブリュンヒルデ女学園にただ一人在学する男子学園生。ある日豪が目を覚ますとそこには、自身にまたがる玲瓏たる美人。都瑠璃子。兜家の分家にして自身の許婚となる女性だった。
そして時を同じくして学園に編入することになった、ヴァギュスティーヌ王国王女のエリーゼ・ド・ヴァギュスティーヌとその従者のクラリス・フランソワーズ・ド・フラン。



豪の周囲を取り巻いていた、幼馴染で生徒会会長の御剣幸やクラスメイトの芝桜すもも。そして最強の騎士にして、豪の実姉である不二子。そこに三人の新たな女性たちが加わる中、ミドル・ウォー・フェスティバル(MWF)と呼ばれる学園イベントが始まる。甲冑武闘という、ブリュンヒルデでも裾野の広い、世界的なスポーツ。選ばれた生徒を巡って騎士たちが戦うそのイベントで、豪は学園長の独断によってその「王」という役を与えられる。

<すももルート>

MWFの初戦を勝利で飾ったすももだが、何故かその表情は晴れない。疲労で倒れるほどに訓練で自身を追い込むすももを見た豪は、その胸に感じた痛みの正体を知る。それを打ち明けた豪を、同じ思いを抱いていたすももも受け入れた。
実家の農家を継ぐ身で、この大会が最後の挑戦となるすもも。甲冑武闘が好きだという思いだけは誰にも負けない彼女だったが、瑠璃子を相手に惜しくも敗れてしまう。だが豪の言葉を聞き、大切なものを見失わずに済んだ。
そしてMWFが終わり始まった夏休み。すももの実家へと向かった豪はそこで、父を説得した彼女が甲冑武闘を捨てずに済んだことを知った。彼女の父にその交際を告げた二人。その白紙の未来は今綴られ始めたばかり。



<幸ルート>

売り言葉に買い言葉で、身体の関係を持ってしまった幸と豪。親友と思っていた彼女に半ば勢いで手を出してしまった豪は後悔を抱いたが、幸は憎まれ口を叩きながらも生徒会会長としてそれを問題にすることはなかった。親友の関係など望んでいなかった幸。そして二人はその気持ちを交し合い、収まるべき関係へと収まった。
MWFを勝ち進み決勝戦を迎えた幸だが、その直前に軽くない怪我が明らかとなる。王としての名を使い決勝戦の無効試合を宣言した豪。生徒会会長の努力を知っていた観客からは、その決断は拍手を持って迎えられた。
本来は優勝者のみの名誉である、王とのダンス。月下に二人きりで舞いながら、二人はまだまだ続く、その未来を語り合う。



<不二子ルート>

かつて打撃を頭に受け、恐怖から剣を持てなくなった豪と、その原因である不二子。学園OBとして騎士たちへの指導の傍らで、騎士への復帰を望む弟をどうにか支えようと、不二子はその稽古役を買って出る。だが快復の兆しも見えないままMWFも終わり、進退窮まる豪。まだ時間はあると励ます瑠璃子だが、不二子はそれを許さなかった。
当てのない望みにすがりつき進むべき別の道も見出せない、その生き方に引導を渡すことを決めた不二子。一生癒えない傷を残すことで騎士への未練を断ち切らせ、そしてその一生を側で支えていく覚悟だった。そんな姉の初めてともいえる殺意を浴びて、無我夢中で剣を取った豪。その太刀筋は往年の一閃となって不二子の剣を超えた。



不二子と共に騎士としての道を再び歩み始めた豪。訓練に励む中で、姉から投げ渡された体温計のようなもの。それは二人の間の新たな関係を告げる嚆矢だった。

<エリーゼルート>

日本文化に造詣のないエリーゼを丸め込む形で、性と武闘の手ほどきを行う豪。そんな歪な形で始まった豪とエリーゼだが、王族という立場はやはり、寄り合っていく二人の気持ちを許しはしない。目を覚ますよう幾度も進言しながらも、ついには主君の意志を翻すことができなかったクラリス。主従の二人は互いに譲れないものの為に、剣戟の舞台へと立った。
そしてエリーゼを破り優勝を果たしたクラリスは、その権利を主へ譲った。王と騎士の舞踏の、最後の抱擁を交わしながら、豪は恋人に誓う。

それから半年後。エリーゼの隣に並ぶにふさわしい最強の騎士となるべく、再び剣を取り始めた豪。だがそんな中でヴァギュスティーヌ王国王女の懐妊がニュースとして流れ、豪は再び学園に現れたクラリスに拉致されてしまう。見知らぬ独房に放り込まれた豪の前に姿を見せた身重のエリーゼ。
王女と異端児との恋物語は、数奇な運命を辿りながら、多くの幸福に恵まれたという。



<瑠璃子ルート>

感情の起伏が平坦なように映る瑠璃子。毒舌を吐きながらも性的に従順な伴侶の存在は、豪の胸中を騒がせる。兜家の慧眼司心流を第一に考える瑠璃子の半ば強制じみた提案で、事故から剣を握れなくなった豪はその鍛錬を行うことになった。どこか見覚えのある、瑠璃子の剣の型。それはかつての豪が、慧眼司心流の面々と渡り合ってきた際の立ち回りだった。

自身の気持ちが瑠璃子へと流れていくことを抑えられない豪。だが瑠璃子が家に縛られているのではないかという考えが、頭から離れないでいた。身体の重ね合わせの中でその思いを伝えた豪は、幼い頃剣に迷った瑠璃子がかつての自身の姿を支えにしていたことを知る。
そして迎えたMWFの決勝。クラリスを下し豪の手を取った瑠璃子は、預けたままにしていたその答えを返す。

その数ヵ月後。優勝の副賞として校則に一つ、望みのままの附則を加える権利を得た瑠璃子。二人は学園公認のカップルとなった。柔らかい表情を浮かべるようになった、以前とは変わった瑠璃子と、変わらない豪。少しずつ移ろいゆく、二人の未来。



<クラリスルート>

エリーゼの為に男より騎士らしくあろうとするクラリス。そんな彼女に恋心を抱いていることをはっきりと自覚した豪は、それを打ち明けることにためらう。
なし崩し的に、それこそ事故のような形で始まった、二人の身体の関係。だがそれはクラリスの凝り固まった芯を揺らすには充分だった。自身が女であることをついに認めたクラリス。

そしてMWF決勝戦。国と主君の為だけの剣に迷いを生じさせていたクラリスは、瑠璃子の前に敗れる。それでも捨てきれないその思い。祖国への帰路につくエリーゼを前にクラリスは、日本に留まり、兜家を継ぐ意志の豪と共に歩む決意を伝える。
家族と思っていたクラリスの初めてのわがままを許したエリーゼ。その希望で、二人の幸せな姿をその見送りとする舞踏会が開かれた。別れは涙ではなく。そしてそれは勝ち得なかった二人に対する、エリーゼからのささやかな贈り物だった。




<プレイ時間>
すももルート(初回)2時間30分、幸ルート1時間10分、不二子ルート1時間15分、エリーゼルート1時間40分、瑠璃子ルート2時間、クラリスルート2時間。計10時間35分。ラキオス王国様攻略参照。

<グラフィッカー情報・敬称略>
ミニョン＠すももは俺の嫁(グラフィックチーフ)、オロロン＠おもらしブッカケ丸、カズウミ＠God of masturbation

<あとがき・9/19>
エロいんですけど…色々としこりが残るゲーム。おしっこしたい最中に抜いた時、事後に管辺りに感じるあの違和感みたいな。
感想はもうここに書けばいいんじゃないかなと思ったんですが、不満があるとやはり書きづらい。やはり住み分けか。