C￥Documents and Settings￥User￥My Document￥脳内彼女 プレイ済エロゲのストーリーを脳内に書き残しておく為のブロｇ彼女にドキュメントフォルダ開けられたら死ぬほど殴られた

<キャラクター>

　　<久遠寺明日香>
　主人公の妹。親友を兄に抱かせその光景を楽しむなど、その性向は破綻しておりかつ享楽的。
　ある出来事から兄と肉体関係を持ち、以降何かと手玉に取ろうとするようになった。だがその小生意気な口調の裏には一つの真摯な感情がこめられている。



　　<秋葉真結美>
　明日香の親友。明日香に言われるままに主人公と関係を持つが、その気持ちは本物。
　非常に甘えたがりで、思い通りにならない主人公を時には張るなど、感情を制御できていない一面も。男色に興味があるらしい…。



　　<榊原瑞紀>
　主人公の担任。英語教師で、主人公の所属する剣道部の顧問でもある。妥協を許さない厳格な性格で生徒たちから恐れられている。
　だがそんな彼女が、言づてもなく部活に姿を見せないことが時折ある…。



　　<クリスティーヌ・ラッセル>
　学園の留学生。例に漏れず、日本文化に多大な誤解を持つブロンド娘。性に対して奔放であけすけ。
　主人公を気に入り、あるパーティーへと誘うが…。



　　<瀬名真琴>
　主人公の先輩で剣道部の主将。全国レベルの選手であり、女部員ばかりの部中、唯一まともに立ち会える主人公をよく練習台にしている。
　主人公にとっては距離感の掴みづらい相手の一人である。



　　<瀬名晶>
　真琴の弟で、主人公と同じく希少な男子剣道部員。線が細い見た目同様、奥手で大人しい性格。
　なぜか主人公を熱っぽい目で見ていることがよくある…。



　　<？？？>
　主人公の夢に現れる女性。その度に、頭が割れんばかりの痛みに主人公は目を覚ます。



<システム>

Windows7動作可。
オーソドックスなADV。エンディングへの行動によって次巡回の性格が変動し、それによって展開に変化が起こる。

<ストーリー>

※エンディング数が多岐にわたる為にトゥルーエンドのみ記載してあります。

県立誠清校に通う学生、久遠寺宗治。道を歩けば誰もが振り返らずにはいられない、極めて人をひきつける容姿の持ち主。それを望んで生まれるわけではない子供だがその為に、宗治は幼少の頃、両親から酷い性的虐待を受けていた。他者への愛情と性に対する良識が欠如するほどに歪められた過去は、それから解放されて幾年を経た宗治を未だ無気力と惰性に縛り付けている。
そんなある日、妹の明日香が親友の真結美を連れて家へ帰ってくる。自身に強烈な憧憬を持った真結美を宗治は、明日香の言うがままに抱く。
取り巻く女性たちに対して何の感慨も抱かない宗治。その壊れたココロの行方は。

<エンド16・My pretty bride>

真結美を抱いて以来、不思議と彼女が気にかかる宗治。そんな初めての経験に戸惑いを覚えながらも、気がつけば宗治は真結美たちのいる学園へと足を向けていた。
明日香の存在を振り切れず、その場を逃げ出す真結美。そんな彼女を追いかけ抱きすくめた宗治は自身といてほしいと告げる。
未だにその気持ちがどういったものなのかわからず、だが腕の中で睦言をささやく真結美を見ていれば、こういったものも悪くはない。宗治はそんな風に思っていた。



<エンド24・Immoral Wedding>

二人の交わりを見ながら悦に入り高揚する明日香。そんな妹に身体をむさぼられながら、宗治はいつかのことを思い出す。両親と同じように身体を求め、だが涙を流す妹に嫌悪を感じなかった幼い頃の記憶。
えもいわれぬ感情が沸き立った宗治は、ある日思わず明日香を押し倒す。それに抵抗するどころか歓喜の涙を流す明日香。いつしか兄を男として愛するようになり、だが血縁は決して二人のそんな未来を認めようとはしない。明日香にとってそれまでの行動はそんな暗く濁った閉塞感から来るもので、嫌われているとさえ思っていた兄から初めて求められた結果に、喜びこそすれ拒むなどという考えはなかった。
明日香の思いを知った宗治は、二人だけの結婚式を挙げることを決めた。明日香からの愛の言葉。そして宗治は、その言葉に素直な感情を返すことができた。



<エンド21・I wish you to hear my all>

お堅い行き遅れの女教師。瑞紀へのそんな口さがない噂に対して、宗治が感じる印象もまたそれと似通ったものだった。だがある日宗治は街で、髪を下ろしスーツを着崩した、まるで別人かと見まがう瑞紀のあでやかな姿を目にする。それを口外しない代わりに、その身体を自由にすることを求めた宗治。
教師と生徒という許されない、ひりつくような関係に溺れていく二人。だがそのさなか、宗治の脳裏にある光景が甦る。長い髪の儚げな女性との情事、そしてその首をねじり上げる自身の手。突如前後不覚となり叫び出した宗治に対して、瑞紀はその落ち着きを待ち、狂態の心当たりについて尋ねる。それに口ごもるしかない宗治。瑞紀はいつか時が来た時に話してくれればいいと語った。なぜそんなことをという宗治の問いに、瑞紀は愛しているからと答えを示す。



時がいくつか過ぎ宗治は放課後決まって、瑞紀のアパートに通うようになった。その間、幾度も繰り返した身体の重ねあい。そこに以前はその意味さえ知らなかった、安らぎを感じていた。
弟だけを愛し、両親を消し、そして愛する男の中で永遠となる為に、眼下の首を絞め、恐怖に駆られ首を絞め返した弟に抵抗しなかった姉。宗治は未だ瞼の裏に残る、華澄の、愛しいその幻影に別れを告げる。
そして宗治は彼女にどこか似た、心から愛する女性に、その口を開いた。




<プレイ時間>
1～5巡目(END1、17、16、24、9、5、7、2、3、23、8)2時間25分、性格外道ルート(END6、9、21、19、18、4、14、11、12、15、10、13、22、20)3時間20分、おまけシナリオ10分。計5時間55分。

<あとがき・7/26>
エンド21…う、美しい…。本当にインモラルですね、昔から結構好きなゲームです。このゲームが自己採点61点。殴りたい…。
このゲーム当時はバリやばかったので回収されたそうですが、今この設定のゲーム新作出てもフツーゥですよね。愛こそが正義、いい時代になったものだ…。
古いゲームでは、メガネキャラが出てもまぐわう度になぜかメガネを外すことが多いですが、このゲームではそういったことがないです。メガネごと顔にぶっかけられる真結美は実によく心得ている。瑞紀は先生モードでのまぐわいの時だけ、きちんとお局的小縁メガネを装着してるんですよね。素晴らしい…。メガネ○ストドレッサー賞は98年に遡及して市川氏へ追贈するべきだ。